公開日:2022年9月7日
執筆者:水口貴博

信頼される人になる30の方法

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話を聞く人は、信頼される人。傾聴は、信頼関係の構築に欠かせない姿勢。

話を聞く人は、信頼される人。傾聴は、信頼関係の構築に欠かせない姿勢。 | 信頼される人になる30の方法

「傾聴力」という言葉をご存じですか。

傾聴力とは、しっかり相手の言葉に耳を傾け、相手をより深くまで理解する姿勢のことをいいます。

ちょっと難しい言葉ですが、わかりやすく一言で言えば「話をよく聞く人になる」ということです。

心理学のカウンセリングで用いられるテクニックですが、私たちの信頼関係の構築においても役立ちます。

信頼される人を目指しているなら、傾聴力を高めましょう。

まずきちんと相手の目を見ます。

ただし、ずっと凝視するのは相手に圧迫感を与えるため、適度に視線をそらすことも大切です。

「7~8秒に1回」を目安に視線をそらすと、自然な感じが生まれます。

人の話を聞くときは、途中で話を折ることなく、最後まで耳を傾けるようにしましょう。

ちょっと納得できない話であっても、余計な口出しはしません。

否定したり遮ったりせず、最後まで聞きましょう。

一言一言に集中すれば、話を理解できるだけでなく、相手の理解も深まります。

話の途中で先が読めることもありますが、そのときも口出しせず、最後まで聞くことを貫いてください。

話を聞く際、プラスアルファで心がけたいのは相槌あいづちです。

微動だにせずじっと聞くのではなく、適度な相槌を心がけてください。

話の調子に合わせてうなずいたり「なるほど」「そうですね」と言ったりすれば、話がスムーズに進みます。

うなずき方も、一定ではなく、変化を持たせたい。

理解しているときは小さくうなずき、深い共感や同意ができたときは大きくうなずきます。

腕組みをしながら聞く姿勢には注意してください。

心理学において、腕組みは「自己防衛」を意味します。

相手との間に壁を作ってしまうため、控えておくのが得策です。

話を聞くときは、腕を組むのではなく、手を前に出して組むようにしましょう。

相手の話に不明点があれば、話を最後まで聞いたうえで、質問をしましょう。

自分の解釈が間違っていることもあります。

質問すると、解釈を正したり再確認できたりします。

相手は「きちんと理解しようとしている」と感じるため、ますます話が進みます。

これが傾聴力です。

きちんと話を聞くことは、相手を受け入れることです。

傾聴力があればあるほど、相手は「自分が理解されている、受け入れられている」と感じるため、あなたに信頼を寄せてくれます。

きちんと話を聞く姿勢は、信頼につながるのです。

信頼される人になる方法(15)
  • 人の話は、途中で遮らず、最後まで聞くことを心がける。
  • 話の調子に合わせて、上手に相槌を打つ。
信頼できる人は、最善主義者。
ベストを尽くす姿勢は、信頼を勝ち取る姿勢。

信頼される人になる30の方法

信頼される人になる30の方法
  1. 信頼の程度は「信頼貯金の量」で決まる。
    信頼の程度は「信頼貯金の量」で決まる。
  2. 信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬。
    信頼貯金は、増やすのは大変でも、減るときは一瞬。
  3. 信頼に近道はない。
    信頼に近道はない。
  4. 信頼される人になるためには、まず約束を守ることが欠かせない。
    信頼される人になるためには、まず約束を守ることが欠かせない。
  5. 信頼される人は「白いうそ」はついても「黒いうそ」はつかない。
    信頼される人は「白いうそ」はついても「黒いうそ」はつかない。
  6. 信頼される人は「時間厳守」を徹底している。
    信頼される人は「時間厳守」を徹底している。
  7. 信頼される人は、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
    信頼される人は、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
  8. 信頼される人になるためには、仕事の知識やスキルが欠かせない。
    信頼される人になるためには、仕事の知識やスキルが欠かせない。
  9. 信頼される人は、身だしなみと言葉遣いが整っている。
    信頼される人は、身だしなみと言葉遣いが整っている。
  10. ビジネスマナーが身についている人は、信頼されやすい。
    ビジネスマナーが身についている人は、信頼されやすい。
  11. 再確認の習慣があると、信頼される。
    再確認の習慣があると、信頼される。
  12. スピードのある人が、信頼される。
    スピードのある人が、信頼される。
  13. 言うことがころころ変わる人は信頼されない。<br>話に一貫性のある人が信頼される。
    言うことがころころ変わる人は信頼されない。
    話に一貫性のある人が信頼される。
  14. 人によって態度を変える人は、信頼されない。<br>態度に一貫性のある人が、信頼される。
    人によって態度を変える人は、信頼されない。
    態度に一貫性のある人が、信頼される。
  15. 話を聞く人は、信頼される人。<br>傾聴は、信頼関係の構築に欠かせない姿勢。
    話を聞く人は、信頼される人。
    傾聴は、信頼関係の構築に欠かせない姿勢。
  16. 信頼できる人は、最善主義者。<br>ベストを尽くす姿勢は、信頼を勝ち取る姿勢。
    信頼できる人は、最善主義者。
    ベストを尽くす姿勢は、信頼を勝ち取る姿勢。
  17. 人の悪口は言わない。<br>愚痴や噂話も控えよう。
    人の悪口は言わない。
    愚痴や噂話も控えよう。
  18. 間違いや失敗は、隠したりごまかしたりしない。<br>正直に告げることが、信頼につながる。
    間違いや失敗は、隠したりごまかしたりしない。
    正直に告げることが、信頼につながる。
  19. 報告・連絡・相談を小まめに行うことで、信頼が高まる。
    報告・連絡・相談を小まめに行うことで、信頼が高まる。
  20. 両面提示は、信頼アップの技術。<br>メリットだけでなく、デメリットも提示しよう。
    両面提示は、信頼アップの技術。
    メリットだけでなく、デメリットも提示しよう。
  21. 信頼しない人は、信頼されない。<br>信頼する人が、信頼される。
    信頼しない人は、信頼されない。
    信頼する人が、信頼される。
  22. 秘密主義の人は、信頼されない。<br>積極的に自己開示をすると、信頼される。
    秘密主義の人は、信頼されない。
    積極的に自己開示をすると、信頼される。
  23. お金にだらしない人は、信頼されない。<br>お金にきちんとしている人が、信頼される。
    お金にだらしない人は、信頼されない。
    お金にきちんとしている人が、信頼される。
  24. 口が軽いと、信頼から遠ざかっていく。<br>口が堅いと、信頼につながっていく。
    口が軽いと、信頼から遠ざかっていく。
    口が堅いと、信頼につながっていく。
  25. 信頼される人には「落ち着いた言動」がある。
    信頼される人には「落ち着いた言動」がある。
  26. 肯定から入るのが、信頼関係を築くコミュニケーション。
    肯定から入るのが、信頼関係を築くコミュニケーション。
  27. 実績を積み上げていくことが、大きな信頼につながる。
    実績を積み上げていくことが、大きな信頼につながる。
  28. 思いやりの心ほど美しいものはない。<br>信頼できる人には「他人を助ける姿勢」がある。
    思いやりの心ほど美しいものはない。
    信頼できる人には「他人を助ける姿勢」がある。
  29. 責任から逃げる人は、信頼されない。<br>自分で責任を取る人が、信頼される。
    責任から逃げる人は、信頼されない。
    自分で責任を取る人が、信頼される。
  30. 信用できない人と付き合わないこと、信用できる人と付き合うことが、信頼強化につながる。
    信用できない人と付き合わないこと、信用できる人と付き合うことが、信頼強化につながる。

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