「向いている」と思うことがありますか。
日常を過ごしていると、あるとき「これは自分に向いているな」と思う場面があるものです。
ところが、ここで残念な成り行きがあります。
ほとんどの人が「これは自分に向いているな」と思いつつ、思うだけで終わりです。
「向いている」という手応えは何気ないことなので、そのままスルーしてしまいます。
手応えがよいものの、大騒ぎするほどのことでもありません。
ここなのです。
スルーしないでください。
何気ないことに感じるかもしれませんが、実際は重大な発見です。
人生を変えるほどの大発見です。
「向いている」と思うことがあれば、それを大事にしてください。
そこにあなたの才能のタネがあるからです。
向いているというのは、適性があるということです。
適性があるということは、才能のタネであるということです。
才能のタネがあるというのに、それを生かさないのはもったいない。
宝の持ち腐れです。
どんなに素晴らしい才能も、生かさなければ価値がないも同然です。
適正とは、神様からいただいたプレゼントです。
最初から適した能力があるのは「理由」があります。
神様からの思いと願いが込められています。
「その能力を伸ばして、人や社会の発展に生かしなさい」と。
神様から素晴らしいプレゼントをいただいたのですから、それを生かさなければいけません。
あなたの使命に関係しています。
友人から贈り物をいただいたら、ありがたく思ってすぐ開封しますが、これと同じことです。
神様から才能をいただいたら、ありがたく思ってすぐ使い始めることです。
無視も放置もしないこと。
せっかく素晴らしいプレゼントをいただいているというのに、放置するのはよくありません。
「向いている」という感覚を大切にしてください。
「何気ないこと」と思わず「重要な発見」と考えましょう。
向いていることは積極的に取り組みましょう。
自分から近づいて触れる機会を増やし、もっと深入りしてください。
自分に向いていることであれば、ストレスがあまり感じられず「楽しい」「面白い」という感覚があるはずです。
するとあるとき、才能のタネから芽が出ます。
茎が伸びていき、葉が広がります。
どんどん大きく成長して、素晴らしい花が咲くのです。
それがあなたの「魅力」となり「武器」となります。
向いていることは、才能のタネ。
適性は、神様からのプレゼントです。