個性は、量をこなしたときに初めて本物へと変わります。
人によってそれぞれの個性がありますが、残念なことにそれだけで終わらせてしまっている人がほとんどです。
せっかくの自分の個性があるというのに、それで満足して成長させていくことを止めてしまっているのです。
これではタネを植えてようやく芽を出し、それで満足させているようなものです。
芽を出してからが本当の勝負であり、それからどんどん成長させていけば最後には大きな花を咲かせることができます。
あなたの個性は、まだ土から芽を出したばかりの状態です。
しかし、実際それが自分の個性であり、すべてだと思っています。
とんでもない。
実際はそこがゴールではなく、そこからがスタートなのです。
花の芽を出した後からが本当の勝負であるように、あなたの小さな個性は、その後とても大きくなる可能性があります。
では、大きくさせるためにはどうすればいいのか。
答えをいってしまえば「量をこなすこと」です。
どんどん量をこなすことで、初めて個性が強化されます。
初めから揺るぎない個性があるわけではなく、量をこなすことでだんだん強化されます。
単なる個性を、揺るぎないしっかりした自分の個性へと変えていくためには、量をこなすしか方法はありません。
たくさんの量をこなし、自信をつけ、技術を身につけて、自分の武器にします。
芸は身を助けるといいます。
たとえ一芸でも、本当に優れたものなら、周りからの注目を集め、個性へと発展させることができるのです。
膨大な量をこなした人だけが、個性を圧倒的に伸ばし、自分の武器にできるのです。