出会い運を高めたいなら、スケッチブックを取り出してください。
スケッチブックがなければ、普通のノートブックでもかまいません。
出会いたい人の絵を描いてみましょう。
1時間ほど時間をかけると、それなりの絵に仕上がるはずです。
出会いたい人の絵を描くことは、イメージの具体化につながります。
頭の中で思い浮かべるだけでは、ぼんやりしたままです。
大まかな輪郭を思い浮かべることはできても、目元・口元の細かな部分を思い浮かべるのは難しい。
そこで役立つのが、実際に絵を描いてみることです。
紙の上に描きだしてみることで、抽象的だったイメージが具体的になります。
自分のことにもかかわらず「私が出会いたい人はこんな人なんだね」と驚くでしょう。
余裕があれば、色鉛筆で色を塗ってみるといいでしょう。
ますます具体的になり、面白くなります。
「私は絵が下手だから」
「画力に自信がない」
「絵を描くのは大の苦手」
抵抗を感じる人もいますが、絵が下手でいいのです。
思いどおりにかけなくてもOK。
変になったら、消しゴムを使って消してやり直せばいいだけです。
真面目に描いた結果、フランシスコ・ザビエルのような顔になってもいいのです。
自分が描いた絵ですから、味わい深い絵になります。
下手でも下手なりのうまさがあります。
「くだらない」「ばかばかしい」と思う人もいるでしょう。
その堅苦しさがよくありません。
小ばかにするような態度がよくありません。
出会いたい人の絵を描く、本当の意味に気づいてください。
イメージの具体化だけではありません。
遊び心を養うトレーニングでもあります。
絵を描くことを「くだらない」「ばかばかしい」と思う人は、遊び心が不足しています。
「私には無理」
「私にはできない」
「絵を描くなんてあり得ない」
保守的な心理や行動が、出会いを減らす原因になっています。
遊び心が足りないから、出会いを遠ざけています。
「くだらない」「ばかばかしい」と思うなら、なおさらチャレンジする価値があります。
誰かと画力を争うものではありません。
別に誰かに見せたり提出したりするわけではありません。
人の迷惑になるわけでもない。
下手な絵になったら、自分で笑えばいいだけです。
あくまで遊び心を養うトレーニングです。
自分の殻を破るつもりで、いま一度チャレンジしてみましょう。
思い切って描いてみると、遊び心が育っていき、固くなっていた心が柔らかくなるはずです。
出会いたい人の絵を描くと、まもなくイメージどおりの人があなたの前に現れます。