執筆者:水口貴博

成功体質になる30の方法

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やる気に頼る人は成功できない。習慣に頼る人が成功する。

やる気に頼る人は成功できない。習慣に頼る人が成功する。 | 成功体質になる30の方法

成功できないパターンの1つ。

それは「やる気に頼る人」です。

もちろんやる気が悪いわけではありません。

やる気があれば、パワーと勢いが生まれます。

心に火がつくことで、集中しやすくなったりスピードが出やすくなったりします。

やる気があればあるほど積極的な気持ちになれ、難しい仕事も乗り越えやすくなります。

だからといって、やる気に頼った仕事の進め方はよくありません。

大変素晴らしい状況に思えますが、実はそうとも言えません。

問題は「やる気」です。

やる気は、不安定だからです。

やる気に頼ると、なかなか仕事がうまくいかない

やる気は精神状態によって大きく変わります。

やる気があるときならいいですが、ないときもあるでしょう。

熱は、何もしなければ、冷めるものです。

最初はめらめら熱く燃えていたやる気も、時間が経てば、だんだん冷めていきます。

やる気がないときは体が動きにくくなり、仕事がスムーズにできなくなります。

やる気を出し続ければいいのですが、なかなかうまくいかないことが多い。

ずっとやる気を出し続けるのは、想像以上に難しいことです。

やる気を出し続けるにも、手間暇がかかります。

やる気に仕事を頼っていると、仕事がやる気に左右されます。

やる気を出す方法に取り組むにも、やる気が必要

「普通にやる気を出せばいいではないか」と思う人もいるでしょう。

たしかに世の中には「やる気を出す方法」もありますが、ここにも落とし穴があります。

やる気を出す方法に取り組むにも、やる気が必要です。

本当にやる気がないときは、やる気を出す方法にすら取り組めません。

仮にやる気を出す方法に取り組めても、別の問題が発生します。

仕事をする前に「やる気を出す」という余計な仕事が発生することになり、これはこれで面倒です。

余計な仕事が1つ増えることになります。

成功するためには、やる気に頼らないことです。

やる気にはポジティブな印象がありますが、だからこそ注意が必要です。

では、成功するためには何に頼って仕事をするのがいいのか。

それが「習慣」なのです。

成功する人は「習慣」に頼っている

成功したいなら、習慣に頼ることです。

朝起きて顔を洗うとき、やる気がなくてもできるでしょう。

夜寝る前には、やる気がなくても、歯を磨くでしょう。

やる気がゼロでも、洗顔も歯磨きもできているはずです。

習慣になっているからです。

洗顔や歯磨きと同じ要領で、普段の仕事も習慣にしましょう。

ひとたび習慣になれば、やる気にかかわらず、自然と体が動き始めます。

「勝手に体が動く」という状態になり、自動化のような状態になります。

やる気の有無にかかわらず仕事に取り組めます。

たとえやる気がゼロであっても、普段どおり仕事ができるのです。

習慣になるとサボりにくくなる

習慣のメリットは続けやすいことだけではありません。

サボりにくいこともあります。

洗顔と歯磨きをしないと気持ち悪く感じますが、同じことです。

習慣になれば、それをしていないと落ち着かなくなります。

サボろうとすると、心が不安定になっていらいらしてきます。

心の安定を取り戻そうとして、習慣を続けたくなります。

習慣こそ成功の要

習慣の力は偉大です。

習慣こそ成功の要です。

やる気がゼロであろうと、仕事ができます。

天気が曇りであろうと雨であろうと、仕事ができます。

たとえ無気力であっても仕事ができてしまいます。

体調が悪くても、我慢できる程度なら、仕事ができてしまうから恐ろしい。

習慣とは、それほど偉大な力を秘めているのです。

習慣の力を借りれば、成功するのは時間の問題

習慣の力を借りながら仕事をしていれば、嫌でも仕事が進んでいきます。

もはや成功するのは時間の問題です。

まず習慣にしてください。

間違った習慣は改め、正しい習慣を身につけましょう。

仕事は、やる気ではなく習慣に頼って取り組みましょう。

習慣に頼ると、成功体質になっていくのです。

成功体質になりたいなら、やる気に頼って仕事をするのではなく、習慣に頼って仕事をするのが正解です。

成功体質になる方法(19)
  • やる気ではなく、習慣に頼って仕事に取り組む。
ときどき変化するから、緊張する。
普段から変化すれば、平気になる。

成功体質になる30の方法

成功体質になる30の方法
  1. 人より先に失敗する人が、人より先に成功する。
    人より先に失敗する人が、人より先に成功する。
  2. その道のプロになりたければ、勉強代を惜しんではいけない。
    その道のプロになりたければ、勉強代を惜しんではいけない。
  3. 間違った選択は、神様からのお導き。
    間違った選択は、神様からのお導き。
  4. 仕事の質を高めたいなら、マルチタスクよりシングルタスク。
    仕事の質を高めたいなら、マルチタスクよりシングルタスク。
  5. 仕事は、やらされるものではなく、するものだ。
    仕事は、やらされるものではなく、するものだ。
  6. 健康は、成功体質に欠かせない要素。
    健康は、成功体質に欠かせない要素。
  7. 形のないものにお金を使う人が、成功する。
    形のないものにお金を使う人が、成功する。
  8. 同じことをするのではない。<br>少しずつ改善を加えながら同じことをする。
    同じことをするのではない。
    少しずつ改善を加えながら同じことをする。
  9. 向いていることは、才能のタネ。<br>適性は、神様からのプレゼント。
    向いていることは、才能のタネ。
    適性は、神様からのプレゼント。
  10. 賛同できない忠告に対する、ベストの答え方。
    賛同できない忠告に対する、ベストの答え方。
  11. 「明日からやります」は禁句。
    「明日からやります」は禁句。
  12. 清掃員も会社で一緒に働くパートナー。<br>1人でいいから、清掃員と仲良くなっておこう。
    清掃員も会社で一緒に働くパートナー。
    1人でいいから、清掃員と仲良くなっておこう。
  13. 熱くなってはいけない。<br>仕事を長く続けたいなら、淡々と取り組むこと。
    熱くなってはいけない。
    仕事を長く続けたいなら、淡々と取り組むこと。
  14. 落ち込みから立ち直っただけで、成功したことになる。
    落ち込みから立ち直っただけで、成功したことになる。
  15. ビジネスシーンの服装は、敬意を払う意味がある。
    ビジネスシーンの服装は、敬意を払う意味がある。
  16. 他責思考の人は成功できない。<br>自責思考の人が成功する。
    他責思考の人は成功できない。
    自責思考の人が成功する。
  17. 成功するために大切なのは「実力」より「諦めない力」。
    成功するために大切なのは「実力」より「諦めない力」。
  18. 仕事リストを作るときは「字」にも注意を払おう。
    仕事リストを作るときは「字」にも注意を払おう。
  19. やる気に頼る人は成功できない。<br>習慣に頼る人が成功する。
    やる気に頼る人は成功できない。
    習慣に頼る人が成功する。
  20. ときどき変化するから、緊張する。<br>普段から変化すれば、平気になる。
    ときどき変化するから、緊張する。
    普段から変化すれば、平気になる。
  21. 社交性がなくても、成功できる。
    社交性がなくても、成功できる。
  22. 肩書は、実力がつく前に名乗っていい。
    肩書は、実力がつく前に名乗っていい。
  23. 10年後の成功した自分をイメージするだけで、成功に近づく。
    10年後の成功した自分をイメージするだけで、成功に近づく。
  24. 言い訳をしない人が成功する。
    言い訳をしない人が成功する。
  25. 仕事だけ楽しむのではない。<br>準備と後片付けも楽しもう。
    仕事だけ楽しむのではない。
    準備と後片付けも楽しもう。
  26. 恥を覚悟の上、下方修正することも、時には必要。<br>大切なのは挫折を回避すること。
    恥を覚悟の上、下方修正することも、時には必要。
    大切なのは挫折を回避すること。
  27. 負け惜しみを言うと、ますますかっこ悪くなる。<br>素直に負けを認めたほうが、かっこいい。
    負け惜しみを言うと、ますますかっこ悪くなる。
    素直に負けを認めたほうが、かっこいい。
  28. 「人脈、人脈」と言ってはいけない。<br>騒ぎ立てるにつれて、孤立を深めていく。
    「人脈、人脈」と言ってはいけない。
    騒ぎ立てるにつれて、孤立を深めていく。
  29. 説明が長くなるのは、きちんと理解できていない証拠。<br>本当に理解できているなら、一言で説明できる。
    説明が長くなるのは、きちんと理解できていない証拠。
    本当に理解できているなら、一言で説明できる。
  30. 知識より知恵を学ぶ人が、成功する。
    知識より知恵を学ぶ人が、成功する。

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