公開日:2022年10月10日
執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

15

長所だけが個性ではない。短所も立派な個性。

長所だけが個性ではない。短所も立派な個性。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

多くの人が「長所=個性」と考えています。

たしかに長所は、強みです。

大切な魅力であり、人生の武器にもなるでしょう。

長所であればあるほど、胸を張れます。

特に優れた長所であれば「才能」と呼ぶこともあるでしょう。

「長所は個性」という考え方に疑いの余地はありません。

その反面、短所は捉え方が変わります。

「弱いところ」「劣っているところ」「足りないところ」という考えがあるためでしょうか。

「短所≠個性」と考える人が多い。

抵抗感や拒否反応があって、なかなか直視しようとしません。

短所は悪いところであり、できるだけ直したほうがいいと思われがちです。

ここに誤解があります。

個性は長所だけではありません。

短所も立派な個性です。

短所も、大切な個性の1つ

個性とは、その人特有の性質のことをいいます。

長所だけでなく、短所も、あなたのアイデンティティーを形成する要素なのですから、大切な個性の1つです。

長所も短所も個性として受け止めてください。

短所は「不幸のもと」と考える人もいるかもしれません。

「短所なんてなくなってしまえばいい」と思うかもしれませんが、それは誤った思い込みです。

短所がなくなったら個性もなくなることになり、自分らしさの一部が失われることになります。

個性がなくなることで平凡化してしまい、ありきたりな人になってしまうのです。

短所を「偽物の個性」と考える人もいますが、これも誤解です。

個性に偽物はありません。

長所も短所も、本物の個性です。

長所も短所も、生かしましょう。

短所を無駄と思うのは誤解です。

長所だけでなく、短所も認め、好きになってください。

どちらもあなたの大事な個性ですから、大事に扱うだけの価値があります。

長所も短所も個性と思えば、自分にも相手にも寛容になれます。

自分を認められる人は、他人も認められます。

相手に短所と思えるところがあっても「そういうところもいいね」と素直に思えるのです。

コンプレックスで抵抗感があるかもしれませんが、悩みのタネだとしても、間違いなく個性の1つです。

短所は、悩みのタネでもありますが、幸せのタネでもあります。

短所も、生かし方を工夫すれば、強力な武器に化けるのです。

人生100年時代を生きる言葉(15)
  • 長所だけでなく、短所も個性と考える。
「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 離婚しても、ネガティブに捉えない。
    「第二章の始まり」と考えよう。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 死ぬまで働くことを、不幸なことだと決めつけない。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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