「無駄足になった」という声を聞くことがあります。
人を訪ねて足を運んだものの、相手が留守でいないときがありますね。
相手がいたとしても、思うような成果が得られず、手ぶらで帰ることもあるでしょう。
そんなとき「無駄足になった」とため息交じりでつぶやくのです。
しかし、本当にそれは「無駄足」と言えるのでしょうか。
いいえ、誤解です。
少なくとも運動になっているからです。
歩くことは健康のためになります。
遠いところまで足を運んだのなら、それだけたくさん歩いていて、良い運動になっているはずです。
全身の筋肉の7割は下半身に集中しているので、歩くことで多くの筋肉を効率的に動かせます。
考えようによっては「気分転換にもなった」ともいえるはずです。
行き帰りの道では、いろいろな人とすれ違ったり、いろいろな景色が見たりできたはずです。
普段と違った刺激が得られると、良い気晴らしになります。
「無駄足になった」という場面はすべて「運動になった」「気分転換になった」と言い換えられます。
少なくとも運動や気分転換ができているのですから、無駄足になったとはいえません。
世の中に無駄足なんて存在しないのです。