時間の無駄をなくしたいため、ぎりぎりで行動する人がいます。
早めに到着すると、余計な待ち時間が発生します。
「待つのが苦手」「早めに到着してもすることがない」と考え、わざとぎりぎりで行動することがあるでしょう。
たしかにぎりぎりであれば、無駄な時間は減ります。
時間ぴったりに到着すれば、待ち時間もゼロということになります。
しかし、ぎりぎりで行動していると、余計なストレスを感じます。
ぎりぎりで行動すると、移動中ずっと不安です。
「間に合うだろうか、大丈夫だろうか」と焦って、神経をすり減らすことになります。
タイムプレッシャーを感じることになり、心拍数が上がって、冷や汗をかきます。
心臓に悪い時間を過ごすことになります。
少しでも遅延が発生すれば、遅刻が確定です。
遅刻すれば、叱られたり評価を落としたりして、さらに大きなストレスを感じることになります。
ぎりぎりで行動する癖は、トラブルを招くもとです。
今は大丈夫でも、いつか大きなトラブルを引き起こすことになるでしょう。
ぎりぎりで行動するのがよいと考えているなら、今すぐ改めるのが賢明です。
大切なのは「余裕」です。
余裕は「余分」ではありません。
「心のゆとり」です。
心にゆとりができると、どっしり構えることができます。
穏やかな気持ちでいられ、リラックスできます。
疲れない生き方をするなら、余裕を持った行動を心がけることです。
余裕を持って行動すれば、安心です。
途中で少しくらい遅延やトラブルが発生しても間に合います。
「少しくらい遅れても大丈夫だね」と思えるので、余計な焦りを感じなくて済みます。
心労を減らすことです。
余裕を持った行動は、心労を減らす習慣です。
心労を減らすことがストレスを減らすことになり、結果として疲れない生き方につながります。
価値観を変えてください。
「ぎりぎりなのがかっこいい」と考えるのではありません。
「余裕があることがかっこいい」と考えましょう。
価値観を変えれば、意識も変わります。
小さな約束でも、約束は約束です。
小さな約束でも「重要」と考えれば、自然と余裕を持った早めの行動をしたくなるはずです。
早めに到着して待ち時間ができれば、本を読んだり手帳を見たりして暇をつぶせばいいのです。
「10分前行動」を意識しましょう。
10分早く行動するだけで、余裕が生まれます。
感じ方だけでなく、見える景色まで変わります。
待ち合わせ場所を工夫するのもアイデアです。
たとえば、書店です。
書店には膨大な本があるため、上手に暇をつぶせるでしょう。
展望台や噴水のある広場など、眺めのいい場所もアイデアです。
目の保養にも癒しの時間にもなるので、待ち時間が長くなってもいらいらしません。