執筆者:水口貴博

才能を磨く30の方法

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夢を叶えるという欲求には、前提条件をクリアする必要がある。

夢を叶えるという欲求には、前提条件をクリアする必要がある。 | 才能を磨く30の方法

人間には5段階の欲求があるといわれています。

心理学者マズローの「マズローの5段階欲求説」によると、人間には5種類の欲求があり、段階的になっているとされています。

具体的にその5段階の欲求とは、次のようなものになります。

このように5種類の欲求があり、それぞれが順を追って段階的になっています。

最も特徴的なのは「前の段階の欲求を満たされていなければ、次の段階へと進めない」という点です。

たとえば、安全欲求にステップアップするには、まず「生理的欲求」が満たされていなければなりません。

食べるものに困り、死にそうなときには「安全」という欲求より食べて生き延びるための「生存」欲求が優先されます。

自分の命に困らず、十分な食料と睡眠を取ることができて、初めて「生存」が保障され、次に「安全」を求めるようになるのです。

安全を確保したい欲求が働くということは、すでに生存が保障されているということです。

この欲求は常に段階的であることを覚えておきましょう。

もし、あなたが今「愛情」を求めるということは、すでに「生存」と「安全」が満たされているということです。

「人から認められたい」「すごいと言われたい」と承認欲求があることは、生存・安全・愛情が満たされている証拠です。

最後の5段階目の実現欲求は最後の段階であり、この欲求が働くということは、前提の4段階をクリアしているということです。

もし「今は夢を叶えるどころではない」と思うなら、その前の段階のどこかでつまずいているということです。

こう考えることで、少なからず原因が見つけやすくなります。

才能を磨く方法(20)
  • 自分の状態を「マズローの5段階欲求説」に当てはめて、考えてみる。
本当の実力は、楽しんで身につけるもの。

才能を磨く30の方法

  1. 恵まれた環境は、才能を開かせる土台である。
  2. 環境は、自分で選択し、作り出していくことができる。
  3. 一番お金をかけるべきは、環境という基盤。
  4. 孤独も、大切な環境。
  5. 本ほど、自由度の高い先生はいない。
  6. アリでもない。
    キリギリスでもない。
    アリギリスになれた人が才能を発揮できる。
  7. 蓄積されたノウハウで、お金を回収できるようになる。
  8. 遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能は発揮できない。
  9. 親の援助に頼らないと、勉強する大金は手に入れられない。
  10. お金の使い方がキーポイント。
    使い方しだいで、将来の姿が決まってしまう。
  11. 早い時期の失敗は、痛みが小さくて済む。
  12. 才能は、量の勝負でしかない。
  13. 自分らしくやることが、一番能力を発揮できる。
  14. 人目、体裁、見栄を考えると、本当の力を発揮できなくなる。
  15. 自分の才能に、3年くらい捨ててしまおう。
  16. 我慢とは、精神的苦痛のこと。
    何の蓄積にもならない。
  17. 素晴らしい手本となるような尊敬できる人物に出会う。
  18. 有名人の共通点は「一点豪華主義者」であるということ。
  19. 小さなリスクなら、迷わずやればいい。
  20. 夢を叶えるという欲求には、前提条件をクリアする必要がある。
  21. 本当の実力は、楽しんで身につけるもの。
  22. 小さく始めて、後から大きく。
  23. 夢を書いた紙を壁に貼る。
  24. できないことも、立派な結果の1つ。
  25. 諦めるから、夢が終わってしまう。
  26. 子どもの成長は、親からどのような教育を受けるかに大きくかかっている。
  27. 氷山の一角を出すために、大量の無駄を経験する。
  28. 努力は才能ではない。
    好きなことをやっていれば、自然と身につく。
  29. お金のためにやっている人は、失敗する。
  30. 才能の最終体系は、人の役に立てること。

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