出会いがなくて焦ったとき、やってはいけないことがあります。
出会いのない自分を否定しないようにしてください。
どんなに自分が惨めであろうと、どんな自分が嫌であろうと、絶対自分を否定してはいけません。
出会いのない自分のことを「情けない」「恥ずかしい」「ダメ人間」と思う人がいますが、否定するのはよくありません。
出会いのない自分を否定したところで、何の役にも立ちません。
むしろ悪影響が拡大します。
出会いのない自分を否定することは、自分の人生も否定することになります。
自分の人生を否定すると、ますます自分が哀れに感じてしまいます。
自己肯定感が低下して、哀れな気持ちが増幅して、ますます気持ちを落ち込ませます。
不幸な雰囲気が漂い、ますます出会いが遠ざかります。
出会いのない自分を否定したところで、悪影響があるだけで、いいことは1つもないのです。
まず出会いのない自分を許してください。
そして認めましょう。
出会いがなくてふてくされそうになるかもしれませんが、腐ってはいけません。
ここが踏ん張りどころです。
出会いのない自分を、許して認めることから始めてください。
「出会いがないのに認めることはできない」と思うかもしれませんが、誤解です。
出会いのない自分は、正直な姿です。
嘘偽りのない、ありのままの自分です。
「そういう自分もいるよ」と認めることで、ありのままの現実を受け止めることができます。
出会いのない時期も貴重な時間です。
大切な人生の1ページです。
そもそも出会いがないことは悪いことではありません。
長い人生では、そういうときもあります。
誰かに迷惑をかけているわけでもないのですから、堂々としていることです。
「ちょっと出会いのない時期が続いているだけだよね」
「別に出会いがなくても死ぬわけではないよね」
「孤独を楽しむのも、なかなか有意義な過ごし方だね」
なかなかそう思えないかもしれませんが、そう思ってください。
出会いのない自分を許して認めることで「さて、これからどうするか」と前を向けるようになります。
気持ちに余裕が生まれ、建設的な考えができるようになります。
地に足がついて、堅実な一歩を踏み出せるようになります。
新しい未来が切り開けるのです。