多くの人が「長所=個性」と考えています。
たしかに長所は、強みです。
大切な魅力であり、人生の武器にもなるでしょう。
長所であればあるほど、胸を張れます。
特に優れた長所であれば「才能」と呼ぶこともあるでしょう。
「長所は個性」という考え方に疑いの余地はありません。
その反面、短所は捉え方が変わります。
「弱いところ」「劣っているところ」「足りないところ」という考えがあるためでしょうか。
「短所≠個性」と考える人が多いのです。
抵抗感や拒否反応があって、なかなか直視しようとしません。
多くの人は「短所は悪いところなので、できれば直したほうがいい」と考えがちです。
ここに誤解があります。
個性は長所だけではありません。
短所も立派な個性です。
個性とは、その人特有の性質のことをいいます。
長所だけでなく、短所も、あなたのアイデンティティーを形成する要素なのですから、大切な個性の1つです。
長所も短所も個性として受け止めてください。
短所は「不幸のもと」「短所なんてなくなってしまえばいい」と考える人もいるかもしれません。
それは誤った思い込みです。
短所がなくなったら個性もなくなることになり、自分らしさの一部が失われることになります。
個性がなくなることで平凡化してしまい、ありきたりな人になってしまうのです。
長所だけでなく、短所も認め、好きになってください。
どちらもあなたの大事な個性ですから、大事に扱うだけの価値があります。
長所も短所も個性と思えば、自分にも相手にも寛容になれます。
自分を認められる人は、他人も認められます。
相手に短所と思えるところがあっても「そういうところもいいね」と素直に思えるのです。
「短所を見せると、人に嫌われる」と思うかもしれません。
そういう可能性もゼロではありませんが、良いこともあります。
あなたの短所を、受け入れてくれる人は必ずいます。
世の中にはいろいろな人がいて、あなたの短所を「いいね」と言ってくれる人がいるのです。
そういう人とだけ付き合えばいいのです。
自分と合った人とだけ付き合える環境ができあがるのです。
コンプレックスで抵抗感があるかもしれません。
自分にとって悩みのタネだとしても、間違いなく個性の1つです。
短所は、悩みのタネでもありますが、幸せのタネでもあります。
短所も、生かし方を工夫すれば、強力な武器に化けるのです。