疲れない生き方をしたいなら、頑張るのはやめましょう。
もちろん頑張ることが悪いわけではありません。
むしろ頑張ることは良いことであり素晴らしいことです。
結果を出すための基本でもあります。
仕事も勉強も、頑張っている人が多いでしょう。
頑張るからこそ気合が入り、パワーや集中力を発揮できます。
困難があっても、頑張ることで底力を発揮すれば、乗り越えることができます。
目標を達成するには、頑張ることが必要なのはたしかです。
しかし、頑張るというのは、少なからず自分にむちを打つ行為です。
頑張ることには、悲壮感と息苦しさがあります。
唇をかみしめながら踏ん張っているイメージがあります。
息を止め、眉間にしわを寄せ、口角が垂れ下がっているイメージがあります。
どことなく陰気で、ぴりぴりした雰囲気が漂っています。
パワーや集中力を発揮できる反面、ストレスのシャワーを浴びることになるでしょう。
スパルタ的な厳しさがあって、息切れしやすくなります。
涙を我慢したり苦痛に耐えたりすることが必要になります。
体力や精神力の消耗が激しくなり、疲れやすくなるのです。
頑張りすぎる状態が長期的に続けば、精神疾患につながる可能性もあります。
では、疲れないためにどういう生き方をすればいいか。
「頑張る」から「楽しむ」にスイッチするのです。
頑張るのと楽しむのとでは、感じ方が違います。
頑張ると苦痛が伴いますが、楽しむと快感が生まれます。
心の内側からパワーがあふれてきて、スムーズに力を発揮できます。
楽しむことに集中すると、明るい気持ちになれ、物事の感じ方がポジティブになります。
「痛いけど気持ちいい」という不思議な状態になります。
苦痛すら快感になります。
楽しむ気持ちがあると、前向きに捉えることができるようになるため、心地よい刺激と感じるのです。
こうなれば怖いものはありません。
パワーを発揮しやすくなる上、ストレスにも強くなれば、怖いものなしです。
楽しむと、無尽蔵の力が湧いてきます。
物事に取り組むときは、楽しむことに集中しましょう。
楽しむようにすれば、明るく満ち足りた気持ちになれます。
心がわくわくすることで、自然とストレスにも強くなります。
心が強く変化して、結果としてストレスにも強くなるのです。
ゲームで遊んでいるときのことを思い出してください。
ゲームは、長時間やってもなかなか疲れません。
集中力も自然と長続きします。
その割に、時間があっという間に過ぎます。
楽しい気持ちを大切にすれば、濃密な時間を送れるようになります。
何事も楽しみましょう。
たとえば、勉強です。
勉強を頑張るではなく、楽しんでください。
「勉強なんてつまらない」と思うかもしれませんが、何か1つくらい興味のあることがあるはずです。
興味のあることに注目すれば、わくわくしてきて勉強を楽しめるようになります。
知識を得ることを楽しみ、視野が広がることを楽しみます。
わからないことがわかるようになることを楽しみましょう。
勉強を楽しめば、前向きな気持ちになって、ストレスにも強くなります。
ゲームをするような感覚で楽しみましょう。
仕事も勉強も、ゲーム感覚で楽しめばいいのです。
頑張らないと目標を達成できないと思うかもしれませんが、誤解です。
頑張らなくても、楽しみながら取り組めば、目標を達成できます。
大切なのは、楽しむ気持ちです。
楽しめば楽しむほど、前向きで明るい気持ちになるので、ストレスに強くなります。
楽しむことは、ストレス耐性を高める秘薬です。
楽しめば楽しむほど、明るい未来が待っています。