公開日:2024年2月18日
執筆者:水口貴博

問題意識を持つ30の方法

  • あらゆる問題は
    「時限爆弾」と言い換えられる。
問題意識を持つ30の方法

あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。

「問題」という言い方は、少し緊張感が足りません。
「問題=小さなこと」のように感じられ、切迫感がないのです。
試験問題のように、ちょっとしたことのように思われがちです。

違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。

トラブルに強くなるためには「違和感」を大切にしましょう。
いつもと様子が違うと、違和感を覚えます。
「あれ、何か変だぞ、おかしいぞ」と思うのです。

今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。

今すぐ解決が必要な問題は、誰でもすぐ取りかかります。
たとえば、緊急で重要な問題の場合、後回しは言語道断です。
今すぐ解決が必要な問題は、1分1秒でも早く取りかかることが求められます。

「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。

最初から問題を解決する気がない人がいます。
「どうせ解決できない」「なるようにしかならない」「ほったらかしで良い」と、諦めの言葉を口にします。
人から「やるだけやってみましょうよ」と背中を押されても「無意味」「無駄な努力」と否定します。

小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。

小さな問題は、多くの人が軽視しがちです。
「小さなことだから、ほうっておけばいいだろう。別にどうってことない。誰も気づかないに決まっている」と考えることが多い。
たしかに無視しても問題ないケースもあるでしょう。

問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。

問題に取り組むとき、大きな理由を述べる人がいます。
「社会貢献のために全力を尽くします!」
「困っている人のために頑張ります!」

緊急の連絡は、無視しない。
1分1秒でも早く確認する。

日常ではあるとき、緊急の連絡を受けることがあります。
留守番電話に「お急ぎのご用件がございます」という伝言が入っています。
メールの件名に「至急」という文字が含まれています。

危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。

何事も危機感を持つことが大切です。
危機感を持っていない人は、初動が遅くなり、解決も難しくなります。
危機感を持っている人は、初動が早くなり、解決も容易になります。

問題は、気づいたときに取りかかるのがいちばん良い。

問題は本来、気づいたときに取りかかるのがいちばん良いのです。
気づいた直後は、意識が高まっている状態です。
「解決しなければ!」という気持ちになっています。

問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。

問題には面白い特徴があります。
問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていくのです。
文句を言えば言うほどいやいやな気持ちが強くなり、抵抗感が増していくからです。

小さな問題のほうが、実はリスクが高い。

大きな問題であれば、誰でも一生懸命取り組みます。
大きな問題は、ほったらかしにできません。
お金・信用・仕事に関わります。

考える時間に、無駄は1つもない。

厄介な問題に取り組むときは大変です。
普通に取り組むだけ解決するようなシンプルな問題ならいいのですが、そうでない問題もあります。
すぐ良い解決策が思い浮かばなくて、なかなか悩まされる問題があるものです。

問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。

「ご縁」という言葉があります。
「運命的な巡り合わせ」という意味として使われます。
ご縁と言えば、人との出会いに使われるのが一般的ですが、それだけではありません。

異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。

「健康診断を受けると、異常が見つかるかもしれない」
そういって健康診断の受診を控える人がいます。
たしかに健康診断を受けなければ、異常が見つかることはありません。

問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。

問題に取り組むのは面倒なものです。
できることならやりたくないと思います。
「気づかなかったことにしたい」「見て見ぬふりをしたい」と思うこともあるでしょう。

「慣れたときがいちばん危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。

運転は「慣れたときがいちばん危ない」と言われます。
自動車教習所で教官から必ず言われる言葉です。
口を酸っぱくして言われ、しっかり頭に叩き込まれます。

問題を指摘した人に、腹を立てない。

問題が起こっていること、起こりかけていることを、人から指摘されることがあります。
「ここの調子が変ですよ」
「ここに問題がありそう」

聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。

「ちょっとここがおかしいですよ」
人から問題を指摘されたとき、よく理解できないときがあります。
自分としてはどこにも悪いところが見当たらず、正常・普通に思えるのです。

専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。

こんな話があります。
仕事で、とある法的な問題が発生しました。
「自分で解決する」「頑張ればなんとかなるだろう」と考え、なんとか自分で解決しようと頑張っていました。

解決不可能な問題でも、解決可能な問題に転換できることがある。

世の中には、解決不可能な問題が存在します。
解決が不可能な問題は、どうにもなりません。
あらゆる手段を講じたところで徒労に終わります。

問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。

問題ない日々を送っていて、それを喜ぶ人がいます。
「毎日平和だ。何も問題はない。平穏な日々を送っている」と。
たしかに問題がないことは良いことのように思われます。

就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。

「あっ、そうだ! あれをしなきゃいけなかったんだ!」
就寝のタイミングで、やらなければいけないタスクを思い出すことがあります。
ベッドで横になり、目をつぶり、さあこれから寝ようというときに思い出すことがあるものですね。

問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。

問題対応中に、別の問題を発見することがあります。
今まで気づきませんでした。
問題のことであれこれ調べていると「おや、ここもおかしいぞ」ということに気づき、発覚するのです。

「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。

トラブルになったとき「ほら言ったとおりになっただろ」と言ってくる人がいます。
ここでどんな返事をするかです。
気持ちのいい言葉ではありません。

中途半端な解決は、それはそれで問題。

問題に取り組むとき注意したいのは「中途半端な解決」です。
表向きは解決ができても、内部が中途半端な状態になっているならイエローカードです。
中途半端な解決で良しとしないことです。

問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。

「転職をするのですが、年収が大幅に下がります。問題でしょうか」と言う人がいます。
それは人が決めることではなく、自分が決めることです。
未婚で独身なら、自分一人で決められます。

ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。

世の中には、逃げたほうがいい問題があります。
代表的なのは、ブラックな問題です。
法に触れる問題ということです。

ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。

カバンやバッグのファスナーを開けたままにしている人がいます。
カバンやバッグの口にはファスナーがついていて、開け閉めできるようになっています。
いちいちファスナーを閉めるのが面倒くさいのでしょう。

あなたには、保留中の問題がある。

保留中の問題はありませんか。
「別に保留している問題はない」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
自分の日常生活をじっくり振り返ってみてください。

「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。

いつも問題から逃げてばかりの人がいます。
問題に気づいても、見て見ぬふりで済ませたり、つい後回しにしたりです。
問題に取りかかるのがおっくうで、なかなか重い腰が上がらないのです。

全文

プロローグ
1

あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。

あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられる。 | 問題意識を持つ30の方法

「問題」という言い方は、少し緊張感が足りません。

「問題=小さなこと」のように感じられ、切迫感がないのです。

試験問題のように、ちょっとしたことのように思われがちです。

「問題」という響きにぴんとこないときは、別の言葉に言い換えてください。

「時限爆弾」と言い換えるのです。

あらゆる問題は「時限爆弾」と言い換えられます。

大きな問題があるなら、大きな時限爆弾を抱えていることになります。

問題が2つあるなら、時限爆弾を2つ抱えていることになります。

問題という時限爆弾の特徴は、2つあります。

1つめの特徴は、いつ爆発するかわからないことです。

今すぐ爆発するかもしれません。

1年後かもしれないし、3年後かもしれないし、もっと先かもしれません。

しかし、今は静かでおとなしくても、少なくとも爆発する可能性があるのです。

2つ目の特徴は、放置すればするほど、爆発したときの威力が大きくなることです。

問題は、放置していると、じわじわ悪化の一途をたどるばかり。

爆発はしていなくても、時間の経過とともに、時限爆弾の威力がじわじわ増しています。

長期間ずっと放置した問題は、いざ爆発したときの威力が計り知れません。

私たちは問題が見つかったとき、軽視しがちです。

「何も問題ないね」「別に普通じゃないか」「これくらい大丈夫」と思うことが多いのですが、これが良くありません。

油断は禁物です。

まだ爆発していないだけです。

「問題」という表現は正しいのですが、軽く扱われます。

あなたは今、いくつ時限爆弾を抱えているでしょうか。

時限爆弾なんて誰も抱えたくありません。

「時限爆弾」という表現を使えば、ほど良い緊張感が生まれ、積極的な心が生まれます。

「こうしちゃいられない。早く解決しなきゃ!」となるのです。

問題意識を持つ方法(1)
  • 「問題」という響きにぴんとこないときは「時限爆弾」と言い換えてみる。
2

違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。

違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながる。 | 問題意識を持つ30の方法

トラブルに強くなるためには「違和感」を大切にしましょう。

いつもと様子が違うと、違和感を覚えます。

「あれ、何か変だぞ、おかしいぞ」と思うのです。

壊れてはいないが、異音がする。

発熱はないが、倦怠感けんたいかんがある。

けんかはしていないが、素っ気ない。

問題なく終了したが、いつもより遅い、あるいは早い。

出来上がったものが、いつもより大きい、あるいは小さい。

どれも違和感の1つとして捉えられます。

「まあ、いいか」「気のせいかな」と流しがちですが、ここがポイントです。

違和感は、トラブルの前段階という可能性があります。

トラブルは、小さな違和感から始まることが多い。

仕事でも健康でも人間関係でもそうです。

違和感とは「いつもと様子が違う」ということです。

いつもと様子が違うということは「トラブルの前兆サインかもしれない」と考えられます。

違和感があれば、スルーするのではなく、きちんと目を向け、正体を明確にしておきたい。

単なる気のせいなのか、それとも何か事情があるのかです。

一度立ち止まって、違和感の原因を追及するのです。

確認の結果、特に問題がなければいいのですが、そうでなければ対処が必要です。

トラブル対応の鉄則は「早めに取り掛かること」。

そのためにも違和感の段階で取り掛かるのがベストです。

違和感の段階で対処できれば、時間・労力・お金も最小限で抑えられます。

トラブルに強い人は、違和感を放置しません。

常にアンテナを張っています。

違和感に気づいたら、きちんと目を向け、違和感の正体を確認します。

トラブルの初期段階であると判断し、すぐ対処に取り掛かります。

対処が早いから、結果としてトラブルが少なくなっているのです。

トラブルの少ない人は、何もしていないから少ないではありません。

違和感の段階でいち早く対応しているから、トラブルが少ないのです。

私たちは往々にして「これくらい大丈夫だろう」と軽く考え、違和感を無視しがちです。

違和感に着目し、その要因を追究することが大切です。

違和感を見逃さないことが、トラブル防止につながります。

問題意識を持つ方法(2)
  • 違和感に着目する習慣を持つ。
3

今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。

今すぐ解決しなくていい問題は、放置されがち。 | 問題意識を持つ30の方法

今すぐ解決が必要な問題は、誰でもすぐ取りかかります。

たとえば、緊急で重要な問題の場合、後回しは言語道断です。

今すぐ解決が必要な問題は、1分1秒でも早く取りかかることが求められます。

「このままではいけない!」「一刻の猶予もない!」「今すぐ解決が必要!」と思うので、危機意識も高くなります。

周りからも「いつ解決しますか?」「できるだけ早くお願いします!」と背中を押されるので、後回しにしたくてもできません。

厄介なのは、今すぐ解決しなくていい問題です。

たとえば、緊急でも重要でもない問題の場合、なかなか真剣に取り組まれません。

今すぐ解決しなくていい問題は、とりあえずあとからやればいいということで、放置されがちです。

周りからも「急がなくていいよ」「時間があるときでいいよ」と優しく言われるので、なおさら甘えてしまうのです。

ここが運命の分かれ道です。

今すぐ解決しなくていいとはいえ、問題であることに変わりはありません。

問題は問題です。

放置している間に、問題がどんどん大きくなっていきます。

最初は緊急でも重要でもなかった問題が、少しずつ緊急で重要な問題へと悪化していきます。

気づいたときは「今すぐなんとかしなきゃ!」と慌てふためくことになるのです。

「そのうち取り組む」「時間ができたら取り組む」という姿勢は好ましくありません。

人は忘れる生き物です。

時間を置くにつれて記憶が薄れます。

問題があることを、すっかり忘れてしまうことも少なくありません。

今すぐ解決しなくていい問題は、きちんと期限を設け、タスク管理をしましょう。

ToDoリストに入れ、見える形にすることをおすすめします。

「やるべきこと」としての認識が生まれ、行動しやすくなります。

小さな問題でも危機意識を持つことが大切です。

カレンダーやスケジュール帳に、具体的な日程を書き込みましょう。

「この日に取りかかる」「この日までに解決させる」といった具合に明確な日程や期限を設けると取り組みやすくなります。

今すぐ解決しなくていい問題は、後回しにすることはあっても、完全に放置することはしないのです。

問題意識を持つ方法(3)
  • 今すぐ解決しなくていい問題は、取り組む日程や具体的な期限を設ける。
4

「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。

「最初から問題を解決する気がない人」になってはいけない。 | 問題意識を持つ30の方法

最初から問題を解決する気がない人がいます。

「どうせ解決できない」「なるようにしかならない」「ほったらかしで良い」と、諦めの言葉を口にします。

人から「やるだけやってみましょうよ」と背中を押されても「無意味」「無駄な努力」と否定します。

言葉・態度・表情から「頑張るだけ無駄」と言わんばかりの雰囲気を醸し出しているのです。

これは良くありません。

「どうせ解決できない」と言いますが、取りかかる前から諦めるのは早すぎます。

最初からトラブルを解決する気がない人は、協力が得られにくくなります。

腐った態度やふてくされた態度があると、同情されることも心配されることも減ります。

「助けてなくていいね」「助けると逆に迷惑かもしれないね」「お好きにどうぞ」と思われるばかり。

いずれ孤立無援となり、最悪の結末を迎えることになるのです。

「どうでもいい」なんて言わないことです。

解決困難な問題だとしても、できるだけ努力する姿勢を見せたい。

なるようにしかならない状況だとしても、できることがあるはずです。

治らない病気であれば、症状を遅らせたり苦痛を和らげたりするなどがあるでしょう。

大きなダメージが避けられないなら、ダメージを最小限に抑えることならできるはずです。

絶望的な状況だとしても、前向きに努力を続けていれば、解決の糸口が見えてくることがあります。

スポーツの試合では、最後まで諦めないで戦っていると、素晴らしい逆転劇を果たすことがあります。

解けないと思われる試験問題でも、最後まで諦めないで考えていると、ぱっと答えがひらめくことがあります。

現実でも同じです。

どれだけ困難な問題でも、諦めないで立ち向かっていると、奇跡が起きる可能性があります。

思わぬところから助っ人が現れ、がらっと状況が好転する可能性もゼロではありません。

どれだけ厳しい状況でも、目線は上に保ち続けることが大切です。

最後までファイティングポーズを取り続ける人になりましょう。

問題意識を持つ方法(4)
  • どれだけ困難な問題でも、解決する気だけは見せる。
5

小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。

小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできる。 | 問題意識を持つ30の方法

小さな問題は、多くの人が軽視しがちです。

「小さなことだから、ほうっておけばいいだろう。別にどうってことない。誰も気づかないに決まっている」と考えることが多い。

たしかに無視しても問題ないケースもあるでしょう。

小さなことにこだわらず、結果さえ出れば良いという考え方もあります。

ばれなければ良いという考えを持つ人もいるかもしれません。

しかし、問題は問題です。

良くない状態であるのは事実です。

問題によっては、何も被害が出ていない問題もあるでしょう。

それはまだ被害が出ていないというだけのことです。

被害がないから大丈夫というわけではありません。

まだ被害が出る前の状態であって、良くない状態であるのは事実です。

放置を続けていれば、どんどん問題が大きくなり、いずれ大爆発を起こします。

仕事ができる人になりたければ、小さな問題をきちんと解決できる人になることです。

小さな問題とはいえ、普段の仕事の一部です。

問題の中に普段の仕事があるのではなく、普段の仕事の中に問題があります。

だからこそ、小さな問題をきちんと解決できる人は、普段の仕事もよくできます。

「小さなことかもしれないけど、ほうっておくわけにはいかないね」という思考ができるかどうかです。

人から「ここが問題だね」と指摘されることがあれば、素直に受け入れ、ありがたい指摘に感謝しましょう。

その場ですぐ着手できなければ、いったん保留として、時間があるときに取りかかればいいことです。

問題が起こったとき、たとえそれが小さなことでも、仕事の一環として考え、きちんと取り組むことが大切です。

「やるべきことをやる」という意味では、小さな問題を解決することも、やるべきことの1つです。

面倒な気持ちがあってなかなか重い腰が上がらないかもしれません。

そんなときは、自分で自分の背中を押して行動を促しましょう。

小さな問題をきちんと解決することは、仕事の質を高めることにもつながるのです。

問題意識を持つ方法(5)
  • 小さな問題でも、仕事の一環として、きちんと取り組んで解決させる。
6

問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。

問題に取り組む理由は「仕事だから」で十分。 | 問題意識を持つ30の方法

問題に取り組むとき、大きな理由を述べる人がいます。

「社会貢献のために全力を尽くします!」

「困っている人のために頑張ります!」

理由は、事を起こすにあたっての根拠となります。

大きな理由であればあるほど、高いモチベーションを維持できるような気がします。

たしかに立派な響きがあって、かっこいいもの。

周りの人も「素晴らしい」「頑張って」と応援してくれるでしょう。

もちろん大きな理由もいいのですが、実際はもっと普通の理由でいいのです。

難しく考える必要はありません。

シンプルに「仕事だから」という理由でいきましょう。

普通に仕事だから取り組むのです。

小さな問題が発生したときも「仕事だから」という理由でいきましょう。

大きな問題・難しい問題が発生したときも「仕事だから」という理由でいきましょう。

地味な理由に思うかもしれませんが、これほど強力な理由もありません。

自分の職務を全うするためにやるべきことをやるだけです。

仕事と思えば、自然と体が動きます。

心の中では「やりたくない」「問題から逃げたい」と思っていてもいいのです。

面倒であろうと、気が乗らなかろうと「仕事だから」と思えば、重い腰も上がります。

とりあえず動けるのです。

問題意識を持つ方法(6)
  • 大きな理由は求めず、シンプルに「仕事だから」という理由で、問題解決に取り組む。
7

緊急の連絡は、無視しない。1分1秒でも早く確認する。

緊急の連絡は、無視しない。1分1秒でも早く確認する。 | 問題意識を持つ30の方法

日常ではあるとき、緊急の連絡を受けることがあります。

留守番電話に「お急ぎのご用件がございます」という伝言が入っています。

メールの件名に「至急」という文字が含まれています。

何があったのか詳細は不明ですが、何らか急ぎの用件があるということです。

こうした連絡を受けたとき、確認をためらう人がいます。

面倒なことがありそうで、確認に抵抗を感じるもの。

少なくとも良い知らせではなさそうです。

「うわあ、嫌な予感がするなあ。確認するのは後にしよう。気づかなかったことにしよう」と思う。

直感的に嫌な予感がするものです。

さて、ここは大切な場面です。

緊急ということは、何らかの問題が起こっていて、それを知らせる連絡である可能性が高いということ。

仕事で大きな問題が発生しているのかもしれません。

もしそうなら、きちんと確認しないと、着手が遅くなります。

問題は、刻一刻と進行します。

命に関わる内容というケースもゼロではありません。

仕事の時間外であれば、確認の義務はなく、無視や放置でも問題はないはずですが「緊急の連絡」だけは例外です。

やはり緊急の連絡は、特別重要な用件があるということ。

面倒が増えそうとはいえ、やはりこういうときは、きちんと確認しておくのがベターです。

連絡の詳細を確認して、大したことがないとわかれば、それはそれでいいのです。

「大きな問題でなくて良かった」と安心できます。

しかし、確認しなければ、いつまで経っても詳細がわかりません。

用件のことが気になって、気が休まらず、ずっと心労を抱えることになります。

緊急の連絡は、気づいた時点ですぐ確認しましょう。

留守番電話であれば、すぐ折り返しの連絡を入れます。

メールであれば、すぐ内容を確認して、きちんと返信します。

抵抗を感じても、1分1秒でも早く確認することが大切です。

結局のところ、自分のためです。

緊急の連絡は、気づいた時点ですぐ確認するのが正解です。

問題意識を持つ方法(7)
  • 緊急の連絡は、気づいた時点ですぐ確認する。
8

危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。

危機感を持つためには、最悪の結果をイメージする。 | 問題意識を持つ30の方法

何事も危機感を持つことが大切です。

危機感を持っていない人は、初動が遅くなり、解決も難しくなります。

危機感を持っている人は、初動が早くなり、解決も容易になります。

たとえ小さな問題やトラブルでも、危機感は必要です。

危機感は、ないよりあったほうがいいものです。

危機感は、問題解決・トラブル対応を加速させる、重要なものです。

危機感を持つためにはどうすればいいのでしょうか。

最悪の結果をイメージするのです。

何もすることなくそのまま放置したら、最終的にどうなるか、最悪の結果を迎えたときの様子を考えます。

虫歯ができました。

痛みがあるにもかかわらず、何も対処することなくそのまま放置しました。

どんどん痛みがひどくなっていくと、顔もぱんぱんに晴れてしまい、普通に食事をするときも激痛が走ります。

最終的に歯を抜かなければいけない状態となります。

借金をしているにもかかわらず、放置しました。

どんどん利子が膨らんでいき、借金額が膨らみます。

い良いよ首が回らなくなり、最終的には借金まみれ、そして人生崩壊へとつながります。

家賃の未払いで大家さんから滞納の連絡が来ました。

にもかかわらず、そのまま滞納を続けていると大変です。

賃貸契約解除になったり、裁判を起こされたりします。

最終的にはアパートを追い出されてしまい、住むところを失うことになって、路上生活をすることになります。

最悪の結果をイメージすると「このままではいけない! 大ごとになる!」と思えます。

このとき、危機感を覚えるのです。

最悪の結果は誰でも経験したくないもの。

危機感を覚えると、いても立ってもいられなくなり、行動が促されます。

問題やトラブルが起こったら、大小問わず、早めに動き始めましょう。

問題意識を持つ方法(8)
  • なかなか危機感を持てないなら、最悪の結果をイメージして危機感を高める。
9

問題は、気づいたときに取りかかるのがいちばん良い。

問題は、気づいたときに取りかかるのがいちばん良い。 | 問題意識を持つ30の方法

問題は本来、気づいたときに取りかかるのがいちばん良いのです。

気づいた直後は、意識が高まっている状態です。

「解決しなければ!」という気持ちになっています。

やる気の火がついているときに取りかかると、すいすい片付きます。

時間がかかることも、勢いに乗っているときであれば、あっさり片付くのです。

何事も早いに越したことはありません。

「今やるか、後でやるか」で迷ったら、まず「今」を起点にして考えましょう。

今取りかかれるなら、今取りかかるのがいいのです。

ちょっとした問題なら、それほど手間暇はかからず、すぐ片付くはずです。

すぐ片付けば、すぐストレスから解放され、ほっとできます。

一件落着すれば、気持ちいい達成感を味わえるのです。

事情があって、今すぐ取りかかるのは難しい状況もあるでしょう。

対応中の仕事があったり、優先的な仕事があったり、手が離せない用事があったり。

大きな問題の場合も、まとまった時間を確保する必要があってすぐ対応するのが難しいことがあります。

そういうときは、いったん後回しとします。

ただし、ノートやToDoリストなど、きちんとメモに残しておくことが必須です。

人は忘れる生き物です。

頭で覚えようとすると、うっかり失念します。

時間がたってから「そういえばそんな問題もあったね」となるのがオチです。

ノートやToDoリストなどにきちんと書いて、忘れないようにしておけば安心です。

記憶より記録です。

記憶はだんだん薄れますが、記録はいつまでも残り続けます。

タスク管理を行い、やるべきこととして消化していきましょう。

今取りかかっている仕事が終わったら、すぐさま取りかかります。

着手時期の目安がついている場合は、カレンダーやスケジュール帳に書き込むのもおすすめです。

具体的な予定として立てれば、実行に移しやすくなります。

問題意識を持つ方法(9)
  • 問題は、気づいたときに取りかかる。
  • 今すぐ取りかかれないときは、ノートやToDoリストに書いて、タスク管理を行う。
10

問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。

問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていく。 | 問題意識を持つ30の方法

問題には面白い特徴があります。

問題は、文句を言えば言うほど、難しくなっていくのです。

文句を言えば言うほどいやいやな気持ちが強くなり、抵抗感が増していくからです。

簡単な問題でも「嫌だ、やりたくない」と思いながら取り組むと、難しく感じられるようになります。

文句を言うことで問題が解決することはありません。

余計なことに時間と労力を使うことほど愚かなことはありません。

あまり文句ばかり垂れていると、人からの協力も得られなくなります。

相手から幻滅され、助けたい気持ちが消えるのです。

だから、問題に文句があっても、言わないでおくのが賢明です。

心の中で思うことはあっても、口に出して言いません。

文句を言う暇があれば、さっと解決に取りかかりましょう。

リソースは有限です。

文句を言うだけの元気と時間があれば、問題に取りかかれるはずです。

ネガティブなパワーは、ポジティブなパワーに変換しましょう。

問題解決に向けた行動は、早ければ早いほどいい。

文句を言うだけの元気と時間を問題解決に向けたほうが、はるかに良いのです。

問題意識を持つ方法(10)
  • 問題に文句があっても言わない。
  • 文句を言う暇があれば、さっさと解決に取りかかる。
11

小さな問題のほうが、実はリスクが高い。

小さな問題のほうが、実はリスクが高い。 | 問題意識を持つ30の方法

大きな問題であれば、誰でも一生懸命取り組みます。

大きな問題は、ほったらかしにできません。

お金・信用・仕事に関わります。

命や人生に関わるケースもあります。

痛みやストレスが大きいので「なんとかしなければ!」と必死になります。

1分1秒でも早く解決に取り組み、最善を尽くして解決するでしょう。

大きな問題は、誰でも本気になって取り組むものです。

注意したいのは「小さな問題」です。

小さな問題は、痛みやストレスもありません。

まだ悪影響は表面化していなくて、これといった被害は出ていない状態です。

だからほとんどの人がスルーします。

「これくらい何でもない」「ほうっておけばいい」「しばらく様子見でいいだろう」と思う。

小さな問題であるゆえに、多くの人が軽視して油断します。

面倒だからといって放置したり、対処を怠ったりするのです。

これが良くありません。

放置しているうちに問題がどんどん進行します。

自然と解決する問題は少なく、たいていは悪化していくもの。

じわじわゆっくり悪化していくので、これが気づきにくいのが特徴です。

これを「ゆでガエルの法則」と言います。

状況がゆっくり変化しているため、迫りくる危機になかなか対処できません。

気がついたときには大問題に発展していて、大慌てとなります。

「問題が小さなうちにきちんと解決しておけば良かった」と悔やむことになるのです。

小さな問題でも、問題であることに変わりありません。

小さな問題のほうが、実はリスクが高いのです。

小さな問題だからといって放置することがないよう心がけたい。

小さな油断が大きな後悔を生むこともあります。

忘れることがないようToDoリストにメモして、タスク管理を行いましょう。

遅くなってもいいので、きちんと解決することを目指すことが大切です。

小さな問題を処理できる人は、普段の仕事も処理できる人です。

問題意識を持つ方法(11)
  • 小さな問題でも、軽視せず、きちんと解決に取り組む。
12

考える時間に、無駄は1つもない。

考える時間に、無駄は1つもない。 | 問題意識を持つ30の方法

厄介な問題に取り組むときは大変です。

普通に取り組むだけ解決するようなシンプルな問題ならいいのですが、そうでない問題もあります。

すぐ良い解決策が思い浮かばなくて、なかなか悩まされる問題があるものです。

問題解決に取り組むとき「どうしよう、どうしよう」と頭を抱えることになります。

この「どうしよう、どうしよう」と考えることが大事です。

解決策が浮かんでいなくてもいいのです。

解決できるかどうかわからなくてもいいのです。

知的生産労働では、成果物が時間に比例するとは限りません。

浮かばないときには本当に浮かびません。

何時間も考えて、成果物がゼロというケースはよくあります。

結果が何もなければ、必死に考えていたあの時間は何だったのだろうと思うのです。

しかし、成果物がなかったとしても意味はあります。

表向きは変化がないように思えますが、頭の中では高度なトレーニングが行われ、良い変化が起きています。

脳の神経細胞ネットワークは、じっくり考えるとき、密になります。

シナプスのつながりが促され「考える力」が鍛えられているのです。

頭は、使えば使うほど良くなっていきます。

脳に汗をかいて必死に考えることが大切です。

2時間考えて解決策が浮かばなかったなら「2時間、良い脳トレができた」と考えましょう。

考える時間に、無駄は1つもないのです。

さて、なかなか良い解決策が思い浮かばないとき、どうすればいいのでしょうか。

いったん休憩を挟みましょう。

飲み物を飲む、仮眠を取る、シャワーを浴びる、外を散歩するなど。

頭を使う仕事をしていたので、できるだけ頭を使わないような休憩がおすすめです。

何も考えない時間をつくることも大切です。

休憩が良いリフレッシュとなります。

ほっと緊張から解き放たれ、自由が与えられると、脳の中で不思議なつながりが生まれます。

休憩中でも、私たちの脳は、無意識に思考が活動しています。

面白いもので、いったん休憩を挟むと、良い解決策がぱっとひらめくのです。

問題意識を持つ方法(12)
  • 「どうしよう、どうしよう」とたくさん考え、考える力を鍛える。
13

問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。

問題と出会ったのもご縁と思えば、前向きに取り組める。 | 問題意識を持つ30の方法

「ご縁」という言葉があります。

「運命的な巡り合わせ」という意味として使われます。

ご縁と言えば、人との出会いに使われるのが一般的ですが、それだけではありません。

問題との出会いも、ご縁と言えます。

わからない問題と出会ったら、ご縁と考えてみてください。

「せっかくのご縁だから、きちんと調べてみよう」となります。

困難な問題と出会ったのも、ご縁と考えましょう。

「困難だけど、貴重なご縁だから大切にしたい。必ず乗り越えてやろう」となるでしょう。

時間のかかる大変な問題と出会ったのも、ご縁と考えましょう。

「時間はかかるけど、このご縁を生かせば、きっと良いことがあるに違いない」と思えます。

人との出会いにご縁があるように、問題との出会いにもご縁があります。

それに気づくか気づかないかです。

ご縁と思えば、貴重な機会に恵まれたと思えます。

逃げたい気持ちになるどころか、もっと近づきたい気持ち、もっと接したい気持ちになるはずです。

そして「大切にしよう」「無駄にしてはいけない」という気持ちも湧いてくるでしょう。

問題との出会いは、ご縁と考えることが可能です。

ご縁を大切にすれば、人生が開けます。

問題との出会いをご縁と思えば、前向きに取り組めるのです。

問題意識を持つ方法(13)
  • 問題との出会いは、ご縁として考える。
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異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。

異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはNG。 | 問題意識を持つ30の方法

「健康診断を受けると、異常が見つかるかもしれない」

そういって健康診断の受診を控える人がいます。

たしかに健康診断を受けなければ、異常が見つかることはありません。

健康診断で異常が見つかると、病院に通う必要が出てきて、通院時間や医療費がかかります。

異常が見つかれば不安要素が増えることになり、そのことで日常のストレスも増えるでしょう。

健康診断を受けなければ、そのぶん時間もお金も節約できてラッキーと考えています。

異常を見つけないようにするため、あえて健康診断を受けないという人がいるものです。

しかし、これは安易な発想です。

たしかに健康診断を受けなければ、異常は見つかりませんが、もし異常があった場合が大変です。

知らないまま病状がじわりじわり進行します。

体に異常があっても、自覚症状のないケースは多々あります。

自覚症状が出たときには、大ごとになっていることが多い。

場合によってはすでに手遅れというケースもゼロではありません。

異常を見つけないために健康診断を受けないという考え方は、現実逃避になりかねません。

お金の節約で健康診断を受けないという考え方には、誤解があります

自覚症状が出てから病院に行くと、大きな異常が見つかり、多額の治療費がかかります。

健康診断の未受診による節約はすぐ帳消しになり、それどころか余計にお金がかかるようになるのです。

定期的に健康診断を受けることは、節約という点でも理にかなっています。

異常を見つけたくないからといって、健康診断を受けないのはもったいないことです。

異常が早い段階で見つかれば、早めの対処が可能になります。

肝臓の数値が悪ければ、お酒を控えます。

高血圧であれば、塩分の多い食事を控えます。

コレステロールが高めであれば、コレステロールが多く含まれる食事を控えます。

もちろんそのうえで適度な運動を心がけることも忘れません。

改善策は、異常の種類によってすぐわかることであり、わからなければ医師に質問すればいいことです。

健康診断を受けても異常なしといえるくらいまで食生活を改善するのが、いちばん節約になります。

問題意識を持つ方法(14)
  • 毎年きちんと健康診断を受ける。
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問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。

問題に取り組むことが、セルフコントロール力を鍛える機会になっている。 | 問題意識を持つ30の方法

問題に取り組むのは面倒なものです。

できることならやりたくないと思います。

「気づかなかったことにしたい」「見て見ぬふりをしたい」と思うこともあるでしょう。

しかし、こうして面倒なことに取り組むことが大事なのです。

人は本来、怠け者です。

階段とエレベーターがあれば、ついエレベーターを選んでしまいます。

自然に任せていると、どんどん楽なほうへ流れます。

面倒なことがあれば、できればやりたくないと思うのが自然な心理です。

だからこそ、きちんと問題解決に取り組むのです。

面倒なことだからです。

問題を見過ごさず、きちんと取り組むことで、自分を律する力が鍛えられていきます。

怠け心が吹き飛び、どんどん心が強くなっていきます。

時には自分にむちを打つことも必要です。

セルフコントロール力を鍛えるにはどうすればいいのかと考える必要はありません。

起こった問題に普通に取り組むだけで、自然とセルフコントロール力が鍛えられていきます。

私たちの生活では、さまざまな問題が起こりますが、ひとつひとつが良い機会です。

「問題に取り組むのは面倒だなあ。でもこの面倒さに立ち向かうのがいいんだよね」と前向きに考えましょう。

面倒なことだからこそ、意味があるのです。

解決できる・できないは後の話であり、まず取り組むことが大切です。

世の中とは面白いもので、面倒な問題に取り組んでいると、不思議と運やツキが転がり込んできます。

神様は、面倒なことの陰に隠れているのです。

問題意識を持つ方法(15)
  • 面倒な問題を通して、セルフコントロール力を鍛えていく。
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「慣れたときがいちばん危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。

「慣れたときがいちばん危ない」は、運転だけでなく、仕事にも言えること。 | 問題意識を持つ30の方法

運転は「慣れたときがいちばん危ない」と言われます。

自動車教習所で教官から必ず言われる言葉です。

口を酸っぱくして言われ、しっかり頭に叩き込まれます。

優しい顔をしている教官でも、このときばかりは真剣な顔つきで諭すのです。

運転免許を取得したばかりのころは、初心者なのでしっかり注意を払います。

まだまだ頭で考える運転になっていて、たどたどしさがありますが、しばらくたつとだんだん運転に慣れてきます。

ハンドル操作も慣れ、交通ルールもわかるようになる。

最初は頭で考えながら運転していましたが、いつの間にか勝手に体が動き始めるようになります。

運転のストレスもぐっと小さくなりますが、危ないのはこのときです。

知らず知らずのうちに「だろう運転」「かもしれない運転」が増えます。

そして油断した結果、事故を起こすのです。

交通事故では、ちょっとしたミスが命取りになります。

だから教習所では、これでもかと言うほど頭に叩き込まれるのです。

これは運転に限った話ではありません。

私たちの日頃の仕事にも同じことが言えます。

新しい仕事を任せられます。

最初は初心者なので、何度も確認したりしっかり注意を払ったりしますが、次第に慣れてきます。

だんだんスムーズにできるようになります。

最初は頭で考えながら仕事をしていましたが、いつの間にか勝手に体が動き始めるようになります。

こういうときが危ない。

大切なポイントをスルーし始めたり、一部だけで全体を判断したり、手順書に書かれている内容を見落としたりします。

「だろう仕事」「かもしれない仕事」が増えていき、油断が生まれ、そしてトラブルを起こすのです。

仕事でも「慣れたときがいちばん危ない」と自分に言い聞かせてください。

「最近仕事に慣れてきた。一安心だね」ではありません。

「最近仕事に慣れてきた。慣れたときがいちばん危ない」です。

運転の鉄則を、日頃の仕事にも適用させましょう。

問題意識を持つ方法(16)
  • 運転だけでなく仕事でも「慣れたときがいちばん危ない」と自分に言い聞かせる。
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問題を指摘した人に、腹を立てない。

問題を指摘した人に、腹を立てない。 | 問題意識を持つ30の方法

問題が起こっていること、起こりかけていることを、人から指摘されることがあります。

「ここの調子が変ですよ」

「ここに問題がありそう」

「ここ、危ないんじゃない? 直しておくほうがいいかもしれないよ」

このとき、問題を指摘した指摘した人に腹を立てる人がいます。

「どうしてそんなことを言うんですか!」と声を荒らげるのです。

問題の発覚にもむっとしますが、問題を指摘した人にもむっとします。

問題は誰にとっても嫌なもの。

そのため問題の指摘を、悪口を言われたかのように受け止め、不快感を示す人がいます。

これはまったくのお門違いです。

その人は問題を指摘しただけです。

言わないままスルーして済ませることもできましたが、その人はわざわざ親切に指摘してくれました。

問題の指摘は、ありがたいことです。

むしろ指摘した人に感謝しなければなりません。

「おかげで早めに気づけた」と思えば、感謝の気持ちが湧いてきます。

「ありがとうございます。すぐ確認します」という返事が正解です。

その指摘がなければ、ずっと気づけないままになっていて、どんどん悪い方向に進行していたでしょう。

気づいたときには、大ごとに発展していた可能性があります。

「時すでに遅し」の手遅れ状態になっていた可能性もゼロではありません。

問題に気づかせてくれたことに感謝しましょう。

自分が気づかなかった問題への「ありがとう」は大切です。

問題を指摘してくれるのは、いい人なのです。

問題意識を持つ方法(17)
  • 問題を指摘した人に、感謝する。
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聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。

聞き方が強い口調だと、逆ギレをしているように聞こえる。 | 問題意識を持つ30の方法

「ちょっとここがおかしいですよ」

人から問題を指摘されたとき、よく理解できないときがあります。

自分としてはどこにも悪いところが見当たらず、正常・普通に思えるのです。

もちろん悪気はなく、本当にわからないときがあるものです。

そんなとき相手に詳細を聞くことになりますが、言葉遣いには注意しましょう。

「これのどこが問題なんですか!」と、強い口調は避けたい。

強い口調は誤解を招くもとです。

逆ギレをしているように聞こえてしまい、相手はむっとします。

「いちいちうるさい」「問題に対応したくない」といったネガティブなニュアンスとして受け止められます。

「そんなこともわからないの?」と言い返され、口げんかに発展するのです。

問題の詳細がわからないまま、うやむやとなります。

知らず知らずのうちに悪化するばかりとなり、損をするのは自分です。

悪気はなかったとしても、悪い誤解を与えるので注意しましょう。

心がけたいのは、丁寧な聞き方です。

腰を低くして、柔らかい言葉遣いを心がけましょう。

「どこが問題なのかわからないので、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか」

丁寧に質問すれば、丁寧に答えてくれます。

言葉は鏡です。

優しい言葉を言えば、優しい言葉が返ってきます。

どこに問題があるのかわかるからこそ、改善に着手できるのです。

問題意識を持つ方法(18)
  • 人から問題を指摘されたとき、よく理解できないときは、聞き方に注意する。
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専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。

専門的な問題は、自分で解決するより、専門家を頼るのが良い。 | 問題意識を持つ30の方法

こんな話があります。

仕事で、とある法的な問題が発生しました。

「自分で解決する」「頑張ればなんとかなるだろう」と考え、なんとか自分で解決しようと頑張っていました。

ところが、いくら頑張ってもうまくできませんでした。

3日たってもダメ、1週間たってもダメ、10日たってもダメでした。

わからないことが多く、調べることが多かったのです。

専門的なことは、手順や方法がわからず、調べる量も時間も膨大です。

調べてようやくわかったことも、最近法改正があったようで、現在は通用しなくなっていました。

調べる時間・悩む時間ばかりが多くなりほとほと参ってしまったので、諦めて、その分野の専門家にお願いすることにしました。

すると、依頼するやいなや、あっさり仕事が完了したのです。

今までずっと悩んだり頑張ったりしたことも、専門家の手にかかれば朝飯前です。

「1人で頑張っていたあの時間は何だったのだろう? もっと早く頼っておけば良かった」と拍子抜けしたのです。

笑ってしまう話ですが、これはよくある話です。

責任感が強い人にありがちなパターンです。

何でも自分一人で抱え込めばいいわけではありません。

専門的な問題は、専門家に任せるのが得策です。

お金をケチって、自分でなんとかしようと頑張る人がいますが、要注意です。

自己流のやり方が正しいとは限りません。

できたとしても、間違っている可能性があります。

自己流でやった結果、かえって問題が悪化していく恐れもあります。

ますます問題が悪化していくことになっては本末転倒です。

世の中には専門的な問題があります。

特に法律が関わる問題は、素人では太刀打ちできません。

専門的な仕事は、高度なスキルが必要だったり、細かな法改正を熟知している必要があったりするもの。

「餅は餅屋」という言葉があるように、専門的なことは、自分一人で抱え込まず、素直に専門家を頼るのが賢明です。

ずっと長く悩んでいた問題でも、専門家を頼ると、あっさり解決することが少なくありません。

費用はかかりますが「解決費用」と思えば、喜んで出す価値があります。

少々費用が高くても、素早く確実に解決してくれるなら、むしろ安いと考えられるでしょう。

素直に人を頼るのも、努力のうちなのです。

問題意識を持つ方法(19)
  • 専門的な問題は、素直に専門家を頼る。
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解決不可能な問題でも、解決可能な問題に転換できることがある。

解決不可能な問題でも、解決可能な問題に転換できることがある。 | 問題意識を持つ30の方法

世の中には、解決不可能な問題が存在します。

解決が不可能な問題は、どうにもなりません。

あらゆる手段を講じたところで徒労に終わります。

潔く諦め、現実を受け入れることも大切ですが、ここがポイントです。

解決不可能な問題でも、解決可能な問題に転換できることがあります。

たとえば「年を取る」という問題があるとします。

年を取るのは誰でも同じです。

時間を止めることも逆行させることも不可能です。

どんな人でも加齢は避けられず、解決のしようがありません。

しかし「加齢による体力の衰え」という問題であればどうでしょうか。

体力をつけることに年齢は関係ありません。

筋トレや有酸素運動で体力をつければ、解決可能です。

高齢でも、ウォーキングであれば、無理なく体力をつけていけるのです。

「白髪が増える」という問題があるとします。

残念ながら現在のところ、根本的に白髪を改善するのは不可能です。

白髪は、病気ではなく、老化の一種です。

遺伝やストレスも影響しますが、年を取れば誰でも増えるものです。

加齢が進むと、メラノサイトの機能が衰え、メラニン色素をつくり出せなくなります。

しかし「白髪があって老けて見える」という問題であればどうでしょうか。

白髪染めやカラーリングによって白髪を隠すことなら可能です。

加齢による白髪の増加は避けられませんが、若々しく見せる方法なら存在するのです。

解決不可能な問題でも、解決可能な問題に転換できることがあります。

「絶対無理だ」「どうにもならない」と嘆くのではありません。

解決不可能な問題でも、解決可能な問題に転換できないかと発想してみてください。

解決の糸口が見えてくるのです。

問題意識を持つ方法(20)
  • 解決不可能な問題は、解決可能な問題に転換する。
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問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。

問題ない日々を送っているからといって、素直に喜んでいいとも限らない。 | 問題意識を持つ30の方法

問題ない日々を送っていて、それを喜ぶ人がいます。

「毎日平和だ。何も問題はない。平穏な日々を送っている」と。

たしかに問題がないことは良いことのように思われます。

平穏無事の日々ほど素晴らしいものはありません。

だからといって素直に喜んでいいとも限りません。

問題を起こしたくないなら、何もしなければいいのです。

じっとしていれば、何も起こりません。

パターン化された、同じ繰り返しの毎日があるだけです。

慣れていること・熟知していることであれば、特に問題を起こすこともありません。

新しいことを控え、無難な行動をしていれば、とりあえず安泰です。

つまり、問題ない日々を送っているのは、じっとしていることが多かったり、チャレンジがなかったりしている状態といえます。

新鮮な刺激が乏しく、あまり好ましい状態とは言えないのです。

「問題のない日々」というのは「行動やチャレンジを怠っている日々」と言い換えられます。

本来、新しいチャレンジをしていれば、少なからず問題が発生します。

初めての仕事に取り組めば、正しい進め方がわからず、要領もつかめていないので、何らかの問題が発生します。

知らない土地に旅行すれば、不慣れな場所なので、遠回りをしたり迷子になったりなど、何らかの問題が発生するものです。

新しい趣味にチャレンジしたときも、わからないことが多くて、ミスや二度手間があったりなど、何らかの問題が発生するもの。

笑われたり、恥をかいたり、金銭的な損があったりすることもあります。

「問題ない日々を送っている」と思ったら、行動力やチャレンジ精神が失われていることに危機感を持つことです。

理想的なのは、小さな問題をほどほど経験している日々です。

おのずと刺激的な日々になり、学びや出会いも得られます。

問題解決を通して、人としての成長も促されます。

ときどき問題を経験しているのは、日頃からよく動いて、よくチャレンジをしている証拠なのです。

問題意識を持つ方法(21)
  • 問題ない日々を送っていると思ったら、行動力やチャレンジがなくなっていることにも気づく。
22

就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。

就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。 | 問題意識を持つ30の方法

「あっ、そうだ! あれをしなきゃいけなかったんだ!」

就寝のタイミングで、やらなければいけないタスクを思い出すことがあります。

ベッドで横になり、目をつぶり、さあこれから寝ようというときに思い出すことがあるものですね。

ひとたびタスクを思い出すと、考え事のスイッチが入ります。

「どういう手順で進めようか?」

「どれだけ時間がかかるだろうか?」

「うまくいなかったときはどうしよう……」

翌朝考えればいいことでも、ひとたび気になり始めるとなかなか止まりません。

考え事がぐるぐる止まらなくなり、頭の中を占有します。

やらなければいけないことを思い出したら、芋づる式に別のタスクを思い出すこともあります。

脳が興奮してきて、入眠が阻害されるのです。

こうなったときの良い解決法があります。

メモ帳にタスクを書き出すのです。

これだけで不思議と寝られるようになります。

思い出したタスクが緊急性の高いことなら、すぐ飛び起きて対応すべきですが、そうでないなら、潔く翌日に回すのが得策です。

メモ帳に書き出すと、頭の中からタスクを吐き出せます。

「明日の朝、きちんと思い出せるかな」という心配はありません。

メモは確実です。

きちんと文字として残せば、消える心配はありません。

進め方・段取りといった細かいことは、翌日起きてから考えます。

メモしておけば頭を空っぽにできるので、脳の負荷が軽くなり、スムーズに入眠できるのです。

問題意識を持つ方法(22)
  • 就寝前に思い出したタスクは、紙に書き出す。
23

問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。

問題対応中に、別の問題を発見したらどうするか。 | 問題意識を持つ30の方法

問題対応中に、別の問題を発見することがあります。

今まで気づきませんでした。

問題のことであれこれ調べていると「おや、ここもおかしいぞ」ということに気づき、発覚するのです。

まだ被害が出る前の問題ということです。

今まで大きな問題になっていなかったことは幸いです。

プログラムのバグのようなものです。

「前から動きが変だと思っていたけど、これが原因だったのか」となります。

表面化している問題もあれば、まだ表面化していない問題もあります。

問題対応中に別の問題を発見するのは珍しいことではありません。

こういうとき「見なかったことにしよう」「気づかなかったことにしよう」はNGです。

問題は問題です。

別の問題が見つかったら、スルーするのではなく、早めの対応が必要です。

このとき考えられるパターンは、2通りあります。

  1. その場ですぐ対応する
  1. あとから対応する

どちらが良いかはケース・バイ・ケースです。

問題の中身を見て、時間・労力・費用など、総合的な判断が必要です。

まず即座に解決できることなら、その場で対応するのがいいでしょう。

何事も早い残したことはありません。

少し脇道にそれることにはなりますが、すぐ終わる仕事なら、その場で対応したほうが手っ取り早くなります。

一方、大きな問題で解決に時間がかかりそうであれば、後日に回します。

即座に解決できるかどうか判断がつかない場合も、いったん後回しにするのがいいでしょう。

タスクとしてリストアップしておき、現在の問題が解決して一段落ついたら取りかかります。

いずれにせよ、見て見ぬふりで放置することだけは避けたいところです。

「余計な仕事が増える。気づかなければ良かった。運が悪い」と思うのではありません。

「今気づけて良かった。運がいい」と思いましょう。

問題対応中に別の問題を発見するのは、ラッキーなことなのです。

問題意識を持つ方法(23)
  • 問題対応中に別の問題を発見したら、スルーするのではなく、きちんと対応する。
24

「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。

「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたとき、どうするか。 | 問題意識を持つ30の方法

トラブルになったとき「ほら言ったとおりになっただろ」と言ってくる人がいます。

ここでどんな返事をするかです。

気持ちのいい言葉ではありません。

感じの悪い一言に思えるでしょう。

やじのように聞こえ「ざまあみろ」と言わんばかりのニュアンスもあります。

「ほら言ったとおりになっただろ」と言われると、誰でもむっとするところではないではないでしょうか。

「うるさい!」と反抗的な態度を返しそうになりますが、要注意です。

ここで反抗的な態度を返すのは、聞き分けの悪い子供と同じです。

「認めたら負け」という心理があるのかもしれません。

反抗的な態度を見せ、攻撃的な言葉を返すと、口げんかの始まりです。

トラブル発生中に、別のトラブルを起こすことになります。

余計な口げんかをすればするほど、トラブルの解決がますます遅くなります。

余計なところで貴重な時間や労力を使わないことです。

「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたら、かちんとくるかもしれませんが、ここで大切なことに気づく必要があります。

「言ったとおりになっただろ」ということは「その人は以前から警告していた」ということです。

「迷惑になるからやめたほうがいい」と注意があったり「こうしたほうがいい」と忠告があったりしたはずです。

つまり、その人の警告を無視したからトラブルになったともいえます。

トラブルを防ぐチャンスはあったのです。

その人の警告を無視した自分にも落ち度があるといえます。

気持ちのいい言葉ではありませんが、相手の言葉にも一理あるのです。

「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたときは、大人の対応を見せましょう。

心がけるべきことは、素直な返事です。

「そうですね。あなたの言うとおりになりましたね」と言えばいいのです。

素直な一言を返せば、相手はもうそれ以上何も言ってこなくなります。

相手の言い分を素直に認め、警告を無視した自分を反省します。

これが大人の対応なのです。

問題意識を持つ方法(24)
  • 「ほら言ったとおりになっただろ」と言われたときは、反抗的な態度を見せず、素直な返事を返す。
25

中途半端な解決は、それはそれで問題。

中途半端な解決は、それはそれで問題。 | 問題意識を持つ30の方法

問題に取り組むとき注意したいのは「中途半端な解決」です。

表向きは解決ができても、内部が中途半端な状態になっているならイエローカードです。

中途半端な解決で良しとしないことです。

中途半端な解決は、それはそれで問題だからです。

きちんと解決できたと勘違いしないことです。

表向きは問題が解決したように見えても、中途半端になっていると、遅かれ早かれ再発します。

ネジの締め付けが緩くなっていると、外れてしまいます。

柱の固定が弱いと、いずれ不安定になり、倒れてしまいます。

詰めが甘いと、これまでの仕事が台無しになり、努力が水の泡になりかねません。

再び慌てることになり、右往左往することになるのです。

問題に取りかかる際、中途半端な解決で終わらせることがないようにしましょう。

問題を解決したとき「中途半端な解決になっていないか。詰めが甘くなっていないか」と自問する時間をつくってください。

いったん足を止め、呼吸を整え、冷静に振り返る時間をつくることが大切です。

中途半端な解決になっているなら、まだやるべきことが残っていると考えるのが自然です。

完全な解決をするためには、何が必要なのかを洗い出し、具体的なアクションに取りかかりましょう。

手間も時間もかかって大変かもしれませんが、きちんと問題の芽をつぶしてこそ解決です。

中途半端な解決にならざるをえないこともあるかもしれません。

そんなときは、できるかぎりより良い解決を目指すようにしてください。

中途半端にも幅があります。

中途半端な解決にならざるをえない状況でも、できるだけ再発しにくくする処置ならできるはずです。

ネジは、しっかり締めれば、外れることはありません。

柱は、できるだけしっかり固定させたほうが頑丈です。

100点は無理でも、やれるだけのことをやる姿勢は大切なのです。

問題意識を持つ方法(25)
  • 中途半端な解決は、避ける。
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問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。

問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ない。 | 問題意識を持つ30の方法

「転職をするのですが、年収が大幅に下がります。問題でしょうか」と言う人がいます。

それは人が決めることではなく、自分が決めることです。

未婚で独身なら、自分一人で決められます。

人に聞いたところで仕方ありません。

親に相談する必要もありません。

自分の人生です。

年収が下がったとしても、自分が転職することに納得しているなら、問題ではありません。

問題かどうか誰かに聞いたところで仕方ありません。

問題かどうか決めるのは自分です。

自分が「これで良い」と思っているなら、年収が下がろうと周りが反対しようと、それが正解です。

「夢を叶えるために起業します。問題でしょうか」と言う人がいます。

これも人に聞いたところで仕方ありません。

問題かどうかではなく、自分が納得しているかどうかです。

リスクのない起業なんてありません。

大きなリスクがあったとしても、起業したいと思っているなら、そうすればいいのです。

一度しかない人生です。

たとえ失敗しても、悔いがありません。

起業に失敗したとしても「これで良かった」と思えます。

自分が納得したうえでチャレンジするなら、常に正解です。

「一回り年が離れた人と結婚します。問題でしょうか」と聞く人がいます。

年齢なんて関係ありません。

お互いが納得しているなら、結婚すればいいのです。

年の差カップルは無数にあります。

一回り年の離れた人と結婚して、うまくいっているカップルはいくらでもいます。

こういう人は「大丈夫ですよ」という声がほしいのです。

少しでも安心したいから聞いているだけです。

聞かれた人も、困ってしまいます。

安易に「大丈夫」と答えると、責任が伴います。

うまくいかなかったとき、責任を取ってくれと言われても困ります。

問題かどうか自分が決めることなら、人に聞いても仕方ありません。

周りが反対していたとしても、自分がそれで良いと納得しているなら、問題ではないのです。

問題意識を持つ方法(26)
  • 問題かどうか自分が決めることなら、人に聞かず、自分で決める。
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ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。

ブラックな問題は、真面目に取り組むより、逃げるのが得策。 | 問題意識を持つ30の方法

世の中には、逃げたほうがいい問題があります。

代表的なのは、ブラックな問題です。

法に触れる問題ということです。

「ブラック企業」という言葉があるように、残念ながら世の中には、過酷な労働条件で従業員を強いる企業があります。

長時間労働、過剰なノルマの常態化、セクハラ・パワハラの放置、法令に抵触する営業行為の強要など。

ブラック企業は法令順守の意識が乏しく、人を酷使することが常態化していて、ブラックな問題だらけです。

「法に触れている」「従業員を人として扱っていない」「労働環境が悪すぎる」と思ったら、さっさと逃げましょう。

そのうちに改善されるだろうと願っても、改善されることはありません。

上司や会社に改善を申し出ても、スムーズに改善されることはありません。

「なんとかしてください」とお願いしても、知らん顔をされるだけです。

ブラック企業は企業文化が良くないので、改善をお願いしてもスルーされます。

それどころかますますブラックな問題がひどくなっていくばかりです。

従業員に違法を強いる企業は、そもそも逃げることが解決です。

健康被害につながることも少なくありません。

ずっとそこにとどまっていても、薄給でこき使われるだけで良いことはありません。

ブラックな問題は、真面目に立ち向かうより、逃げましょう。

逃げることが解決になります。

退職を阻止されるかもしれませんが、あれこれ言われる筋合いはありません。

労働者にはやめる権利があります。

逃げられるうちに逃げておくことです。

「自分は今、ブラックな問題を抱えているな」と思ったら、さっさ逃げましょう。

すぐ辞表を書いて、他の会社に転職です。

世の中には、働ける場所はたくさんあります。

あなたが働ける場所はそこだけでなく、ほかにもまだまだたくさんあります。

もたもたしていると、逃げるだけの気力すら失われる恐れがあるため、早めにアクションを起こしましょう。

何でも真面目に取り組めばいいというわけではありません。

逃げることが解決というケースもあるのです。

問題意識を持つ方法(27)
  • ブラックな問題は、真面目に取り組むのではなく、さっさと逃げる。
28

ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。

ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなる。 | 問題意識を持つ30の方法

カバンやバッグのファスナーを開けたままにしている人がいます。

カバンやバッグの口にはファスナーがついていて、開け閉めできるようになっています。

いちいちファスナーを閉めるのが面倒くさいのでしょう。

ファスナーを開けた後、そのままにしている人がいます。

たしかにいちいちファスナーを開け閉めするのは、少し手間に感じることもあるでしょう。

開けたままにしておけば、また中身を取り出すとき、開ける手間を省けます。

しかし、世の中には泥棒根性を持つ人がいます。

ファスナーを開けたままのバッグは、端から見ると、少々無防備に見えます。

防犯意識が低そうに見られても仕方ありません。

「この人は鈍感そうだ」と思われる可能性があります。

中身が見えてしまい、財布・スマホなどの貴重品が目に入ることもあります。

泥棒根性を持つ人がファスナーが開いたままのカバンやバッグを見ると、悪い衝動に駆られるでしょう。

窃盗は、一瞬の隙を狙われます。

ファスナーを開けたままにしていると、窃盗被害に遭いやすくなるのです。

ファスナーは、こまめに閉める

カバンやバッグのファスナーは、こまめに閉めるようにしましょう。

必要があるときはファスナーを開け、用事が済んだら閉じます。

開けたままのほうがまた使うとき楽というのもわかりますが、防犯のことを考えるなら、できるだけこまめに閉じるようにしたい。

何かの拍子で中身が外に出てしまうことも考えられます。

当たり前のことを当たり前にするだけです。

少し手間に感じるかもしれませんが、安全には変えられません。

普段から心がけていると、だんだん習慣として身につきます。

ひとたび習慣化に成功すれば、勝手に手が動くようになり、面倒に感じることもなくなります。

たびたび中身を取り出す必要があるなら別ですが、用事がなければ、こまめにファスナーを閉じるようにするのが良いのです。

問題意識を持つ方法(28)
  • ファスナーは、開けたままにせず、こまめに閉じる。
29

あなたには、保留中の問題がある。

あなたには、保留中の問題がある。 | 問題意識を持つ30の方法

保留中の問題はありませんか。

「別に保留している問題はない」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

自分の日常生活をじっくり振り返ってみてください。

あるとき問題に気づいたものの、あれこれ言い訳をして、いつの間にか保留にしていることがあるのではないでしょうか。

意識的に保留していることもあれば、無意識的に保留していることもあります。

まだそれほど大きな問題ではないので、とりあえず放置になっています。

「これくらい平気」

「まだ大丈夫だろう」

「しばらく様子見をしよう」

「時間があるときにしよう」

「そのうち良くなるかもしれない」

きっとそんなことを思いながら、いつの間にか保留している問題があるはずです。

保留することが当たり前になっていると、だんだん問題意識が薄れてきます。

そのうち意識にも上らなくなります。

保留にしていることすら忘れます。

そうして問題がどんどん悪いほうに進行していくのです。

そのまま放置したところで、良いことはありません。

今すぐ保留中の問題を思い出し、解決に向けて着手しましょう。

「ほうっておけば、自然と治るかもしれない、自然と消えるかもしれない」と思っているかもしれませんが、それが油断というもの。

残念ながら、自然と問題が解決するようなうまい話はありません。

放置したところで、十中八九、悪化の坂を転げ落ちるだけです。

さあ、もう先送りはやめましょう。

見て見ぬふりはやめましょう。

結局のところ、問題は問題です。

先送りにしたところで、遅かれ早かれやらなければいけません。

小さなことかもしれませんが、これ以上放置を続けていると、いずれ大変なことになる可能性があります。

今の段階で着手すれば、それだけ早めに片付きます。

もちろんストレスから解放されるのも早くなり、精神衛生が良くなります。

面倒かもしれませんが、重い腰を上げましょう。

問題は早めに解決するのが得策です。

問題意識を持つ方法(29)
  • いつの間にか保留している問題を思い出し、今すぐ解決に取りかかる。
エピローグ
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「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。

「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」。 | 問題意識を持つ30の方法

いつも問題から逃げてばかりの人がいます。

問題に気づいても、見て見ぬふりで済ませたり、つい後回しにしたりです。

問題に取りかかるのがおっくうで、なかなか重い腰が上がらないのです。

困難な問題に立ち向かうときは、なおさらです。

立ち向かう勇気が出ないのです。

そんな人におすすめの、自分を奮い立たせるフレーズがあります。

次の言葉を自分に言い聞かせましょう。

「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」です。

今まで逃げ癖があったとしても、気にしなくてOK。

過去は過去です。

逃げ癖があって、今まで問題から逃げてばかりだとしても、昔のことは気にしなくていいのです。

大切なのは今です。

「今回は違う」という部分で、ぐっと気持ちが盛り上がります。

問題に尻込みしているとき「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」と自分に言い聞かせましょう。

おっくうな気持ちが吹き飛んで、積極的な気持ちが生まれます。

これぞまさしく「新しい自分に生まれ変わる一言」なのです。

問題意識を持つ方法(30)
  • 「今までの自分ならここで逃げていたが、今回は違う」のフレーズで、自分を奮い立たせる。

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