大道芸人の定番演目の1つといえば「バルーンアート」です。
細長いバルーンを膨らませたと思えば、何度も曲げたりねじったりし始めます。
観客は「割れそう!」という不安と「何ができるのだろう?」という期待が入り交じりながら、パフォーマーを見つめます。
何度も曲げたりねじったりしていくうちにだんだん形ができてきます。
時には2本目のバルーンを取り出し、また何度も曲げたりねじったりしていきます。
だんだん形が出来上がっていき、最後は立派な作品の完成です。
大道芸人が誇らしげにバルーンアートを掲げた後、そばにいる子どもにプレゼントするのは定番の光景ですね。
そんなバルーンアートは、もちろん私たちも手軽に楽しめます。
日常で普通の風船を膨らませることはあっても、バルーンアートを楽しむことは少ないのではないでしょうか。
バルーンアートは、見るだけでも楽しいですが、作るのはもっと楽しい。
一度もバルーンアートを作ったことがないなら、新しいチャレンジとして取り組んでみませんか。
さあ、バルーンアートを作ってみましょう。
普通の風船を使うのではなく、バルーンアート用の風船があるのでそれを使ってください。
バルーンアート用の風船は割れにくい素材でできているので、ちょっとねじったくらいでは割れません。
細長いバルーンを膨らませたら、次は好きなものに形作っていきましょう。
初心者向けには「花」「剣」「弓矢」「拳銃」「ウサギ」などがあります。
バルーンアートの作り方は書籍や動画サイトを参考にしてみてください。
とにかく習うより慣れることが大事です。
シンプルなバルーンアートは簡単です。
慣れれば1分でできてしまうでしょう。
シンプルなバルーンアートでも見栄えは抜群です。
「割れないかな」と、どきどきしながら曲げたりねじったりしていくのが楽しい。
何度もやっていると「これくらいでは割れない」という感覚が身について、恐怖心も小さくなるでしょう。
もちろん時には割れることもありますが、それはそれで楽しいもの。
作品ができたら、達成感と満足感が得られます。
慣れてくれば、中級や上級のバルーンアートにチャレンジしてみるのもよし。
複雑なものであっても、作った人がいるということは、同じ手順を再現すれば、自分も作れるということです。
曲げたりねじったりする回数が多くなり、手順も複雑になりますが、不可能ではありません。
一つ一つ手順を確認しながらゆっくり作っていけばいい。
割れないようにちぎるテクニックを身につければ、表現の幅は一気に広がります。
中級レベル以上になると、胸を張って自慢できる作品となります。
完成したバルーンアートは、部屋に飾るのもよし。
誰かにプレゼントしてみるのもよし。
バルーンアートを作る時間はわくわくとどきどきに満ちています。
1つでも作れるようになれば、あなたは「バルーンアート・パフォーマー」です。