想像してみましょう。
「もし今日が地球最後の日だったら、私は何をするだろうか?」と。
地球に接近する巨大惑星が確認され、今日の夜中0時、地球にぶつかることが確定しています。
地球にぶつかれば星ごと破壊され、世界が終わるのは間違いありません。
どこに行こうと逃げようがありません。
海外に逃げようと地下シェルターに逃げ込もうと、星ごと破壊されるならすべてが終わります。
もちろん普通に考えればあり得ないことです。
しかし、100パーセント絶対ないとは言い切れません。
今現在、地球にぶつかるような巨大惑星がなくても、今後はわかりません。
ある日、宇宙空間にぱっと巨大な惑星が出現して、地球に向かってくることもあるかもしれません。
現代科学ではまだまだ解明しきれない出来事があるのですから、そうした事象も絶対ないとは言い切れないでしょう。
実際はあり得ないことですが、あり得ないことを真面目に考えてみるのが楽しいのです。
今日が地球最後の日だったら、あなたはどうするでしょうか。
想像力を働かせて、真剣に考えてみてください。
愛する人と一緒に過ごす人もいるでしょう。
地球滅亡のぎりぎりまでゲームを楽しむ人もいるでしょう。
もう最後だと思って、大好物を食べまくる人もいるでしょう。
ひたすらベッドで寝る人もいるでしょう。
お気に入りの映画を鑑賞して過ごす人もいるでしょう。
絶望して、ひたすら泣き続ける人もいるでしょう。
奇跡が起こることを信じて、天に祈りを捧げる人もいるでしょう。
最後の時まで、愛する人と静かに過ごす人もいるでしょう。
もしくは完全に諦め、1人で静かに最後の時を迎える人もいるかもしれません。
いろいろな選択肢があって考えさせられるはずです。
地球最後の日なら、周囲の人たちも周りも大騒ぎしているはずです。
運命を受け入れるか、ぎりぎりまで抵抗するか。
自分は、慰める側になるのか、慰められる側になるのか。
最後の1日とはいえ、残り時間はまだ24時間あります。
分単位に直せば3600分、秒単位に直せば86400秒です。
やりたいことがあってそれが小さなことなら、ぎりぎり間に合うかもしれません。
選択肢はたくさんありますが、できることは限られています。
極限の状態になることで見えてくることがあります。
「最後にこれがしたい」と思うことがあるでしょう。
その中で、今すぐできることはないでしょうか。
地球最後の日にやりたいことは、本当にやりたいことです。
お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えることもできるでしょう。
もちろん過激な行動は慎むべきですが、常識の範囲でできることがあるでしょう。
今までお世話になった人に、感謝の気持ちを直接伝えることもできるでしょう。
大好物をたらふく食べるのは大変であっても、普通に食べておいしく味わうことならできるでしょう。
「もし今日が地球最後の1日だったら?」と考えて、その中から今できることがあれば、アクションを起こしてください。
できれば「今すぐ」です。
人生の後悔を減らすことにもつながります。