執筆者:水口貴博

才能を磨く30の方法

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遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能は発揮できない。

遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能は発揮できない。 | 才能を磨く30の方法

「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」

子どものころは、勉強せずに遊んでばかりいると必ず親の怒鳴り声が飛んでくるものです。

たしかに勉強は大切ですが、勉強がすべてと思っている親のもとでは驚くべきことに才能をなかなか磨くことはできません。

いまや大リーグで活躍しているイチロー選手の才能発揮に関しては、陰でお父さんの存在が影響しています。

お父さんは、イチロー選手が野球に明け暮れている毎日でも、やるべき勉強さえできていれば止めようとしなかったそうです。

野球をしているときの彼の姿はとても生き生きして、止められないほどのオーラが出ていたというのです。

最低限の勉強をしっかりしていれば、お父さんはイチロー選手をとことん野球漬けにしてあげる寛大な心を持っていたのです。

もしここで「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」という言葉が飛んでいれば、今のイチロー選手の姿はなかったはずです。

遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能を磨くことはできないのです。

歴史上の偉人たちの親は、どの親も遊びに対して寛大であり、理解がありました。

好きなことをやっているときこそ、個性が発揮され、能力が伸びると知っていたからです。

エジソンは小学校を3カ月で退学してしまうという学歴しかありません。

退学を許した親に驚きです。

学校を退学してしまったエジソンは、どこで勉強したかというと、家で勉強したのです。

最低限の勉強は親が先生になり、教えたのです。

発明ばかりに明け暮れるエジソンに対しても決して止めようとせず「好きなだけやらせる」というスタイルを貫いていました。

才能が開花されたのです。

勉強ばかりをやらせる親のもとでは、あり得ないことです。

好きなことを好きなだけやることがだらしないことだと思っている親は、子の才能をつぶしている親です。

本当に子の才能を発揮させたければ、好きなことを好きなだけやらせるのです。

好きなことを好きなだけやらせたときに、才能は発揮されるのです。

才能を磨く方法(8)
  • 遊びも立派な勉強だと考える。
親の援助に頼らないと、勉強する大金は手に入れられない。

才能を磨く30の方法

  1. 恵まれた環境は、才能を開かせる土台である。
  2. 環境は、自分で選択し、作り出していくことができる。
  3. 一番お金をかけるべきは、環境という基盤。
  4. 孤独も、大切な環境。
  5. 本ほど、自由度の高い先生はいない。
  6. アリでもない。
    キリギリスでもない。
    アリギリスになれた人が才能を発揮できる。
  7. 蓄積されたノウハウで、お金を回収できるようになる。
  8. 遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能は発揮できない。
  9. 親の援助に頼らないと、勉強する大金は手に入れられない。
  10. お金の使い方がキーポイント。
    使い方しだいで、将来の姿が決まってしまう。
  11. 早い時期の失敗は、痛みが小さくて済む。
  12. 才能は、量の勝負でしかない。
  13. 自分らしくやることが、一番能力を発揮できる。
  14. 人目、体裁、見栄を考えると、本当の力を発揮できなくなる。
  15. 自分の才能に、3年くらい捨ててしまおう。
  16. 我慢とは、精神的苦痛のこと。
    何の蓄積にもならない。
  17. 素晴らしい手本となるような尊敬できる人物に出会う。
  18. 有名人の共通点は「一点豪華主義者」であるということ。
  19. 小さなリスクなら、迷わずやればいい。
  20. 夢を叶えるという欲求には、前提条件をクリアする必要がある。
  21. 本当の実力は、楽しんで身につけるもの。
  22. 小さく始めて、後から大きく。
  23. 夢を書いた紙を壁に貼る。
  24. できないことも、立派な結果の1つ。
  25. 諦めるから、夢が終わってしまう。
  26. 子どもの成長は、親からどのような教育を受けるかに大きくかかっている。
  27. 氷山の一角を出すために、大量の無駄を経験する。
  28. 努力は才能ではない。
    好きなことをやっていれば、自然と身につく。
  29. お金のためにやっている人は、失敗する。
  30. 才能の最終体系は、人の役に立てること。

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