信頼される人になるためには、時間厳守を心がけましょう。
私たちの身の回りには、時間の決まり事がたくさんあります。
就業時間、会議の時間、待ち合わせの時間などありますが、きちんと時間を守っていくことが大切です。
信頼される人になるためには約束を守ることが大切ですが、時間を守ることも約束を守ることの1つです。
注意したいのは「わずかな遅刻」です。
「1分くらいなら遅刻しても大丈夫だろう」と考える人もいますが、やはり良くありません。
1分であっても、遅刻は遅刻です。
わずかでも遅れてしまえば、時間を守ったことになりません。
「電車が遅れていたから」「渋滞をしていたから」など言い訳をすると、ますます信頼を損ねてしまいます。
信頼される人になるために、時間厳守は基本なのです。
ただし、時間厳守ができれば十分というわけではありません。
時間を守るうえで心がけたいのは「余裕のある到着」です。
たとえば、14時の待ち合わせで、13時59分の到着は要注意です。
たしかに約束の時間は守っていますが、ぎりぎりで余裕がありません。
交通機関の遅延がちょっとでもあったり、途中でお手洗いに立ち寄ったりすれば、約束の時間に遅れていたでしょう。
時間は守れていても、相手は「ぎりぎり」「余裕がない」という印象を受けてしまい、少なからず信頼に悪影響を及ぼします。
「5分前行動」「10分前行動」など意識して、できるだけ余裕のある到着を心がけましょう。
天候不良で渋滞や交通機関の遅延が予想されるなら、早めに出発して向かうのが賢明です。
余裕を持った到着ができれば、呼吸や身だしなみを整える余裕も生まれます。
いついかなるときも、余裕を持った到着を心がけましょう。
十分な余裕を持って向かうのが、信頼できる姿なのです。