執筆者:水口貴博

才能を磨く30の方法

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お金のためにやっている人は、失敗する。

お金のためにやっている人は、失敗する。 | 才能を磨く30の方法

バッティングセンターに通う少年がいます。

バッティングセンターに通う人の共通点は、野球がうまいことです。

バッティングセンターでは、お金が必要です。

誰かにボールを投げてもらい、バットで打っていればお金もかからないし、バッティングセンターまで行く必要もありません。

しかし、自宅や学校でも練習だけでは満足できず、わざわざバッティングセンターまで行きます。

お金を払ってまで練習したいと思う情熱は、人並み以上です。

そこまで思う人は、本当の野球好きです。

そのときうまくなくても、必ずうまくなるでしょう。

つまり「お金を払ってでも、やりたい気持ちがあるかどうか」です。

「もっと楽しみたい。お金を払うから、やらせてくれ」という「情熱」です。

才能を開花できた人たちは、みな共通してお金を払ってまでやり続けた過去があることです。

野球界で活躍している有名選手たちは、みなバッティングセンターに通い詰めた過去があります。

松井選手やイチロー選手も、バッティングセンターに毎日通っていました。

ゲームセンターや野球だけの話ではなく、音楽でも同じです。

バンドを組み、腕を磨くためには、わざわざ有料のスタジオを借りて、練習をします。

自分のお金を支払えるのは、本当に音楽をやりたい気持ちがある証拠です。

ギターのうまい人ほど、お金のかかる本格的なギターを持ち、楽譜や練習のための費用にお金をかけています。

お金をもらうからやる仕事とは違います。

「お金を払いますからやらせてください」という姿勢です。

本気さがうかがえるのです。

才能を磨き上げることは、お金のためにやることではありません。

むしろお金稼ぎのためにやることではなく、お金を払ってまでやりたいと思うことが才能になるのです。

才能を磨く方法(29)
  • 「お金を払いますからやらせてください」という姿勢を持つ。
才能の最終体系は、人の役に立てること。

才能を磨く30の方法

  1. 恵まれた環境は、才能を開かせる土台である。
  2. 環境は、自分で選択し、作り出していくことができる。
  3. 一番お金をかけるべきは、環境という基盤。
  4. 孤独も、大切な環境。
  5. 本ほど、自由度の高い先生はいない。
  6. アリでもない。
    キリギリスでもない。
    アリギリスになれた人が才能を発揮できる。
  7. 蓄積されたノウハウで、お金を回収できるようになる。
  8. 遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能は発揮できない。
  9. 親の援助に頼らないと、勉強する大金は手に入れられない。
  10. お金の使い方がキーポイント。
    使い方しだいで、将来の姿が決まってしまう。
  11. 早い時期の失敗は、痛みが小さくて済む。
  12. 才能は、量の勝負でしかない。
  13. 自分らしくやることが、一番能力を発揮できる。
  14. 人目、体裁、見栄を考えると、本当の力を発揮できなくなる。
  15. 自分の才能に、3年くらい捨ててしまおう。
  16. 我慢とは、精神的苦痛のこと。
    何の蓄積にもならない。
  17. 素晴らしい手本となるような尊敬できる人物に出会う。
  18. 有名人の共通点は「一点豪華主義者」であるということ。
  19. 小さなリスクなら、迷わずやればいい。
  20. 夢を叶えるという欲求には、前提条件をクリアする必要がある。
  21. 本当の実力は、楽しんで身につけるもの。
  22. 小さく始めて、後から大きく。
  23. 夢を書いた紙を壁に貼る。
  24. できないことも、立派な結果の1つ。
  25. 諦めるから、夢が終わってしまう。
  26. 子どもの成長は、親からどのような教育を受けるかに大きくかかっている。
  27. 氷山の一角を出すために、大量の無駄を経験する。
  28. 努力は才能ではない。
    好きなことをやっていれば、自然と身につく。
  29. お金のためにやっている人は、失敗する。
  30. 才能の最終体系は、人の役に立てること。

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