信頼されるためには、まず信頼することです。
「あなたのことは信頼できませんが、私のことは信頼してください」という姿勢ではうまくいきません。
あなたが相手から疑われているところをイメージしてみてください。
自分のことを信頼してくれない人は、嫌な感じがあって、こちらも信頼しにくいのではないでしょうか。
相手から疑われていると、壁を感じてしまい、こちらも期待に応えにくくなります。
「私もあなたを信頼しない!」と反発的な態度になりがちです。
まずこちらから、相手を信頼することです。
もちろん実績に何もない状態で、いきなり相手を100パーセント信頼するのは難しいでしょう。
たしかに無条件に相手を信頼するのはリスクのあること。
しかし「信頼の姿勢」を見せることならできるはずです。
傷つくリスクや裏切られるリスクはあるとしても、やはりまずこちらから信頼の姿勢を見せていくことが大切です。
心では100パーセント信頼していなくても、表向きは信頼の姿勢を見せておくのがいい。
「あなたを信頼しています」という前向きな姿勢が伝わると、相手もその期待に応えようとして、努力してくれます。
相手は、期待に応えたい気持ちになり、誠実な働きを見せてくれるのです。
人間関係には「鏡の法則」があり、これは信頼においても通じます。
信頼しない人は、信頼されません。
信頼する人が、信頼されるのです。