難しい仕事、大変な仕事、やりたくない仕事。
気の進まないことをしなければいけないときがあるものです。
そんなとき「面倒くさい」と思うことが多いのではないでしょうか。
気の進まないことなら「面倒くさい」と思うのも当然です。
不機嫌な表情でため息をついて「ああ、面倒くさい!」と嘆くこともあるでしょう。
しかし「面倒くさい」という言葉には要注意です。
どこがいけないのかと思いますが、すべてよくありません。
疲れを増長させる言葉だからです。
「面倒くさい」は、疲れを増長させる言葉です。
「面倒くさい」と思った瞬間、急に体がだるくなります。
地球の重力が増したような錯覚を覚えるでしょう。
やる気や元気を奪っていき、暗い気持ちになります。
行動する前から疲れがたまった状態になってしまいます。
「面倒くさい」は、普段からよく聞かれます。
日常的な言葉ですが、だからこそ注意してください。
面倒くさいと思ったところで仕方ありません。
やらなければいけない仕事は、遅かれ早かれしなければいけません。
逃げたところで追いかけてきます。
「面倒くさい」という言葉は禁句にしましょう。
口に出して言うだけでなく、思うだけでもよくありません。
倦怠感を助長させます。
マイナスの効果があるだけで、プラスの効果は1つもありません。
「面倒くさい」と考えそうになったら、別の表現を使いましょう。
「面白そう」です。
「面白いところなんて1つもない」と思うかもしれませんが、誤解です。
それは思い込みです。
どんなことでも、見方や考え方を工夫すれば、必ず面白いところが見つかります。
たった1つでかまいません。
細かいところにも注意を向けて、興味関心のあるところを見つけましょう。
面白そうなところ、楽しそうなところ、わくわくするところ。
一言で言えば「心がときめきを感じるところ」です。
ポジティブ思考になれば、面白そうなところがすぐ見つかります。
気の進まないことでも、魅力やメリットが見えてくるでしょう。
「面白そう」と思うようにすれば、プラスやメリットに注意が向いて、本当に面白くなってきます。
面白そうと思うから、面白くなります。
大変なことや難しそうなことでも「面白そう」と思って取り組んでください。
最初は無理やりでもいいので、そう思い込むことが大切です。
自然とポジティブ思考に切り替わって、わくわく楽しい時間を過ごせるでしょう。
明るい気持ちがあれば、疲れを吹き飛ばします。
「面白そう」と思えば、疲れないのです。