「ありのままの自分で生きる」という人がいます。
ありのままの自分で生きることは素晴らしいことです。
自分は自分にしかなれません。
バラはバラであり、ヒマワリにはなれません。
ヒマワリはヒマワリであり、バラにはなれません。
自分らしく生きることほど大切なことはありません。
しかし、ありのままの自分で生きるというとき、少し気になるケースを見かけます。
「ありのまま」という響きがあるためでしょうか。
「そのままでいい」「何もしなくていい」「自然に任せていればいい」と考える人がいます。
ありのままの自分で生きるからといって、努力や向上心は不要と考える人がいます。
これは違うのです。
ありのままの自分で生きるためにも、自分らしさを表現するためにも、やはり努力は必要です。
向上心も必要です。
誰でも得意や長所があります。
何もしないで、自然と能力が伸びることはありません。
自分の得意や長所を伸ばすためには、それ相応の努力が必要です。
才能がある人ほど、才能を伸ばす努力をしています。
自分が進みたい道があるとします。
勝手に道が切り開かれるわけではありません。
自分の道を切り開いて進むためには、大きな努力が必要です。
チャレンジすることで見えてくることがあります。
思ったより楽しく感じたりスムーズにできたりすれば「私はこういうことが得意なんだね」とわかり、自己理解につながります。
チャレンジすることで失敗をすることもありますが、これも大事です。
失敗をすることで自分が見えてきます。
「私はこういうことが苦手なんだね」とわかれば、これはこれで自己理解につながるのです。
苦手なことがわかれば、今後の生き方がうまくなります。
あらかじめ避けたり、得意な人に任せたりなど、対策を打てるのです。
努力や向上心がなくなったら、何も成長しません。
得意や長所も伸ばせません。
現状維持どころか、下降線を下る一方です。
ありのままの自分で生きるとしても、努力と向上心は必要なのです。