迷いを減らすための大原則があります。
「事前にルールを決めておく」ということです。
ルールを決めていないと、その都度考えることになります。
迷わない生き方をするなら「ベスト」という考え方に注意してください。
私たちはよく「ベスト」という言葉を使います。
「ベストの方法で取りかかる」
例外まで考えないことです。
例外とは、一般原則に当てはまらない、特別なことをいいます。
可能性が1%や1%未満は、もはやゼロも同然です。
わからないことや迷うことがあったとき、人に意見を求めることがあります。
「どう思う?」
「どうしてだと思う?」
難しい問題にぶつかったとき、人に相談することがあります。
人に相談を持ちかけることは悪いことではありません。
本来は自分一人で考え抜き、決断を下すのが理想的ですが、なかなか難しいこともあります。
迷わせる原因の1つ。
それは「他人基準」です。
他人基準で考えていませんか。
迷いをもたらす要因の1つがあります。
それは「ネガティブ思考」です。
ネガティブ思考の人は注意してください。
「みんなのために仕事をする」
素晴らしい心がけです。
仕事をするからには「みんなのため」を考えたいところでしょう。
「いつか」「そのうち」と思ってはいけません。
「いつか」「そのうち」は、迷いをもたらすネガティブの呪文です。
「いつか」「そのうち」は曖昧です。
「どうしよう、どうしよう」
判断が難しいとき、心の中で呪文のように何度も唱えることでしょう。
素直な心の声ですが、ここに注意があります。
神様を頼らないことです。
神様を信じるのはいいですが、頼るのは良くありません。
べったり頼るのは、もはや依存です。
迷わない生き方をするなら、不寛容の精神に注意してください。
不寛容の精神になると、迷うことが増えます。
不寛容の精神とは、人の欠点や間違いを受け入れないことをいいます。
二次情報や三次情報とは、間接的に集めた情報のことをいいます。
二次情報や三次情報には、途中に媒体を挟んでいるため、誤った情報が混ざっている可能性があります。
嘘であったり、誇張された情報だったり、内容の一部が削られていたりです。
中途半端に考えるのは良くありません。
つい気が緩んで、甘えや惰性が生じます。
考えに漏れや不足が出ます。
「現実を見たくない」
「見えないほうがいい」
「あやふやな状態のほうがいい」
表面にとらわれないことです。
表面とは、外に現れた部分のことをいいます。
外に現れた部分は、見えやすく目立ちやすいため、つい目を奪われる傾向があります。
すべてを吟味しないことです。
もちろん選択肢が少ないときならいいのです。
選択肢が3つしかなければ、吟味するのも簡単です。
迷わないための基本の1つ。
それは「計画」です。
計画があるかないかは、迷うかどうかに関係するポイントです。
初めての仕事に取りかかる際、いきなり体当たりで取り組まないことです。
初めての仕事は、無知の状態です。
未知の世界に飛び込んでいくのと同じです。
私たちは仕事に取り組む際「積み上げ思考」で考える傾向があります。
積み上げ思考とは、目の前のタスクを1つずつこなし、成果を積み上げることで目標達成を目指す考え方です。
一つひとつ丁寧に仕事をこなし、成果を積み上げていけば、いずれ目標を達成できるでしょう。
ずるい心を持たないことです。
ずるい心を持つと、ずるい考えが生まれます。
「嘘をつこう」「騙してやろう」と不正なことを考えてしまいます。
推測をベースにしないことです。
推測をベースにすると、迷いやすい生き方になってしまいます。
もちろん推測が悪いわけではありません。
簡単と思うのか、難しいと思うのか。
迷わない生き方を分ける、重要なポイントです。
迷わない生き方を実現させたいなら「難しい」と考えないことです。
自分の心に嘘をつくのは良くありません。
自分の心に嘘をつくはずがないと思いますが、知らず知らずのうちに嘘をついていることがあります。
私たちは人間関係の中で生きています。
魅力的な商品があると「欲しい!」と思ってしまいます。
「欲しいけどお金がかかる。でもやっぱり欲しい。頭から離れない」となります。
あれもこれも欲しいものを買っていると、お金がいくらあっても足りません。
一問一答の呪縛にとらわれていると迷います。
私たちは学校で一問一答の考え方を基本としてきました。
選択式問題であれ記述式問題であれ、1つの問題につき、1つの答えが用意されています。
迷う原因の1つ。
意識で行動することにあります。
もちろん意識することが悪いわけではありません。
迷いをもたらす意外な原因があります。
それは「こだわり」です。
一般的にこだわりという言葉には、ポジティブなニュアンスがあります。
迷うかどうかを決める要因の1つ。
それは「覚悟」です。
覚悟があるかどうかは、迷うかどうかです。
義務感でやっていることは「いやいややっている」ということです。
やる気がなくて面倒くさい気持ちがあります。
義務感でやっていると、力が入らず、本気になれません。
迷いを減らすための大原則があります。
「事前にルールを決めておく」ということです。
ルールを決めていないと、その都度考えることになります。
もちろん臨機応変に対応することも大切ですが、場面ごとに考えるのは大変です。
状況把握と判断のため、いちいち頭を使うことになります。
考えることになるため、余計なストレスも増やしてしまいます。
いったん立ち止まらなければならず、スピードが落ちます。
気分や体調によって決断にぶれが生じることも少なくありません。
その都度考えるのも悪くはありませんが、スマートとは言いがたいでしょう。
いちいち考えるのは、面倒くさいことでもあります。
1回1回は小さなことでも、それが何度も繰り返されると、大きな苦労になります。
迷わない生き方をするためには、事前にルールを決めておくことが大切です。
場面に応じてルールを決めておきましょう。
「こういうときはこうする」というルールを決めておくだけです。
生命や財産が関わるような重大な局面を除いて、ささいな場面では、ルールに従ってどんどん決断を下していけます。
ルールを決めておけば、シンプルに従えばいいだけなので、迷うことがなくなります。
あなたには生活上のルールがありますか。
もしなければ、今のうちにルールをつくっておきましょう。
難しく考えるのではなく、気楽に考えてください。
ルール化は「繰り返し発生する仕事」に有効です。
私たちの日常には、繰り返し発生する仕事があります。
繰り返し発生する仕事はほとんど内容が同じなので、単純なルールを適用できます。
繰り返し発生する仕事は、ルール化しておくことをおすすめします。
たとえば「着用するネクタイを曜日ごとに決めておく」というルールです。
「月曜はこのネクタイ、火曜日はこのネクタイ、水曜日はこのネクタイ」といった感じで決めておきます。
「今日はどんなネクタイにしようか」と迷わなくなります。
毎日違ったネクタイをすることになるので、おしゃれな感じも出てきます。
「スケジュール変更が発生したら、前倒しから考える」というルールも有効です。
前倒しから優先的に考えるようになれば、選択肢が限られるので決めやすくなります。
前倒しにすると仕事も前倒しにできるため、その分スピードがアップします。
前倒しのほうが相手に積極性も伝わりやすくなります。
ルールを決めておけば、スケジュール変更の必要が出てきたとき、迷いがなくなります。
健康診断のルールもつくっておくといいでしょう。
たとえば「健康診断は、毎年12月に受ける」というルールです。
自分にとって好都合のタイミングを決めておくといいでしょう。
ルールを決めておけば「受けたほうがいいかな」「いつ受けようかな」と迷うことがなくなります。
定期的に健康診断を受けることにもつながって、健康意識の向上にもつながります。
ルールを決めるまでは少し大変ですが、最初の1回だけです。
一度決まれば、後はルールに従うだけで楽になります。
ルールを決めたら、なるべく忠実に実行します。
迷いがなくなるだけでなく、決断スピードも速くなって、一石二鳥です。
一度決めたルールは、あとから変更することも可能です。
ルールを決めてから都合が悪いところが見つかれば、その都度ルールを変えていけばいいだけです。
ルール変更の回数に制限はありません。
もちろんペナルティーもありません。
少しずつ微調整していけば、より最適なマイルールに仕上がっていくでしょう。
自分にとって無理のないルールであれば長続きします。
迷わない人生には、ルールは欠かせない存在なのです。
迷わない生き方をするなら「ベスト」という考え方に注意してください。
私たちはよく「ベスト」という言葉を使います。
「ベストの方法で取りかかる」
「ベストのタイミングで取りかかる」
「ベストのコースを考える」
「ベストのシチュエーションを選ぶ」
「ベストのコンディションで試合に臨む」
「ベストのコミュニケーションを実現する」
ベストは「最も良いもの」という意味です。
最も良い選択肢を選ぶことで、最も良い結果が得られると信じています。
それが幸せの近道だと信じています。
もちろんベストの選択が素晴らしいのは間違いありませんが、ここに落とし穴があります。
ベストで選ぶのは、言うのは簡単ですが、実際に行うのは困難です。
不可能ではありませんが「極めて難しい」と考えたほうがいいでしょう。
ベストは、正解が1つしかないからです。
ベストは、正解が1つしかありません。
最も良いもの以外はすべて不正解ということになります。
ベストを選ぶのは大変です。
正解が1つしかないため、集中力・注意力・思考力が必要になります。
慎重な検討が必要になるため、時間も労力もかかります。
「どちらのほうがいいだろうか」
「こちらのほうがよさそうだ」
「本当にこれがベストだろうか」
何度も比較しなければいけなくなり、迷いの連続になります。
たとえベストが見つかったとしても安心できません。
自分が知らないところに、ベストの選択肢が隠れているかもしれません。
後になって新しい選択肢が出てきて、それがベストになるかもしれません。
「もっといい選択肢があるのではないだろうか」
常に不安と戦うことになり、いつまで経っても決断できない状況になります。
ベストで選ぼうとするから迷うのです。
迷わないためにはどうすればいいか。
ベストで選ぶのではありません。
ベターで選びましょう。
ベターとは「比較的良い」ということです。
「比較的良い」という条件がクリアできていれば、ゴーサインとすればいいのです。
もちろん「ベストでなければいけない」という場面もあるでしょう。
受験・就職・結婚など、人生に関わる重大局面であれば、ベストを選ぶべきです。
むしろ時間をかけて検討を重ねるべきです。
慎重に考えたうえで決断したことなら後悔もありません。
しかし、一部の重大局面を除けば、たいていのことはベターの取り組み方でやっていけるはずです。
迷わない生き方を実現するなら「ベターでよし」の考え方を取り入れてください。
比較的良いなら、それでよしと考えましょう。
そうすれば、迷うことがなくなります。
「ベターでよし」という考え方になることです。
ベターであれば、判断がシンプルになります。
「比較的良い=ゴーサイン」とすれば、迷うことなくどんどん決断できます。
「比較的良い」という状態なら「これでいい」とすんなり選べます。
ベターで選べば迷わないのです。
例外まで考えないことです。
例外とは、一般原則に当てはまらない、特別なことをいいます。
可能性が1%や1%未満は、もはやゼロも同然です。
極めて低い可能性のことまで考えていると、考えることが多くなります。
もちろん例外を考えなければいけない場面もあります。
生命や財産に関わるような重要事項であれば、例外も含めて考える必要があるでしょう。
ダメージが大きく、やり直しが難しいことなら、失敗が許されません。
十分に考え抜いた決断であれば、間違いもなく、後悔も減らせます。
しかし、あれもこれも例外まで考えるのは良くありません。
例外まで考えていると、考えることが膨大になります。
迷うことも増えて、いつまで経っても決断できなくなります。
どんな仕事にも例外があるもの。
大切なのは例外に対する考え方です。
例外を考え始めると、切りがありません。
1%未満の可能性についても考えなければいけなくなります。
考えることが増えすぎたり、準備が大変になったりします。
例外とは「極めて可能性の低いこと」です。
極めて可能性の低いことまで考慮していると、時間や体力の浪費につながります。
無駄ではありませんが、無駄になる可能性が高くなります。
例外まで考えると、例外の例外まで考えることになります。
条件分岐が無数に枝分かれして、パターンの数が膨大になります。
隕石が落ちる可能性まで考慮しなければいけなくなり、外出すらできなくなります。
迷わない生き方をしたいなら、例外を考慮から外すことです。
生命や財産に関わることを除いて、潔く例外を無視する勇気を持つことです。
例外を外せば、一般原則だけを考えればいいことになります。
考えることがシンプルになって選びやすくなります。
「こういうときはこうすればいいね」とすんなり判断ができます。
例外が起こったらどうするか。
「そのときはそのとき」で考えましょう。
「臨機応変に対応する」ということです。
少し大胆ですが、人生では「そのときはそのとき」という考え方も大切です。
「そのときはそのとき」という考え方になれば、考慮から例外を外せます。
考えることがシンプルになって、決断しやすくなります。
人生では、臨機応変な対応で間に合うことがあります。
少し焦ることにはなりますが「そのときはそのとき」で間に合うことがあるのも事実。
焦りながらも要領よく振る舞えば、たいていのことはなんとかなるでしょう。
臨機応変に対応をするほうが、スムーズに進むことも少なくありません。
なんとかならなければ「仕方ない」で済ませましょう。
死ぬこと以外は、大したことありません。
わからないことや迷うことがあったとき、人に意見を求めることがあります。
「どう思う?」
「どうしてだと思う?」
「どうすればいいと思う?」
もちろん人に意見を聞くのはいいのです。
恥ずかしいことではありません。
できれば自分だけで判断・決断を行いたいところですが、自分の考えだけでは及ばないこともあるでしょう。
自分の考えだけでは主観的です。
自分の知識や知恵は限られていて心もとない。
人の知識や知恵を拝借することで視野が広がって、より良い選択に役立つでしょう。
人から客観的な意見を聞くことで気づきが得られれば、判断の助けになるでしょう。
信頼できる人なら、真剣に考えてくれるはずです。
専門家であれば、具体的に答えてくれるでしょう。
人に意見を聞くことで、見落としや思い込みに気づくこともあるでしょう。
意外な盲点に気づかされ、助けられることも少なくありません。
大きな決断をする際は、人に意見を求めることを習慣にしている人も多いのではないでしょうか。
もちろん人に意見を聞くのはいいですが、注意したいことがあります。
うのみにしないことです。
十分考えずにそのまま受け入れる姿勢は、素直で良いことに思えますが、注意が必要です。
人の意見が正しいとは限りません。
人の意見は、あくまでその人の考えです。
「人の意見=正しい意見」と考えないことです。
間違っていることもあります。
相手に悪気があるとは限りません。
相手は、誤った情報を「正しい」と思い込んでいることもあります。
専門家でも間違うことがあります。
何でもそのまま信じてしまうのは良くありません。
人の意見をうのみにすると、相手の言いなりになってしまいます。
人の意見に惑わされ、踊らされます。
視野が広がるどころか、狭くなります。
正常な判断ができなくなり、トラブルを招きかねません。
違っていることに気づいたときは、すでに手遅れということもあります。
人の意見をうのみにすると、決定に対する責任が希薄になります。
もし失敗すると「あの人のせいでこうなった」と責任転嫁をすることになるでしょう。
人間関係に亀裂を生んでしまいます。
大切なのは、意見の受け止め方です。
人の意見をうのみにするのではありません。
参考にしましょう。
そのまま信じ込むのではなく、参考として受け止め、自分の中で噛み砕いて理解します。
「そういう意見もありますね」
「そういう考え方もありますね」
自分の中で噛み砕いて吸収します。
最終的な判断は、自分で行うようにします。
参考として受け止めれば、振り回されることはありません。
「なるほど、そういう考え方もあるのですね」と、自分の考えを補強するものとなって役立ちます。
自分の軸を保ったまま、新しい情報を吸収していけます。
注意したいのは、専門家の意見です。
たとえ専門家の意見でも、うのみにしないことです。
あくまで詳しいというだけで、確実な意見とは限りません。
その道に長じた人でも、誤解したり間違えたりすることもあります。
知らないこともあります。
時には「本当だろうか」と疑う目を持つことも大切です。
自分で真偽を確かめたうえで、活用します。
最終的に決断するのは自分です。
最後は自分で決断を下すことにすれば、迷いません。
自分の判断に、自分が責任を負うことになります。
人の意見は、うのみにするものではなく、参考にするものです。
抜けていた考えを補完したり、自信を補うものとなったりします。
判断に迷うこともなくなります。
難しい問題にぶつかったとき、人に相談することがあります。
人に相談を持ちかけることは悪いことではありません。
本来は自分一人で考え抜き、決断を下すのが理想的ですが、なかなか難しいこともあります。
1人の知識や知恵には限界があります。
盲点や思い込みがある場合、自分ではなかなか気づけません。
自分だけで考えていると、主観に惑わされることも少なくありません。
そんなとき、人に相談を持ちかけるのは効果的です。
人の意見を聞くことで、知識や知恵を拝借できたり、客観的な意見が聞けたりします。
新しい視点が得られて「なるほど」と思えることもあるでしょう。
斬新な意見が聞けたり、気づきや役立つ情報が得られたりすれば、決断に役立つでしょう。
誤解や思い込みに気づかされ、救われることもあるはずです。
人に聞くだけなら、ただです。
試験でカンニングはNGですが、実社会で相談をするのはOKです。
不正でもずるいことでもありません。
しかし、人の意見が役立つとはいえ、いろいろな人に聞き回るのは良くありません。
信頼できる意見とできない意見が混ざるからです。
手当たりしだいに聞き回るのは愚の骨頂です。
信頼できる意見とできない意見が混ざります。
「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」と、いろいろな情報に振り回されます。
頭の中が整理されるどころか、ごちゃごちゃになります。
「どれが正解なのだろう?」と、頭の中でクエスチョンマークが飛び交うでしょう。
矛盾した考えにぶつかって「結局どうすればいいの」となって迷うことになります。
迷いが解消されるどころか、ますますエスカレートします。
迷いすぎて、何も決められない状態に陥ります。
信頼できない人の意見は、信頼性が低いため、注意が必要です。
「これなら相談しないほうが良かった」と後悔することが多い。
聞かないほうがましということも少なくありません。
相談をするなら、相手を選ぶことが大切です。
いい話が聞けるかどうかは、相談相手で決まります。
相談を持ちかけるなら、いろいろな人に聞き回るのは良くありません。
信頼できる人に絞ることです。
あなたの日常には「この人なら信頼できる」と言える人がいるでしょう。
たとえば、親、親友、上司です。
信頼できるなら、身近な人でなくてもかまいません。
その分野に詳しい専門家でもかまいません。
専門家も「自称専門家」ではなく「実績のある専門家」が望ましいでしょう。
自分の人生に関わることほど、信頼できる人を頼ることです。
信頼できる人なら、あなたのために本気で考えてくれるでしょう。
時間をかけて考えてくれ、真面目に答えてくれるでしょう。
信頼できる人の言葉には、責任と信頼があります。
あなたにとって最善の回答を返してくれるに違いありません。
人の知恵や見識を拝借することで視野が広がります。
思考も深まって、より適切な決断を下せるようになります。
もちろん信頼できる人からの意見でも、うのみにするのではなく参考にすることがポイントです。
おおむねの選び方や方向性が定まってきます。
信頼できる人に絞って聞けば迷わないのです。
迷わせる原因の1つ。
それは「他人基準」です。
他人基準で考えていませんか。
もちろん他人基準で考えるのは悪いことではありません。
他人の立場になって考える。
他人の気持ちを推し量る。
他人の事情をくみ取って、優しく接する。
優しくて理解力があって、賢明なことであるように思えるでしょう。
器の大きさを感じさせ、大人らしい対応に思えるでしょう。
「きちんと人のことまで考える」という点は悪いことではありません。
しかし、ここに落とし穴があります。
自分の人生にもかかわらず、他人基準で考えるのは良くありません。
他人の基準で考えていると、自分のことがおろそかになります。
自分のことが後回しになる一方、人に合わせた行動が増え、他人に振り回されます。
客観になるのはいいですが、主観が抜け落ちてしまいます。
自分を見失ってしまい、自分らしい人生を歩めなくなる。
どんどん自分が自分でなくなってしまいます。
「自分の思うような人生になっていない」と迷うことが増えるのです。
迷わない生き方をするために大切なのは「自分基準」です。
まず自分を基準にして考えましょう。
自分基準と言っても「人のことを考えないで、わがままに生きる」という意味ではありません。
「人のことも大切だけど、まず自分軸を大切にして、自分らしく生きよう」ということです。
自分の人生の主役は、自分です。
人のことを考えることも必要ですが、まず「自分の人生」を念頭に置いてください。
自分の人生なのですから、まず自分基準で考えることが基本です。
自分の心に問いかけ、何をどうしたいのかはっきりさせましょう。
「自分は何をしたいのか」
「自分はどんな気持ちなのか」
「自分らしさとは何なのか」
「自分はどんな考え方を持っているのか」
「自分はどんな生き方を望んでいるのか」
自分に問いかけ、自分に対して正直になることです。
人の意見を聞くことも大切ですが、まず自分の意見が最優先です。
自分の意見や価値観を第一に考えることです。
自分基準で考えれば「自分軸」が手に入ります。
自分に集中すればいいだけになるので楽です。
自分というポジションを強く持つことで、視点が定まり、ぶれない生き方を実現できます。
自分基準になれば、自分が望む方向に向けて歩めるようになります。
あなたは何者なのか。
あなたは「自分」という人間を営む経営者です。
経営者ですから「自分が主人公」という意識を持つことです。
自分を主人公とすることで、強いリーダーシップを発揮できます。
自分基準になると、自分軸が定まって迷わなくなります。
考え方がシンプルになり、迷いもなくなるのです。
迷いをもたらす要因の1つがあります。
それは「ネガティブ思考」です。
ネガティブ思考の人は注意してください。
ネガティブ思考は良くありません。
ネガティブ思考になると、何でも悪いほうに考えてしまいます。
「どうせ失敗する」
「失敗するに決まっている」
「何をやっても無駄」
視野も狭くなり、自分が今いるところが閉じた世界に感じられます。
いつも不安を感じてしまい、気持ちが落ち着きません。
悪いほうに考えることがあると、くよくよすることも増える。
いつも暗い気持ちになるため、やる気も元気も奪われ、疲れやすくなります。
無駄に精神を消耗して、ストレスを感じると、ますますネガティブ思考がエスカレートしていきます。
ネガティブ思考になっていると、迷うことも増えます。
「間違えたら怒られる。どうしよう」と迷います。
「失敗したら評価が下がる。どうしよう」と迷います。
仕事がスムーズに進んでいても「うまくいきすぎて怖い。本当にこれでいいのだろうか」と考えてしまいます。
何をしても悪いことが起こるように錯覚してしまい、迷ってばかりになります。
ネガティブ思考は、弊害があるだけで、良いことは1つもありません。
迷ってばかりになり、暗い未来を引き寄せます。
ネガティブ思考は、今日で終わりにしましょう。
迷わない生き方を実現させたいなら「ポジティブ思考」を身につけましょう。
ポジティブ思考とは、物事を肯定的に捉える考え方のことをいいます。
ポジティブ思考になって、何でも良いほうに考える癖を身につけましょう。
「大丈夫」「なんとかなる」「きっとうまくいく」と考えることが増えます。
自然と明るい気持ちになれるので、元気が出てきます。
「間違えても大丈夫だね」「失敗してもなんとかなるよね」とトラブルに対する免疫力も高まります。
難しい局面に直面しても「さあ、ここからが本番」と思えるようになります。
自然と底力が湧いて、厳しい状況でも切り抜けられます。
たとえ失敗しても「おかげで課題がわかった」「改善すべきところが見つかった」「次はうまくいくね」という考え方ができます。
ポジティブ思考は、迷いを吹き飛ばす力があります。
すべてを肯定的に捉えるため、何に対しても「いいね」となります。
「これをやろう」「あれもやろう」となります。
どうすればポジティブ思考になれるのかわからないときもあるでしょう。
そんなときは、次の3つの言葉を口癖にしてください。
ポジティブ思考の最も基本となる言葉です。
この3つの言葉を口癖にしてください。
どんなときでも「大丈夫」「なんとかなる」「きっとうまくいく」と言ってください。
口癖にして、日頃から頻繁にどんどん言ってください。
頭の中で思うだけでなく、実際に声に出して言うことが大切です。
この3つの言葉を身につければ、怖いものはありません。
言えば言うほど、ポジティブ思考になります。
不安が消え、ストレスが軽くなり、自然と脳がハッピーな状態になります。
苦しいときも悲しいときも諦めそうなときでも「大丈夫」「なんとかなる」「きっとうまくいく」という口癖で切り抜けましょう。
心を明るくするだけでなく、人生も明るくします。
ポジティブ思考になると、迷いも吹き飛びます。
結果にかかわらず何でもポジティブになるのですから「前に進むだけ」「行動あるのみ」となります。
「失敗しそうでもやってみよう」
「間違えてもいいからやってみよう」
「迷っている暇があれば、とりあえずやってみよう」
ぐいぐい前に進む考え方になるのです。
「みんなのために仕事をする」
素晴らしい心がけです。
仕事をするからには「みんなのため」を考えたいところでしょう。
「みんなのため」と思えば、やる気が出てきて、モチベーションも高まります。
みんなの役に立てば、多くの人から感謝されるでしょう。
多くの人に受け入れられれば、それだけ評価も高まることでしょう。
全体の利益を考えることは、善です。
公共性・社会性を考えることは、社会貢献につながります。
自分の仕事がみんなの役に立てば、社会人として冥利に尽きるはずです。
しかし、ここに注意ポイントがあります。
みんなのために仕事をすると、意外な現実が待ち受けているでしょう。
「誰の役にも立たない可能性がある」ということです。
みんなのために仕事をするとどうなるか。
ターゲットが不明確になります。
いろいろな人の事情を考慮しなければいけません。
いろいろな人の顔が浮かんで、それぞれの好みや価値観を考慮しなければいけなくなります。
人によって相反する価値観を持つことも少なくありません。
すべての人に受け入れてもらえる解を見いだすのは大変です。
すべての人に歓迎されるものでなければいけません。
言うのは簡単でも、行うのは困難です。
理想的なことではありますが、最初からそれを求めるのは大変です。
いろいろな人の都合を考えていると、何をどうしていいかわからず、頭を抱えることになります。
「どうすればいいのだろう」と延々と迷い続けることになります。
いろいろな人の顔を浮かんで、何も決められなくなってしまいます。
みんなのために仕事をすると、中途半端なものが出来上がります。
完成度が低いものは、質も価値も低くなります。
魅力が乏しいと、みんなからそっぽを向かれます。
ターゲットが不明確だと、誰の心にも突き刺さりません。
「これは何の意味があるの? 何の役に立つの? 誰が利用するの?」と不可解に思われます。
みんなのためは、誰のためにもならないのです。
迷わない生き方をしたいなら、1人のために仕事をすることです。
1人のために仕事をすると、ターゲットが明確になります。
その1人のことだけを考えればいいので、考えが楽になります。
年齢や好みが明確になると、迷いが消えます。
具体的な形が見えてきて、やるべきことが見えてきます。
何をいつどうすればいいか、わかってきます。
「こうすればいい」と自信を持ってアクションを起こせます。
ターゲットを明確にしてください。
ターゲットとなる1人は誰でもかまいません。
親でもいい。
恋人でもいい。
親友でもかまいません。
最初は1人のために仕事をすることです。
「1人のために仕事をすれば、1人の役にしか立たない」
そんな心配は不要です。
ここに意外な現実があります。
1人のために仕事をしていると、具体的な形になります。
具体的な形になると、魅力的になり、完成度も高くなります。
完成度が高いと、必ず「本質」が含まれるようになります。
ターゲット以外の人たちにも突き刺さり、価値を感じてもらえるようになります。
「これは素晴らしいね」と好意的に受け止めてもらえます。
自然と口コミが生まれ、どんどん拡散していきます。
1人のために仕事をすると、結果として、みんなのためになるのです。
みんなのためは、誰のためにもなりません。
1人のためは、みんなのためになります。
これが現実です。
表向きは「みんなのため」としていても、実際は「1人のため」とすることです。
公共性・社会性を意識することも大切ですが、最初は必ず「1人」を意識することが大切です。
「いつか」「そのうち」と思ってはいけません。
「いつか」「そのうち」は、迷いをもたらすネガティブの呪文です。
「いつか」「そのうち」は曖昧です。
本気の気持ちが感じられません。
時期やタイミングもはっきりしません。
近い将来にも思えますが、遠い未来のようにも思えます。
「いつか」「そのうち」と考えると、時間スパンが長くなるため、選択肢の数が膨大に増えます。
選択肢の数が増えると、比較作業が大変になります。
「この日とこの日のどちらがいいだろう」
「別のタイミングがいいかな」
「もう少し後のほうがいいかな」
良いタイミングがわかりにくくなって、迷いが生じます。
決断力も弱くなり、何度も迷うことになります。
だんだん面倒くさくなってきて、考えるのが嫌になり「ひとまず後回し」となります。
なかなか決まらず、どんどん実行が先送りされるのです。
いずれ実行されるのかと思いきや、やはり実行されません。
結局のところ、先延ばしをする癖です。
癖になっていることは、何度も繰り返されます。
本気にもなっていないため、いつも適当な言い訳で先延ばしを繰り返します。
「いつか」「そのうち」と思うことは「永遠に実行されない」と相場が決まっています。
先延ばしを繰り返すから、仕事の結果も出ません。
人生の停滞すら招くことになります。
迷わない生き方をするなら、大切にしたい考え方があります。
「今日から」「今すぐ」です。
何事も「今日から」「今すぐ」を意識しましょう。
「今日から・今すぐ=即実行」ということになります。
選択肢が1つだけになるため、迷うことがありません。
やろうと決めたら、すぐ実行するのがいい。
何事も行動が早いほうが、うまくいきやすくなります。
やらなければいけない仕事は、今日から取り組みましょう。
仕事のスピードも大切ですが、取りかかるスピードはもっと大切です。
調べることがあるなら、仕事をしながら調べればいいのです。
取りかかるスピードが速くなれば、仕事の完了も速くなります。
叶えたい夢があるなら、今すぐ取りかかりましょう。
今日中に叶えるのは難しくても、何か小さなことで取り組めることがあるはずです。
資料請求でも情報収集でもかまいません。
小さなことでもいいので、今日からできることに取りかかっていくことです。
「今日から」「今すぐ」という心がけを「今日から」「今すぐ」心がけてください。
即実行なので、待機時間がありません。
比較作業がないので、迷いこともありません。
行動スピードが速くなるので、実現も速くなります。
「今日から」「今すぐ」は、迷いを吹き飛ばす合言葉です。
「どうしよう、どうしよう」
判断が難しいとき、心の中で呪文のように何度も唱えることでしょう。
素直な心の声ですが、ここに注意があります。
「どうしよう、どうしよう」と思ったところで、どうにもなりません。
自然と問題が解決されるわけではありません。
何度も思ったところで、正しい選択が見えてくるわけではありません。
「どうしよう、どうしよう」と思えば思うほど、焦りが助長されます。
追い詰められているような錯覚が生じてきて、心拍数が高まって冷や汗も出てきます。
視野が狭くなり、判断力も鈍ってきます。
冷静になればわかることも、わからなくなります。
焦れば焦るほど、ストレスも大きくなってパニック状態になります。
「どうしよう、どうしよう」と思えば思うほど、迷いの森に迷い込んでしまうのです。
判断が難しいとき、大切な考え方があります。
「とりあえずやってみる」です。
まず実際に取り組んでみないと、具体的なことがわかりません。
どんなもので、どんな手応えなのかもわかりません。
わからないから判断が難しく、あれこれ迷っています。
だからこそ「とりあえずやってみる」という考え方が大切です。
軽い気持ちでいいのです。
間違えてもいいと考えましょう。
「とりあえずやってみる」という考え方になれば、精神的な敷居が下がります。
心が軽くなるだけでなく、フットワークも軽くなります。
自然と勇気が出てきて、行動しやすくなります。
実際に取り組むと、新しい道が切り開けます。
「失敗したら大変なことになるのではないか」
万一のことが心配なら、小さなことから始めればいいのです。
小規模で始めたり小さな金額で始めたりなど、小さく取り組んでみます。
小さなことから始めれば、失敗しても小さなダメージで済むでしょう。
失敗しても、意外となんとかなるものです。
間違えても、あとからやり直しや修正ができることもあります。
恥をかいて済むことならかわいいものです。
自分が恥をかくだけなら、笑ってごまかせば済むことです。
誰かに迷惑をかければ、謝ればいいことです。
アクションを起こさないと、何も結果が得られません。
アクションを起こせば、何らかの結果が返ってきます。
何事もまず行動が第一です。
行動しなければ何も始まりません。
とりあえずやってダメでも終わりではありません。
違う方法でまたやってみればいいのです。
とりあえずやってみるという考え方になれば、どんどん未来に突き進んでいけます。
たとえ無理だとわかって諦めるとしても、きちんと行動ができているので後悔がありません。
考え方もシンプルになるので、迷うことはないのです。
神様を頼らないことです。
神様を信じるのはいいですが、頼るのは良くありません。
べったり頼るのは、もはや依存です。
神様は、依存してくる人が嫌いです。
真剣に人生を生きていない姿勢だからです。
「神様、なんとかしてください」
「神様、運を恵んでください」
「神様、私はどうすればいいのでしょうか」
そんなことを言われたところで、神様も困ります。
自分は努力しないで誰かの助けを待つ姿勢は、人生を真剣に生きているとは言えません。
自力でなんとかしようとせず、他力に期待するのは傲慢です。
頼られると神様も迷惑です。
べったり寄りかかってこられると逃げたくなるのは、人も神様も同じです。
「自分のことは自分で決めてよ」「自分の人生くらい自分でなんとかしようよ」とそっぽを向かれます。
神様は、運やチャンスを与えることはあっても、直接助けることはありません。
神様に頼って判断すると、もし間違っていたとき、神様に責任転嫁することになります。
神様のせいにされては、神様も困ります。
神様に頼ることはあっても、最初からべったり頼り切らないことです。
たしかに、運も存在します。
運とは、人の意志を超越した働きです。
不思議な力が働いて、素晴らしい巡り合わせを得ることがあります。
運が得られると近道を通ることができ、一気に物事が進展します。
運に恵まれると、神様からご褒美を与えられているような感覚になるでしょう。
だからといって、最初から運を頼りにしないことです。
「神様、運を与えてください」なんてお願いしないことです。
自分は何も努力しないで、最初から運を得ようとするのは都合のよすぎる話です。
運が欲しいからといって神様にしつこくねだっていると、幸運ではなく悪運が与えられます。
いいことではなく、悪いことが起こります。
運は、いつでもどこでもあるものではありません。
運とは、努力を重ねた人だけが得られる、神様からのサプライズプレゼントです。
「そこまで頑張っているなら、少し手伝ってあげよう」
神様がプレゼントしてくれます。
努力をした人だけが与えられるものであって、努力をしていない人が与えられることはないのです。
神様を頼っていけないなら、何を頼ればいいのか。
自分を頼るのです。
自分の頭で考えましょう。
自分の手足を動かしましょう。
すべて自分で責任を持ちましょう。
神様に頼らなくても、自分で動けばいいことです。
「肉体」という素晴らしい実現ツールがあるのですから、わざわざ神様を頼らなくても、自分を頼ればいいことです。
頭を動かし、手足を動かしましょう。
どんどん行動するだけで、どんどん進みたい道に進めます。
夢も目標も実現していけます。
自分を頼って、自分で決断するから、自分らしい人生を歩めます。
思いどおりの人生を歩んでいけます。
迷わない生き方をするなら、不寛容の精神に注意してください。
不寛容の精神になると、迷うことが増えます。
不寛容の精神とは、人の欠点や間違いを受け入れないことをいいます。
人に対して「ミスや間違いをしてはいけない」という考え方になります。
もしミスや間違いがあれば、厳しい態度でとがめます。
「ミスや失敗を許さない」
「失敗を許さない」
「間違ってはいけない」
ここまでは迷いに関係しないように思えますが、実は意外なリスクをはらんでいます。
相手に向けた価値観は、自分に跳ね返ってくるのです。
不寛容の精神になると、自分のミスや欠点に対しても厳しい考え方になります。
相手に「間違えるな」と押し付けると、自分に対しても「間違えるな」と考えることになります。
相手に「ミスを許さない」と考えると、自分に対しても「ミスを許さない」と考えることになります。
不寛容の精神になると、いつも不安や恐怖心を抱えることになります。
窮屈な考えにとらわれてしまい、視野も狭くなってしまいます。
「どれが正しいのだろうか」
「本当にこれでいいのだろうか」
「もし間違っていたらどうしよう」
迷いを延々と繰り返してしまい、なかなか決断できなくなります。
なかなか勇気が出なくて、行動もできなくなります。
不寛容の精神になるから迷うのです。
考え方を改めましょう。
寛容の精神になることです。
ミスや欠点を受け入れ、許していきましょう。
「失敗してもいい」「間違っても大丈夫」という考え方を身につけることです。
人に対して寛容になると、自分に対しても寛容になれます。
相手に対して「失敗してもいいよ」と思うと、自分に対しても「失敗してもいいよ」と思うことになります。
相手に対して「間違っても大丈夫だよ」と思うと、自分に対しても「間違っても大丈夫だよ」と思うことになります。
心が軽くなって、ストレスやプレッシャーから解放されます。
器の大きな考え方を持てば、表情も柔らかくなります。
寛容の精神を身につければ、どんどん決断していけます。
迷いの霧が晴れ、行動していく勇気が出てくるのです。
間違ったらどうなるのか、一度冷静に考えてみてください。
生命に関わることでないかぎり、間違えたとしても大したことはないはずです。
時間を無駄にしても、それだけのことです。
お金を失っても、また稼げばいいことです。
恥ずかしいことなら、赤面しながら笑ってごまかせばいい。
ショックを受けても、立ち直ればいいだけです。
心が傷ついても、時間が癒やしてくれるでしょう。
大切なものを失っても、大げさに考えないことです。
大切なものを失ったところで、すべてが終わるわけではありません。
むしろ大切なものを失ったおかげで、空きができます。
外に目を向けることで、もっといいものを受け入れるチャンスが得られることもあるでしょう。
あらためて考えると、間違っても大したことはないはずです。
命さえあれば、なんとかなります。
命さえあれば、何でも乗り越えていけます。
自分の誇大妄想に気づいてください。
本当の現実を見てください。
間違っても大したことはありません。
少し大げさに考えているだけ。
寛容の精神になれば、ストレスやプレッシャーが小さくなります。
肩の荷が下りて、気軽に決断できます。
寛容の精神を身につけましょう。
「間違ってもいい」という前提になってください。
「お互いに人間なのだから、間違いも失敗もありますよね」という考え方が大切です。
人に優しくなれば、自分にも優しくなれます。
寛容の精神になれば迷わないのです。
二次情報や三次情報とは、間接的に集めた情報のことをいいます。
二次情報や三次情報には、途中に媒体を挟んでいるため、誤った情報が混ざっている可能性があります。
嘘であったり、誇張された情報だったり、内容の一部が削られていたりです。
媒体の主観によって、真実がゆがめられていることも少なくありません。
例えるなら「伝言ゲーム」です。
伝言ゲームをイメージしてください。
伝言ゲームは、人を介して言葉を伝えていきますが、正しい情報が伝わるとは限りません。
人を介するたびに、言葉が変わったり省かれたりして、少しずつ内容が変わっていきます。
最終的に最初とは違った内容になっていきますが、それと同じです。
二次情報や三次情報は、途中に媒体を挟んでいるため、内容が変わったり省かれたりしている可能性があります。
二次情報や三次情報を頼りにしていると、誤った情報が入り交じることになり、真実がわからなくなります。
不確実な情報に振り回され、真偽を見抜くのに苦労します。
「どれが真実で、どれが間違っているの?」となります。
考えがややこしくなり、あれこれ迷うことになるのです。
迷わない生き方を実現させたいなら、一次情報を大切にしましょう。
一次情報とは、実験や調査によって現場から直接集めた情報のことをいいます。
「実験」「調査」といった言葉を聞くと、難しそうな印象を受けるかもしれませんが、基本はとても単純です。
私たちにとって最も身近な一次情報とは何か。
それは「経験」です。
経験は、最高の一次情報です。
自分が身をもって得た情報は、確実です。
経験は、最も信用できる情報であり、嘘がありません。
自分の目で確認したこと、自分の耳で聞いたこと、自分の肌で感じたこと。
五感を通じて直接経験したことは、現場から直接集めた情報なので、真実だけになります。
余計な仲介がない、生の情報です。
経験から得られたことは、すべて一次情報です。
経験という一次情報を頼りにすることで、確実に正しい情報が得られます。
物事の見通しが良くなり、迷いもなくなります。
たとえば「世間の流行」について知りたいとします。
人の話やインターネットの情報だけで、流行を把握するのは要注意です。
人の話は、主観が混じっています。
インターネットの情報は、二次情報や三次情報であふれています。
ではどうするかというと、街に出向き、実際に見て回るのがいちばんです。
街を歩いて、店を見て回って、直接自分の目で様子を確かめます。
「なんだかこういうものがはやっているね」と感じたことが重要です。
自分が現地で直接得たことこそ一次情報です。
自分の肌で感じることで、世間の流行をきちんと把握できます。
一次情報は経験のほかにもあります。
経験者から直接話を聞くことも有効な手段です。
たとえば「お金持ちになりたい」と思ったとき、本だけで学ぶのは要注意です。
真実は現実にあります。
実際にお金持ちの人から直接学ぶほうが、確実かつ具体的です。
どんなことを考え、どんな振る舞いをして、どんな生き方をしているのか。
有名人で著書があるなら、本を通して学ぶのもいいでしょう。
メディアに出演しているなら、ビデオや動画から学ぶのもいいでしょう。
直接学ぶのと同じ効果が得られます。
「これは一次情報なのだろうか」と考える癖をつけてください。
一次情報を求める癖をつけましょう。
真実は現場にあり、現場から直接集めた情報が真実です。
一次情報を得るには、お金や手間暇がかかることも少なくありませんが、それだけの価値があります。
一次情報を軸にすることは、真実を軸にすることになります。
一次情報なら迷わないのです。
中途半端に考えるのは良くありません。
つい気が緩んで、甘えや惰性が生じます。
考えに漏れや不足が出ます。
甘えと惰性の心は、迷いのもとです。
「適当でいいだろう」
「細かいところまで考えなくていいだろう」
「少しくらい手を抜いてもいいだろう」
「結論が出なければ、先送りでいいだろう」
気持ちが緩むと、なかなか集中できず、突き詰めて考えられません。
思考の深掘りもできません。
中途半端に考えていると、表面的なことにとらわれてしまい、正しい判断をしにくくなります。
結論が出なくても「まあいいか」「先送りすればいい」と思ってしまいます。
結果として、ずっと迷ったままの状態が続くのです。
迷いの正体は、能力が足りないのではなく、思考が足りていない状態であることが多いのです。
たとえば、判断材料が不足していたり判断基準が曖昧だったりすると、思考が空回りしがちです。
何を優先し、何を無視していいか、正しく判断できません。
判断材料をそろえ、きちんと判断基準を決めたうえで、じっくり考え抜くことが大切です。
迷わない生き方をしたいなら、徹底的に考えることです。
考えるのではなく、考え抜きましょう。
思考を張り巡らせ、あらゆる可能性に目を向けます。
「あらゆる可能性を検討しよう!」
「漏れや不足がないよう、細かいところまで考え抜こう!」
「時間がかかっても結論を出す!」
時間がかかってもいいので、とことん突き詰めていきましょう。
結論を出すことを目標とし、知力を総動員して、徹底的に考えます。
情報収集に力を入れ、判断材料をそろえましょう。
判断基準も曖昧にせず、明確にしましょう。
脳をしっかり働かせ、頭から湯気が立ち上るほど考え抜くことです。
頭の中だけで考えるのではなく、紙に書いて、考えを整理することも大切です。
それぞれの選択肢のメリット・デメリットを書き出せば、比較しやすくなります。
段取りが必要なら、それぞれのステップを書いていきましょう。
考えれば考えるほど、思考が深掘りされていき、同時に迷いの霧も晴れます。
考え抜けば、おのずと選択肢が絞られていきます。
最終的に「こうすればいい!」という結論を導き出せるのです。
「現実を見たくない」
「見えないほうがいい」
「あやふやな状態のほうがいい」
見えることに抵抗を持つ人もいるでしょう。
たしかに「はっきり見たくない」という人もいるでしょう。
「現実を見るのが怖い」という気持ちもあるかもしれません。
しかし、見えないだけでは正しい判断ができません。
見えないのは良くありません。
見えないとわかりません。
正しい現状を把握できなければ、正しい判断も下せません。
迷いが生じて、建設的な考えができなくなります。
勘や経験だけで判断するには、限界があります。
当てずっぽうな決め方になって、根拠に基づいた決断を下せません。
見たくないからといって、見えない状態のままにしていると、迷いが生じます。
どうしていいかわからず、正しい一手を打てません。
頭の中で計画や状況を把握している人もいるでしょう。
頭の中で考えているからといって、油断はできません。
頭の中だけで考えるのでは、見えないのと同じです。
人に伝えにくくなります。
人に伝えようとするときも、正しく伝えにくくなります。
頭の中で考えることは、想像の世界です。
もやもやした状態のため、正確に把握できません。
人は忘れる生き物です。
しっかり覚えていることでも、うっかり忘れることがあります。
しっかり把握しているつもりでも、いつの間にか内容が変わってしまうこともあります。
可視化の癖をつけてください。
数字・映像・グラフなど、見てわかるような形に示すことが大切です。
可視化すれば、具体的になります。
たとえば「紙に書き出す」という方法です。
原始的な方法ですが、可視化の効果は抜群です。
紙に書き出せば、文字にできるため、頭の中の思考を可視化できるようになります。
業務状況も可視化しましょう。
可視化すれば、仕事の進行が具体的にわかります。
優先順位を考えて取り組めるようになります。
間違った方向に傾けば、すぐ修正ができるようになります。
健康状態も可視化が大切です。
感覚だけで「調子がいい」「大丈夫だろう」と判断するのは良くありません。
きちんと健康診断を受ければ、診断結果を可視化できます。
身長、体重、体脂肪率、BMI、血圧、血糖値、コレステロール値。
はっきり数字として出ることで、健康状態を可視化でき、具体的に把握できます。
悪い判定が出たときも、見えるからこそ原因を突き止めることができ、必要な対策を打てます。
機械の性能も、可視化させましょう。
「速い」「強力」「高品質」だけでは抽象的です。
結果を数値化・グラフ化すれば、目で見えるようになります。
感覚でわかりにくいところも、可視化すれば、わかりやすくなります。
目で見えるからこそ、おかしいところがあれば一目でわかるようになります。
「こうすればいい」「ここを改善しよう」と正しく判断を下しやすくなります。
手間暇がかかっても、可視化することにこだわってください。
小さなことは頭の中だけで考えがちですが、むしろ小さなことだからこそ可視化することが重要です。
可視化すれば、具体的になります。
「具体的にすること=迷いを減らすこと」です。
お金や手間暇がかかっても、可視化するだけの価値があります。
表面にとらわれないことです。
表面とは、外に現れた部分のことをいいます。
外に現れた部分は、見えやすく目立ちやすいため、つい目を奪われる傾向があります。
派手なことがあれば、自然と注意が向くでしょう。
評価に関わることがあれば、優先的に考えてしまうでしょう。
きれいなものや美しいものがあれば、うっとり見とれてしまうでしょう。
評価や利害損得に関わることがあれば、気になってしまうでしょう。
よく見えて目立つことは、大切なことであるように思えてきます。
しかしここに落とし穴があります。
表面にとらわれるのは良くありません。
表面にあることが、重要なことだとは限らないからです。
私たちは「見えている部分が正しい」と思いがちです。
これは違います。
表面は、よく見えるだけのことです。
目立つだけのことです。
重要とは限りません。
むしろ重要でないことのほうが多い。
表面にとらわれると、重要ではないことに振り回されることになります。
小さなことに振り回されます。
考えてなくてもいいことを考えることになります。
どうでもいいことに振り回されていると、それだけ注意が分散して、頭の中がごちゃごちゃしてきます。
余計なことにとらわれてしまい、どれに集中していいかわからず、なかなか問題解決に至りません。
表面ばかりを見ていると、大切なことを見落とすことになります。
大切なことを見落とすから、迷うことにもなるのです。
迷わない生き方をするためには、本質に集中することが大切です。
本質とは、そのものの根本となる、最も大切な性質・要素のことをいいます。
本質を見抜き、本質に集中しましょう。
本質は、最も重要なポイントなので、しっかり目を向けることが大切です。
そうすれば、限られたリソースをすべて投下できます。
しっかり課題を深掘りでき、問題解決につなげられます。
「本質は何か」「本質はどこにあるのか」と自問しながら考えていきましょう。
表面ばかり見るのではなく、本質を見極めてください。
目の前にあることでも、不要と思われることは、思いきって無視することも大切です。
たとえば、成績を上げる方法で悩んでいるとします。
「真面目にノートを取る」「勉強時間を長くする」というのは表面的なことです。
真面目にノートを取っているからといって、内容が頭に入っていなければ、無意味です。
勉強時間を長くしたからといって、ぼうっとしている時間が長いだけなら成績は上がりません。
表面にとらわれるのではなく、本質に集中することです。
勉強の本質は何かというと「知識と理解力を身につけること」に尽きます。
物事を理解して、しっかり知識さえ身につけていれば、試験問題をすらすら解けます。
良い成績を残せます。
本質を考える癖をつけましょう。
表面にとらわれるのではなく、本質に集中する癖をつけてください。
人生の本質は「魂の修行」です。
幸せの本質は「精神的な豊かさ」です。
愛の本質は「個と全体の一体化」です。
本質がわかれば、正しい道が見えてきます。
おのずと必要なアプローチも見えてきます。
本質に集中すれば迷わないのです。
すべてを吟味しないことです。
もちろん選択肢が少ないときならいいのです。
選択肢が3つしかなければ、吟味するのも簡単です。
自分の好みや価値観に合わせて選べばいいだけです。
手間も時間もかからず「こちらのほうがよさそうだ」とすぐ決められます。
しかし、選択肢が多い場合となると話が変わります。
選択肢が多いと比べる作業が大変です。
選択肢が10あれば、吟味を10回しなければいけません。
選択肢が100あれば、吟味を100回しなければいけません。
選択肢の数が多くなればなるほど、吟味するのが大変になります。
時間と労力がかかりすぎてしまい、非現実的です。
吟味するだけで大仕事になり、日が暮れてしまうでしょう。
選択肢が多くなるにつれて、きちんとした吟味も難しくなります。
小さな差が多く、それぞれの差がわかりにくくなります。
どちらがいいのか、ますます迷うことになります。
すべてを吟味するから迷うのです。
すべてを吟味するのは理想的な方法に思えますが、要注意です。
もともと選択肢が少ない場合ならいいのですが、選択肢が多い場合では、迷いをもたらすことになります。
では、迷わない生き方をするためには、どうすればいいか。
すべてを吟味するのではありません。
定番から始めるのです。
選択肢が多い場合は、まず定番を基準にして考えましょう。
定番は、ロングセラーです。
最も多くの人から支持を得ています。
流行に左右されず安定した需要があります。
定番は、そのブランドの特徴を最も表したものでもあります。
「こういうものが人気なのか。売れ筋なのか」と素早く理解できます。
定番がベストとは限りませんが、少なくとも大失敗をすることはないでしょう。
どの分野でも定番の数は限られています。
定番を基準にすれば、選択がシンプルになり、迷わず選べます。
定番が複数ある場合もありますが、多くはありません。
定番から選んでメインの手応えを得ておけば、ブランド全体の特色がわかるので、2回目からの選び方が楽になります。
定番に慣れてきたら、次から別のものを選べばいいでしょう。
老舗の洋菓子店で、お菓子を買うシチュエーションがあるとします。
老舗の洋菓子店では、膨大な数のお菓子が並んでいるでしょう。
一つひとつ試食をするわけにもいきません。
いろいろな味や形のお菓子があると、悩んでしまうところです。
こういうときは店員さんに「定番はどれですか」と聞けば、さっと案内してくれるでしょう。
ベストになるとは限りませんが、少なくとも大失敗になる心配はありません。
時間やお金を無駄にすることも少なくなります。
定番が存在しなければ「売れ筋はどれですか」という聞き方が有効です。
「こちらがよく売れています」と案内してくれるはずです。
最も売れているのは、定番ということです。
迷ったら定番です。
この選び方を身につけておけば、選び方がスマートになります。
迷わないための基本の1つ。
それは「計画」です。
計画があるかないかは、迷うかどうかに関係するポイントです。
仕事を行き当たりばったりで進めようとすると迷います。
その都度、最適な方法や手順を考えなければいけません。
ことあるごとに「どうしたらいいだろうか」と考えたり「どちらがいいだろうか」と迷ったりすることになります。
ちびちびストレスを感じることになる。
うっかり選択を誤ると、やり直しや修正が発生したりして、余計な作業が発生します。
優先順位を誤ったり段階を飛ばしたりしてめちゃくちゃになります。
余計な作業のために、再び「どうしたらいいだろうか」と迷うことになります。
なかなかスピードが出ず、仕事の進み方も遅くなります。
遠回りをして時間がかかったりして、実力を正しく発揮できなくなったりします。
行き当たりばったりは、迷いの連続です。
迷わない生き方をするなら、まず計画を立てることが大切です。
当たり前のことと思いますが、だからこそ見落としがちです。
仕事は、計画を立ててから取り組みます。
大きな仕事になればなるほど、計画は必要です。
計画を立てていれば、次に何をすべきか明確になります。
1つのタスクが終われば、次のタスクにさっと取りかかれます。
迷い時間がなくなってスピーディーに動けます。
計画は、仕事に限ったことではありません。
スケールの大きなことは、何でも計画を立てておくほうが安心です。
趣味や遊びも恋愛も、計画を立てたほうが迷うことなくスムーズに進みます。
「きちんと計画を立てている」と自信のある人も、しっかり見直してください。
自信があるからといって、過信には注意が必要です。
曖昧な計画になったり抜けの多い計画になったりしていないでしょうか。
計画に不足があっては、きちんとした計画になっていません。
ここで大切なのは「きちんとした計画」です。
きちんと目標を達成できるよう、手順や方法をしっかり考えておくことです。
計画を立てておけば、ミスを減らすため、余計な作業を減らすことにもつながります。
細かく計画を立てるのが難しいなら、大ざっぱな計画でもいいのです。
まず大きな流れだけ計画を立てておきます。
細かい点や不測の事態は、その都度考えるようにすれば、迷いを必要最小限に抑えられます。
「行き当たりばったりでも、臨機応変に対応すればいいではないか」
もちろん臨機応変で対応することも大切ですが、それは先に計画があっての話です。
計画も何もない状態で、臨機応変に進めようとしないことです。
先に計画があって、細かく詰めるのが難しいところを臨機応変に対応するのが正解です。
初めての仕事に取りかかる際、いきなり体当たりで取り組まないことです。
初めての仕事は、無知の状態です。
未知の世界に飛び込んでいくのと同じです。
体当たりの姿勢は大胆で勇敢なことですが、これほどリスキーなことはありません。
何の準備も心構えもなく体当たりで取り組むと、玉砕します。
わざわざ失敗をしにいくようなものです。
重要ポイントがわかりません。
何をどうしていいかわかりません。
何が正しく、何が間違っているのかわかりません。
「どうすればいいの?」「どのくらいがいいの?」と迷いの連続になるでしょう。
たいてい力の加減を間違えて「しまった」と後悔することになります。
自分はきちんとしているつもりでも、それが間違っていることもあります。
迷わないためには、いきなり体当たりはやめておくことです。
まず手本を見つけましょう。
手本を参考にしましょう。
手本があれば「こうすればいい」とわかります。
正しい手順や方向性がわかり、仕事がスムーズになります。
真似をするだけで、ある程度うまくできてしまいます。
たとえば、プレゼン資料の作成です。
初めてプレゼン資料を作成するとき、一から真面目に取り組むのは得策ではありません。
独りよがりになってしまいます。
見づらくなったり漏れができたりして、めちゃくちゃな資料が仕上がるでしょう。
ではどうするかというと、実績のあるプレゼン資料をお手本にします。
上司や先輩から実績のあるプレゼン資料をいただきましょう。
実績のあるプレゼン資料は、大切なポイントが押さえられています。
書き方・配色・レイアウトなど、学ぶべき点が数多くあるでしょう。
テンプレートとしての役目を果たし、漏れや間違いがなく進められます。
上司や先輩からプレゼン資料をいただくのが難しいなら、インターネット上で入手すればいいことです。
インターネット上には、手本となるプレゼン資料が無数にあります。
何らかの手本があれば、初めての仕事でも、余計な手間暇をかけず、素晴らしい結果を出せます。
初心者にしては、上出来のものが出来上がるはずです。
いきなり手本に頼るのはずるいことに思うかもしれませんが、誤解です。
まったく正当な手段です。
もちろん図や文章をそのままコピーするのはいけませんが、手本として参考にする分には問題ありません。
社会では、上手にカンニングをしていくことが必要です。
せっかく素晴らしい手本があるというのに、活用しない手はありません。
手本を参考にすることは、仕事をスムーズにするための正攻法です。
私たちは仕事に取り組む際「積み上げ思考」で考える傾向があります。
積み上げ思考とは、目の前のタスクを1つずつこなし、成果を積み上げることで目標達成を目指す考え方です。
一つひとつ丁寧に仕事をこなし、成果を積み上げていけば、いずれ目標を達成できるでしょう。
シンプルな取り組み方で、積み上げ思考で目標を目指す方法も悪くはありません。
しかし、迷わない生き方を実現させたいなら、積み上げ思考には注意が必要です。
積み上げ思考は、実力を発揮しやすい一方、ゴールや期限が曖昧で、迷いが増えやすいのが難点です。
ひたすら前に進むのはいいのですが、全体設計が無視され、計画性が弱くなりがちです。
積み上げ思考は、目標達成に必要な要素やプロセスを把握しにくくなります。
計画が非現実的なものになりやすく、場当たり的な仕事になりやすい。
時間管理が曖昧になるので、量や時間などの配分がわかりにくくなります。
スケジュール管理が曖昧になるので、仕事の進捗を正しく計測しにくくなります。
最初に全力を出し切って、途中でバテてしまい、結局目標を達成できなくなる可能性もあります。
今やっている仕事が、目標達成とは無関係のことかもしれません。
「この仕事にどれだけ時間をかければいいの? いつまでに終えればいいの?」
「正しい方向に進めているの?」
「現在地はどこ? あとどのくらいでゴールできるの?」
うやむやした状態になり、迷うことになるのです。
迷わない生き方をするなら「逆算思考」を意識することです。
逆算思考とは、将来のゴールを決め、そこから逆算することで、必要なことを洗い出す考え方のことをいいます。
ゴールから逆算していくことで、時間配分や優先順位が見えてきます。
目標達成につながる、現実的な計画を立てられるようになるのです。
どうすれば逆算思考ができるのでしょうか。
逆算思考には、次の5つのステップがあります。
逆算思考はあくまで達成を前提としているため、具体的になります。
仕事であれば「完了」という終わりを起点にして考えます。
完了から逆算して考えることで、量や時間などの配分がうまくいき、正しい計画を立てられるようになります。
「何をする必要があるのか」
「残り時間はどのくらいなのか」
「いつまでに何の仕事を終える必要があるのか」
やるべきことがわかってきて、迷わなくなります。
受験であれば「合格」をゴールとして考えます。
まず合格したい大学を決めます。
大学が決まれば、必要な受験科目がわかります。
合格に必要な勉強量・勉強時間を逆算します。
小さな目標に分解し、中期計画・短期計画に落とし込み、全体の計画を立てます。
結果として、今日やるべき勉強がわかるのです。
「家が欲しい」という夢を実現するにも、逆算思考が有効です。
家が欲しい年齢を決めます。
その年齢で家を買うには、どのくらいお金が必要なのか逆算します。
そのお金のためには、毎年どのくらい貯金をしていくのか逆算します。
逆算思考をするから、現実的なプランを立てられるようになります。
無理のない計画を立てるためにも、逆算思考が欠かせません。
逆算思考は、実現思考なのです。
ずるい心を持たないことです。
ずるい心を持つと、ずるい考えが生まれます。
「嘘をつこう」「騙してやろう」と不正なことを考えてしまいます。
「出し抜いてやろう」「裏をかいてやろう」と卑劣なことを考えてしまいます。
人を騙したり相手の裏をかいたりなど、小難しいことを考えなければいけなくなります。
少しでも楽をしたい考え方になって手抜きが増えます。
その結果、中途半端な考えが生まれ、迷うことも増えてしまいます。
ずるい心を持つと、表情も悪くなります。
心の様子は表に出ます。
隠そうと思っても隠しきれません。
ずるい心を持っていると、醜い顔つきになります。
内側は表に現れます。
最初は普通でも、だんだんゆがんだ表情になります。
「なんだかあの人は雰囲気がよくない」と周りからささやかれることになります。
ずるい心を持つと、トラブルも絶えません。
人道に反した行為によって人に迷惑をかけ、憎まれたり恨まれたりします。
「あの人とはあまり関わらないほうがいい」と人が去っていくばかり。
いつしか孤立無援の人生になってしまうのです。
迷わない生き方をするなら、正しい心を持つことです。
素直で正直になりましょう。
人としての良識を身につけることです。
道徳にのっとった生き方をすることです。
正しい心を持てば、自然と進むべき道が見えます。
騙したり裏をかいたりする必要がありません。
小難しいことも考えなくていい。
良識に沿って判断・決断するだけです。
まっすぐ当たり前のことを考えるだけです。
正しい心を持てば正しい生き方になり、正しい生き方になればまっすぐ進むだけでよくなります。
まっすぐ進むだけでいいので、迷うことがありません。
当たり前のことを当たり前にするだけです。
正々堂々と直線コースを歩めます。
正しい心を持てば、自然と最適な道が見えてきます。
人として正しい生き方を意識すれば「こうすればいい」とわかってきます。
人や社会のためになる考え方をすれば、おのずと正しい選択が見えてきます。
天から導かれるように、歩むべき道が見えてくるでしょう。
人間の行うべき正しい生き方をすれば、明るい生き方ができます。
正々堂々と、日の光を浴びることができます。
「手伝おう」「優しくしよう」「貢献しよう」となるので、いつも明るく優しい気持ちでいられます。
素直になれば、素直な答えが出てきます。
普通にまっすぐ考えればいいだけなので、考えもシンプルになります。
正しい心を持てば、きちんと前を向けるので、気持ちも前向きになります。
自然と器も大きくなって明るい気持ちになり、笑顔も増えます。
いらいらすることが減って、にこにこすることが増えます。
もし今、邪悪な心を持っているなら、今すぐ心を入れ替えてください。
心を入れ替えることに遅すぎることはありません。
今から心を入れ替えれば、今すぐ生まれ変われます。
正しい心を持てば、素晴らしい未来が待っています。
推測をベースにしないことです。
推測をベースにすると、迷いやすい生き方になってしまいます。
もちろん推測が悪いわけではありません。
世の中には、わからないことがたくさんあります。
わからないことは「こうではないだろうか」と推測することがあるでしょう。
未知の領域があって情報が足りないときは、限られた情報から推測するしかありません。
周辺情報を頼りにして、想像を膨らませることがあるはずです。
推測をせざるを得ないところは、推測で進めていいのです。
どうしても想像に頼るしかない状況があるもの。
推測をしたうえで、次のアクションを考えることがあるはずです。
しかし、推測をすることはあっても、ベースにするのは良くありません。
推測は間違いかもしれないからです。
推測はあくまで推測です。
もやもやとしていて、具体的ではありません。
推測をベースにすると、曖昧なことが増えます。
「○○だろう」
「○○ではないか」
「○○かもしれない」
はっきりしないことをベースにすると、建設的な考えができません。
そこから発展させることが難しくなります。
正しいかもしれないが、間違っているかもしれないということになります。
はっきりしないことがあると、次のアクションもはっきりしません。
推測をベースにしていると、はっきりした判断ができません。
はっきりした判断ができないと、迷うことも増えてしまうのです。
常に事実をベースにして考える癖をつけることです。
事実は真実です。
間違いがなく、確実なことです。
誰が見ても同じことであり、人によって事実が変わることはありません。
事実をベースにして考えるということは、真実をベースにして考えるということです。
そのため、事実をベースにすれば、安定した判断ができるようになります。
余計な感情を挟まなくて済むので、成果も一定です。
具体的に考えることができ、建設的な仕事ができるようになります。
時には推測もあっていいのです。
ただし推測をするなら、最小限で抑えることが大切です。
メインにするのではなく、限られたポイントだけにしておくのがいいでしょう。
事実をベースにしながら、どうしてもわからないところだけ推測によって補完させていきます。
推測をゼロにできなくても、減らすことならできるはずです。
事実をベースにすれば、迷いの迷宮に入り込むことはありません。
簡単と思うのか、難しいと思うのか。
迷わない生き方を分ける、重要なポイントです。
迷わない生き方を実現させたいなら「難しい」と考えないことです。
「難しい」と思っていると、思い込みが生まれ、難しく考えてしまいます。
「シンプルに考えてはいけない」
「ごちゃごちゃ考えなければいけない」
「わかりにくく考えなければいけない」
堅苦しい価値観になって、わざわざ複雑に考えようとしたり、回りくどい解釈をしたりしてしまいます。
わざわざ迷いを増やすような方向に考えてしまい、笑うに笑えません。
自然とネガティブ思考になってしまい、悪いほうに考えてしまうでしょう。
だんだん頭の中が曇ってきて、頭の回転も悪くなったり思考停止になったりします。
本当は簡単なことでも「難しい」と思っていると、本当に難しいほうに考えてしまいます。
ストレスも生じていらいらしてきて、いいことはありません。
「難しい」と思っているから迷うことになるのです。
何かに取り組むときは「簡単」と思うようにしましょう。
「簡単」と思うと、簡単に考えるようになります。
素直でシンプルな考え方になります。
「すぐ終わるよね」
「単純なことだよね」
「きっとできる」
可能が前提で考えるようになります。
できるだけ物事をシンプルにしようと考えるようになります。
「簡単」と思っていると、ポジティブ思考になれます。
前向きで明るい考え方になるため、建設的な考えができるようになります。
思考が柔軟になって発想力も豊かになります。
素晴らしいアイデアが浮かんでくるようになるでしょう。
物事を整理整頓して考えるようになり、解決策もすんなり出てきます。
ストレートで素直な考え方になるため、迷わなくなるのです。
たとえ難しそうなことでも「簡単」という考え方になることです。
本当に難しいかどうかは、実際にやってみなければわかりません。
難しいことでも「簡単」と思っていれば、どんどん考えが発展していき、本当に簡単になります。
自分の心に嘘をつくのは良くありません。
自分の心に嘘をつくはずがないと思いますが、知らず知らずのうちに嘘をついていることがあります。
私たちは人間関係の中で生きています。
人の中で生活していると、やはり人目が気になるもの。
人目があれば、人目に振り回されることも出てきます。
評価を気にすることもあれば、見栄を張ることもあるでしょう。
落ち込んでいるのに空元気を出すこともあれば、弱音を吐きたいのに我慢することもあるでしょう。
気づけば、自分の心に嘘をついていることが少なくないのです。
しかし、自分の心に嘘をついていると、葛藤が生まれます。
「本当の自分はこうではない」
「本当は違うんだけどな」
「本当にこれでいいのだろうか」
心の中で相反する欲求や感情が絡み合うことになり、くよくよ迷うことになります。
もやもやした違和感に苦しめられ、ストレスもたまる一方です。
自分の心に嘘をついていると、自分を隠すのが癖になります。
だんだん自分を見失うことになり、本当の自分もわからなくなってきます。
「あれ? 自分らしさって何だろう」
「あれ? 自分の本音って何だろう」
「あれ? 本当は何がしたかったのだろう」
自分が自分を理解しなくて、誰が理解するのでしょう。
きちんと自分と向き合わないと、自分の本音も見えてきません。
きちんと自分の人生を生きている心地もしません。
自分の心に嘘をつくから迷うのです。
自分の心に正直になることです。
自分の心に正直になれば、自分に無理をしなくてよくなります。
嘘がないと、ストレスがありません。
正直になればいいだけなので、楽です。
自然と前向きな考えが生まれ、心が躍り始めます。
本音で生きればいいので、自分らしく振る舞えます。
ありのままの自分を表現できれば、自分らしい人生を歩めます。
「これでいい!」という気持ちになれます。
時には弱音を吐きたいときもあるでしょう。
もちろん弱音を吐くこともあっていいのです。
弱音を吐きたいときは、自分の心に正直になって弱音を吐いたほうが楽です。
正直な心の声は、きちんと吐き出したほうが健康的です。
涙を流したいときもあるでしょう。
泣きたいときは、無理に我慢せず、しっかり泣いておくほうがいい。
涙を流した分だけ気持ちも楽になります。
涙の数だけ心が大きく成長します。
人に優しくなれないときもあっていい。
自分に余裕がないときは、自分のことで精いっぱいです。
心の中で「今は人に優しくする余裕がありません。ごめんなさい」と謝れば済むことです。
やりたいことをやりましょう。
興味がないことは「興味がありません」と断りましょう。
嫌いなことや生理的に受け付けないことはやりません。
仕事でやらなければいけないこともありますが、なるべく減らしていくことが大切です。
自分の心に正直に生きることは、素直に生きることにつながります。
心の羅針盤が示す方向に向かって進むだけです。
選択肢があってもシンプルに選べます。
「これがいい」
「あれがいい」
葛藤で悩むことがなくなります。
自分の心に正直になればいいだけなので、道に迷うこともありません。
心が自由になるので、気持ちも楽になります。
自分の心に正直になることが、自分にとっていい人生になります。
魅力的な商品があると「欲しい!」と思ってしまいます。
「欲しいけどお金がかかる。でもやっぱり欲しい。頭から離れない」となります。
あれもこれも欲しいものを買っていると、お金がいくらあっても足りません。
なぜ欲しいかどうかで考えてはいけないのか。
欲しい気持ちには際限がないからです。
欲しい気持ちには際限がありません。
欲しい気持ちを満たすがままに買い物をしていては、お金がいくらあっても足りません。
お金に羽が生えたかのように飛んでいくでしょう。
どんどんお金が減っていき、なかなかまとまった貯蓄ができません。
貧乏になってしまい、いつも経済的に困窮した状況になってしまいます。
欲しい気持ちの先には、迷いが待ち受けています。
買うべきかどうか迷います。
生活のやりくりに迷います。
心のストレスに迷います。
欲しい気持ちのコントロールに迷います。
買ったら買ったで、保管場所や収納方法に迷います。
欲しい気持ちがエスカレートすると、迷いの迷宮に入り込んでしまうのです。
迷わない生き方をするなら、欲しい欲求は捨てることです。
「欲しいかどうか」で考えるのではありません。
「必要かどうか」で考えるのです。
必要なものとは「なくてはならないもの」です。
それがないと、仕事や生活に支障が出ます。
必要性の判断が難しいなら、それをないときの状況をイメージすると、わかりやすくなります。
想像力を膨らまして、冷静に考えてみてください。
なくても支障が出なければ「欲しいもの」です。
なければ支障が出てしまうなら「必要なもの」です。
購買意欲が湧いたとき「必要かどうか」で考えれば、迷うことはありません。
「必要なら買う」
「必要ないから買わない」
シンプルに判断できます。
必要かどうかで考える癖は、節約にもつながります。
必要なものを買うようにすれば、買い物を最小限で抑えられます。
無駄遣いが減って、お金も貯まりやすくなります。
「必要かどうか」で考える癖は、節約精神につながっていくのです。
一問一答の呪縛にとらわれていると迷います。
私たちは学校で一問一答の考え方を基本としてきました。
選択式問題であれ記述式問題であれ、1つの問題につき、1つの答えが用意されています。
自由記述の問題でも「おおむねこの内容が正解」という解釈の方向性が定まっています。
あらかじめ1つの正解が決まっていて、そこを目指すことになります。
はっきり正解が決まっているから、試験問題もつくりやすくなります。
学校教育を通して一問一答に触れ続けてきた結果、私たちは一問一答の考え方が根強く浸透しています。
一問一答の考え方が当然のこととして受け入れられています。
ここに注意ポイントがあります。
学校教育で一問一答に慣れた結果、普段の日常生活でも一問一答で考える傾向が見受けられます。
何でも一問一答が通用するとは限りません。
特に社会ではそうです。
社会では一問一答が通用しない場面が多々あります。
正解を1つに絞ろうとすると、視野が狭くなり、迷うことも増えてしまいます。
答えは1つと決めつけないことです。
社会では、一問一答が通用しない場面が数多く存在します。
営業でも企画でもマーケティングでも、一問一答は通用しません。
世の中は常に変化していて、今は正解でも、あとから正解が変わることもあります。
一問一答の呪縛を解いてください。
一問多答の考え方を身につけるのです。
「正解はたくさんある」という考え方です。
正解は1つだけとは限りません。
複数に存在することもあります。
無限に存在することもあります。
学校教育で身についた一問一答にとらわれていると、社会に出てから迷うことが増えます。
社会は「一問一答」ではなく「一問多答」が基本です。
一問多答とは、1つの問いにいくつもの正解があるということです。
営業でも企画でもマーケティングでも、一問多答が基本です。
たとえば、営業のアプローチは、正解が1つとは限らず、たくさん存在します。
「正解はたくさんある」「正解は無限にある」という考え方を身につけることです。
1つの正解にとらわれず、同時に複数の正解が存在することを理解することです。
AかBかで迷ったら、どちらか一方が正解ではなく、両方が正解かもしれません。
正解がたくさんあって、すべてを選ぶパターンもあれば、最適なものを1つ選ぶパターンもあります。
頭を柔らかくして、いろいろな正解を受け入れる価値観を身につけてください。
一問多答の考え方を持てば、1つにこだわることがなくなります。
思考の幅が広がって、いろいろな可能性を模索できるようになります。
複数の正解を受け入れることで、迷うこともなくなります。
「いろいろな正解があるよね」という考え方になると、いらいらすることが減って、性格も穏やかになります。
迷う原因の1つ。
意識で行動することにあります。
もちろん意識することが悪いわけではありません。
新しいことに取り組むときは、意識することが大切です。
意識すると、そこに注意が向きます。
集中力を発揮できたり、ミスや間違いを防げたりします。
「気をつけよう」「心がけよう」「しっかりしよう」と意識することで、気持ちが引き締まります。
意識することで行動が促され、改善もスムーズになるでしょう。
悪循環から抜け出せたり、新しい自分に生まれ変わったりできることもあります。
しかし、意識で長続きさせるのは、思った以上に大変です。
意識で行動するとなると、その都度、手順や方法を考えることになります。
「最初にこうして、次はこうやって、その後は……」
一回一回は楽でも、繰り返されると大変です。
いちいち頭で考えることになります。
考えるたびに体力や精神が削られていき、ストレスがたまります。
考えることが増えるということは、迷うことも増えるということです。
意識で行動するから迷うのです。
意識で行動するのではありません。
習慣で行動するのです。
「勝手に体が動く状態にする」ということです。
習慣化されていれば、いちいち頭で考えることはありません。
体が勝手に動き始めます。
自然と行動してしまいます。
習慣になれば、意識しなくてもできる状態になります。
「ああして、次はこうして」と考えなくていいので、迷うことがありません。
「自動的に体が動く」「自動的に物事が進んでいく」という状態になります。
就寝前の歯磨き・寝起きの洗顔を思い出してください。
いちいち考えることはありません。
寝る前は自然と歯磨きをしてしまい、朝起きたら勝手に体が動いて顔を洗ってしまいます。
習慣になっていると、努力も頑張りも不要です。
いったん習慣として身につけば、それをしないと気持ち悪く感じて落ち着かなくなります。
就寝前の歯磨きや寝起きの洗顔と同じように、習慣化すればいいのです。
迷わない生き方をするためには、習慣の力を借りるのが賢明です。
基本の仕事・繰り返しの作業ほど、習慣化することが大切です。
就寝前の歯磨きや寝起きの洗顔と同じように、もはや習慣として身につけてしまうことです。
最初のうちは意識することはあっても、意識のままで終わらせるのではありません。
「意識」から「習慣」にステップアップさせていきましょう。
体が勝手に動くまで、何度も繰り返すだけです。
体に染み込ませ、血肉化させましょう。
当たり前の行動にして、生活の一部にしましょう。
習慣として身についてしまえば、もはや頭を使わなくなります。
体が勝手に動き始め、迷うこともなくなるのです。
迷いをもたらす意外な原因があります。
それは「こだわり」です。
一般的にこだわりという言葉には、ポジティブなニュアンスがあります。
こだわりという言葉が使われる場面では、良い意味として使われることが多いもの。
「こだわりの逸品」「こだわりの技術」「こだわりの仕事道具」などのフレーズがよく聞かれます。
こだわりと聞いただけで、魅力的な印象を受けることが多いでしょう。
しかし、どんなこだわりでも良いとは限りません。
意外なことですが、こだわりは、迷いをもたらす原因になることがあるため注意が必要です。
「こだわりがある」とは「特別の思い入れがある」ということです。
特別な思い入れがあるのはいいですが、必要以上に執着する傾向があります。
こだわりが強いと、執着も強くなり、なかなか妥協ができません。
「こうあるべきだ」
「1つも妥協できない」
「完璧であるべきだ。100%にしたい。パーフェクトに仕上げたい」
こだわりが強ければ強いほど、妥協できない性格になります。
堅苦しい考え方になってしまいます。
すると、理想と現実のギャップを受け入れられず、矛盾した行動が生まれます。
時間がないのに時間をかけようとしたり、お金が足りないのにお金をかけようとしたりします。
バランスを欠いた行動に出てしまうことも増えます。
どうすればいいのか自分でもわからなくなり、迷いの迷宮に入り込んでしまうのです。
迷いをなくすにはどうすればいいか。
こだわりを捨てればいいのです。
自分の価値観を追究するのもいいですが、そのせいで迷っていては本末転倒です。
こだわりを捨てましょう。
こだわりを捨てれば、心を縛り付けていた鎖から解放されます。
難しく執着がなくなることで「こうしよう」「ああしよう」と決断していけます。
迷いがなくなって、どんどん行動していけるようになります。
こだわりを捨てるとはいえ、すべてを捨てるわけではありません。
仕事上のこだわりもあるでしょう。
信念や人生に関わるような重要な価値観もあるはずです。
こだわりを残すなら、残してもいいのです。
ただし残すなら、譲れないこだわりだけにしておくことです。
ほかの小さなこだわりは、潔く手放して、きれいさっぱり忘れることにすればいいのです。
そうすれば、上手に迷いから解放されます。
明るい未来が手に入るのです。
迷うかどうかを決める要因の1つ。
それは「覚悟」です。
覚悟があるかどうかは、迷うかどうかです。
叶えたい夢や目標があるとき、覚悟があるかどうかです。
覚悟がないと、弱い精神になります。
弱音を吐いたり逃げ腰になったりします。
「大変なことはしたくない」と思って、楽なほうを選ぼうとします。
選択肢があったときも「どちらのほうが楽だろうか」と安易な考え方になります。
するとここで、難しい問題が発生します。
夢や目標を実現するには、課題をクリアしていく必要があります。
時間をかけたり労力を費やしたりしていかなければなりません。
こつこつした努力も必要です。
うまくいかなくても、根気を出して粘ることも必要です。
覚悟がないと楽なほうばかり選ぶようになって、その結果、思わぬ矛盾の壁にぶつかります。
「楽をしたいのに楽な道がない。どうしよう」
「苦労をしたくないのに苦労する道を通るしかない。どうしよう」
1つの苦しみすら経験したくないと思うと、何も選べなくなります。
覚悟がなくて楽なほうに逃げていると、課題をクリアできません。
困難があっても、乗り越えることができません。
矛盾を解消できず、選択に行き詰まり、迷うことになるのです。
夢や目標を実現するには、課題をクリアしていく必要があります。
時間をかけたり努力を積み重ねたりする必要もあります。
ストレスの海を泳いでいく必要もあります。
時には苦しみに耐えなければいけないこともあります。
迷わない生き方をするなら、覚悟を決めることです。
夢や目標を持ったら、覚悟を決めてください。
「必ず実現させる」としっかり心に決めることです。
覚悟を決めていれば「どんとこい!」という気持ちになれます。
努力も苦労もストレスも受け入れられます。
覚悟を決めることです。
何かを達成したいなら、まず覚悟がなければいけません。
覚悟があるから本気になれ、本気になるから夢や目標を実現できます。
夢や目標を実現させたいなら、覚悟が必要です。
仕事への覚悟、親としての覚悟、人生に対する覚悟。
「必ず達成する」
「最後まで責任を持つ」
「きちんと結果を出す」
覚悟があれば、迷いも吹き飛びます。
目線が前を向き、びしっと気持ちが引き締まります。
迷わない生き方をしたいなら、覚悟を大切にしてください。
夢や目標に対して、覚悟を決めることです。
覚悟があれば、迷うことはありません。
やるかやらないかの場面で迷いません。
「やる」の一択です。
困難があっても迷いません。
「立ち向かう」の一択になります。
不利な状況になろうと、迷いません。
「最後まで諦めない」の一択になります。
覚悟を決めていれば、勇気も出てきます。
「前に突き進むのみ」の考え方になります。
怖いことや恥ずかしいことでも、迷うことなく取り組めます。
義務感でやっていることは「いやいややっている」ということです。
やる気がなくて面倒くさい気持ちがあります。
義務感でやっていると、力が入らず、本気になれません。
心に抵抗感があるため「逃げたい」「やめたい」「関わりたくない」になります。
義務感でやっていることは、最初から本気になっていないので、迷うことも多くなります。
「本当にやるの?」
「サボる方法はないの?」
「うまく手抜きできる方法はないの?」
惰性に流されやすくなり、すべてのことが中途半端になります。
疲れやすくなるので、長続きもしません。
少しでもつまずくと「もう嫌だ」となり、諦めやすくなります。
何事も使命感を持って取り組むことです。
どんな仕事でも、使命感を持って取り組みましょう。
自分に与えられた任務には、きちんと責任を持って最後まで果たすことが大切です。
使命感を持つと「途中で諦めない」「手抜きをしない」「しっかり責任を果たす」という考え方になります。
難しいことがあっても、本気になって考えるようになります。
「必ずやり遂げる」という強い信念が生まれ、貫く力が強くなります。
使命感があれば「プラスアルファ」を考えるようになります。
「もっと工夫できるところはないだろうか」
「ほかに改善すべきところはないだろうか」
「質を上げるためにできることはないだろうか」
相手の期待に応えるだけでは満足できず、期待を超えた仕事をしたくなります。
前向きな意識があると、自然と頭が働くようになり、いい知恵が浮かびやすくなるのです。
重要な仕事でなくても「重要」と思って取り組むことです。
雑用であろうと簡単な仕事であろうと、自分に与えられた仕事には誠心誠意取り組みましょう。
「これは自分に与えられた重要な仕事だ」と思えば、気持ちが引き締まって、しっかり責任を果たそうとする姿勢になれます。
全身から力がみなぎり、自然とやる気やパワーも出てきます。
使命感を持てば、おのずと真剣な姿勢になるため、常に高いモチベーションをキープできます。
たとえ気の進まない仕事でも、使命感を持つことです。
気の進まないことだからといって受け身になるのは良くありません。
「嫌だ、面倒くさい」と逃げの姿勢になっていると、余計に力が入らなくなります。
気の進まないことだからこそ気持ちを奮い立たせ、積極的に取り組んでいきましょう。
何事も使命感を持って取り組むことです。
しっかり果たそうとする気概があれば、おのずと本気になれるため、迷うこともなくなります。