執筆者:水口貴博

才能を磨く30の方法

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我慢とは、精神的苦痛のこと。何の蓄積にもならない。

我慢とは、精神的苦痛のこと。何の蓄積にもならない。 | 才能を磨く30の方法

「我慢します」と言うと「偉い! すごい!」と言われるのが日本人です。

日本人は「我慢」という言葉に美意識を持っているようで、我慢をすることが偉いことだと思っています。

しかし、実際の我慢は偉くもなんともなく、ただストレスがたまるだけで何の役にも立ちません。

むしろストレスや恨み、憎しみやいらいらがたまってしまうだけで、元気が失われてしまう避けておきたいことの1つです。

なぜダイエットがいつも失敗してしまうのかというと、我慢になっているからです。

無理やり自分を抑えて、我慢を重ね体重が減ったところで、本人がやつれて表情が悪くなれば、意味がありません。

モテたくてダイエットに挑戦した女性が、逆にやつれてモテなくなる現象です。

嫌いなことを我慢して無理をしていても、将来の武器になるかというとそうはなりません。

我慢をせざるを得ない状況にアレルギーができ、そんなことをさせている人も一緒に嫌いになります。

我慢をして才能が伸びることはありません。

我慢が蓄積につながりはしません。

むしろ不幸の連続となってしまうだけです。

「無理をする、我慢をする」をしていると周りからは「すごいね、偉いね」なんて言われるかもしれません。

しかし、そうした言葉に乗せられてむやみに我慢を続けても、大きなことは達成できないでしょう。

精神的苦痛は、その人の性格を歪ませ、不幸になり、表情も人生も悪くなってしまうだけです。

我慢を美化しすぎないことです。

才能を磨く方法(16)
  • 我慢をするのは、やめる。
素晴らしい手本となるような尊敬できる人物に出会う。

才能を磨く30の方法

  1. 恵まれた環境は、才能を開かせる土台である。
  2. 環境は、自分で選択し、作り出していくことができる。
  3. 一番お金をかけるべきは、環境という基盤。
  4. 孤独も、大切な環境。
  5. 本ほど、自由度の高い先生はいない。
  6. アリでもない。
    キリギリスでもない。
    アリギリスになれた人が才能を発揮できる。
  7. 蓄積されたノウハウで、お金を回収できるようになる。
  8. 遊んでいることに否定的な親のもとでは、才能は発揮できない。
  9. 親の援助に頼らないと、勉強する大金は手に入れられない。
  10. お金の使い方がキーポイント。
    使い方しだいで、将来の姿が決まってしまう。
  11. 早い時期の失敗は、痛みが小さくて済む。
  12. 才能は、量の勝負でしかない。
  13. 自分らしくやることが、一番能力を発揮できる。
  14. 人目、体裁、見栄を考えると、本当の力を発揮できなくなる。
  15. 自分の才能に、3年くらい捨ててしまおう。
  16. 我慢とは、精神的苦痛のこと。
    何の蓄積にもならない。
  17. 素晴らしい手本となるような尊敬できる人物に出会う。
  18. 有名人の共通点は「一点豪華主義者」であるということ。
  19. 小さなリスクなら、迷わずやればいい。
  20. 夢を叶えるという欲求には、前提条件をクリアする必要がある。
  21. 本当の実力は、楽しんで身につけるもの。
  22. 小さく始めて、後から大きく。
  23. 夢を書いた紙を壁に貼る。
  24. できないことも、立派な結果の1つ。
  25. 諦めるから、夢が終わってしまう。
  26. 子どもの成長は、親からどのような教育を受けるかに大きくかかっている。
  27. 氷山の一角を出すために、大量の無駄を経験する。
  28. 努力は才能ではない。
    好きなことをやっていれば、自然と身につく。
  29. お金のためにやっている人は、失敗する。
  30. 才能の最終体系は、人の役に立てること。

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