公開日:2022年9月7日
執筆者:水口貴博

信頼される人になる30の方法

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信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬。

信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬。 | 信頼される人になる30の方法

信頼貯金の増減には、ある特徴があります。

「増やすのは大変でも、減るときは一瞬」という特徴です。

信頼貯金を増やすのは大変です。

一晩で実現できるものではありません。

時間も労力もかかり、地道な努力が必要です。

こつこつ実績を積み上げることで、信頼貯金が貯まっていき「信頼される人」へとなります。

ところが、減るときは一瞬です。

信頼貯金の総量で決まるとはいえ、失敗したときは急減する特徴があるため、油断はできません。

信頼を積み上げるのは大変ですが、壊れるときはあっという間なのです。

たとえば、成功と失敗の程度が同じとします。

程度が同じであれば、増え方も減り方も同じに思えますが、そうではありません。

ミスや失敗したときのほうが、信頼貯金がぐっと減ってしまうのが現実です。

仮に重大な裏切り行為が1つあれば、長い歳月をかけて積み上げてきた信頼であっても、帳消しになる恐れがあります。

信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬なので十分注意してください。

小さなミスでいきなり信頼がゼロになることはありませんが、それでも悪影響は小さくありません。

少なくともミスをしたのは事実であるため、信頼にはマイナスポイントです。

「増やすのは大変なのに、減るのは一瞬というのは納得がいかない」と思うかもしれません。

そういう特徴があるのですから仕方ありません。

信頼の程度は信頼貯金の量で決まるとはいえ、ミスも失敗もないに越したことはありません。

ミスも失敗も、最小限に抑える努力をしましょう。

ミスや失敗には「致命傷」のものがある

信頼貯金は、ミスをしたり約束を破ったりしたとき、減ります。

ミスや約束不履行の程度が大きいと、減り方も大幅です。

信頼貯金には「一気に信頼がゼロになる」という例外があります。

いわゆる「致命傷」と呼ばれるものです。

どれだけ信頼を増やして大きく積み重ねていても、重大な違反を犯せば、一気に信頼が崩れ落ちます。

たとえば、法に触れるような間違いをしたり、重要な契約に不履行があったり、お客さまの大事な書類を紛失したりなどなど。

プライベートにおいても信頼の致命傷があります。

友人関係であれば、恐喝や暴力です。

恋人関係や夫婦関係であれば、浮気や不倫が、それに当たります。

こうした過ちは、たった1回であっても、信頼はゼロになります。

ミスや約束不履行のなかには「致命傷」になるものがあるので、これだけは十二分に注意してください。

ミスが許されないところは、間違えてはいけません。

しっかり集中したり何度もチェックしたりすることで、ミスをゼロにして、確実に完了させましょう。

絶対破ってはいけない約束は、絶対破ってはいけません。

誘惑があろうと魔が差そうと何があろうと、必ず守り抜きましょう。

人間は不完全な生き物です。

ミスや失敗をすることはあって当然ですが、それでも絶対厳守の場面では、確実にこなすようにしてください。

注意してしすぎることはないのです。

信頼される人になる方法(2)
  • ミスが許されないところは、確実に終わらせる。
  • 絶対破ってはいけない約束は、必ず守る。
信頼に近道はない。

信頼される人になる30の方法

信頼される人になる30の方法
  1. 信頼の程度は「信頼貯金の量」で決まる。
    信頼の程度は「信頼貯金の量」で決まる。
  2. 信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬。
    信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬。
  3. 信頼に近道はない。
    信頼に近道はない。
  4. 信頼される人になるためには、まず約束を守ることが欠かせない。
    信頼される人になるためには、まず約束を守ることが欠かせない。
  5. 信頼される人は「白いうそ」はついても「黒いうそ」はつかない。
    信頼される人は「白いうそ」はついても「黒いうそ」はつかない。
  6. 信頼される人は「時間厳守」を徹底している。
    信頼される人は「時間厳守」を徹底している。
  7. 信頼される人は、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
    信頼される人は、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
  8. 信頼される人になるためには、仕事の知識やスキルが欠かせない。
    信頼される人になるためには、仕事の知識やスキルが欠かせない。
  9. 信頼される人は、身だしなみと言葉遣いが整っている。
    信頼される人は、身だしなみと言葉遣いが整っている。
  10. ビジネスマナーが身についている人は、信頼されやすい。
    ビジネスマナーが身についている人は、信頼されやすい。
  11. 再確認の習慣があると、信頼される。
    再確認の習慣があると、信頼される。
  12. スピードのある人が、信頼される。
    スピードのある人が、信頼される。
  13. 言うことがころころ変わる人は信頼されない。<br>話に一貫性のある人が信頼される。
    言うことがころころ変わる人は信頼されない。
    話に一貫性のある人が信頼される。
  14. 人によって態度を変える人は、信頼されない。<br>態度に一貫性のある人が、信頼される。
    人によって態度を変える人は、信頼されない。
    態度に一貫性のある人が、信頼される。
  15. 話を聞く人は、信頼される人。<br>傾聴は、信頼関係の構築に欠かせない姿勢。
    話を聞く人は、信頼される人。
    傾聴は、信頼関係の構築に欠かせない姿勢。
  16. 信頼できる人は、最善主義者。<br>ベストを尽くす姿勢は、信頼を勝ち取る姿勢。
    信頼できる人は、最善主義者。
    ベストを尽くす姿勢は、信頼を勝ち取る姿勢。
  17. 人の悪口は言わない。<br>愚痴や噂話も控えよう。
    人の悪口は言わない。
    愚痴や噂話も控えよう。
  18. 間違いや失敗は、隠したりごまかしたりしない。<br>正直に告げることが、信頼につながる。
    間違いや失敗は、隠したりごまかしたりしない。
    正直に告げることが、信頼につながる。
  19. 報告・連絡・相談を小まめに行うことで、信頼が高まる。
    報告・連絡・相談を小まめに行うことで、信頼が高まる。
  20. 両面提示は、信頼アップの技術。<br>メリットだけでなく、デメリットも提示しよう。
    両面提示は、信頼アップの技術。
    メリットだけでなく、デメリットも提示しよう。
  21. 信頼しない人は、信頼されない。<br>信頼する人が、信頼される。
    信頼しない人は、信頼されない。
    信頼する人が、信頼される。
  22. 秘密主義の人は、信頼されない。<br>積極的に自己開示をすると、信頼される。
    秘密主義の人は、信頼されない。
    積極的に自己開示をすると、信頼される。
  23. お金にだらしない人は、信頼されない。<br>お金にきちんとしている人が、信頼される。
    お金にだらしない人は、信頼されない。
    お金にきちんとしている人が、信頼される。
  24. 口が軽いと、信頼から遠ざかっていく。<br>口が堅いと、信頼につながっていく。
    口が軽いと、信頼から遠ざかっていく。
    口が堅いと、信頼につながっていく。
  25. 信頼される人には「落ち着いた言動」がある。
    信頼される人には「落ち着いた言動」がある。
  26. 肯定から入るのが、信頼関係を築くコミュニケーション。
    肯定から入るのが、信頼関係を築くコミュニケーション。
  27. 実績を積み上げていくことが、大きな信頼につながる。
    実績を積み上げていくことが、大きな信頼につながる。
  28. 思いやりの心ほど美しいものはない。<br>信頼できる人には「他人を助ける姿勢」がある。
    思いやりの心ほど美しいものはない。
    信頼できる人には「他人を助ける姿勢」がある。
  29. 責任から逃げる人は、信頼されない。<br>自分で責任を取る人が、信頼される。
    責任から逃げる人は、信頼されない。
    自分で責任を取る人が、信頼される。
  30. 信用できない人と付き合わないこと、信用できる人と付き合うことが、信頼強化につながる。
    信用できない人と付き合わないこと、信用できる人と付き合うことが、信頼強化につながる。

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