いい出会いを引き寄せたいなら「警戒心」に注意しましょう。
あなたは普段、どのくらい警戒しながら生活していますか。
もちろん警戒心があるのは悪いことではありません。
むしろ警戒心があるのは正常なことです。
警戒心は、人の防御本能の1つです。
自分を守りたい気持ちは、あるのが当然であり、生きていくうえで必要なことです。
初対面は、知らない相手と接することになります。
相手がどんな人かわからないと、さまざまな不安や心配が生じます。
世の中にはいい人ばかりとは限りません。
無礼な人や性格の悪い人もいます。
中には悪いことをたくらんでいる人もいるかもしれません。
初対面の相手に、さまざまな不安が生じるのは当然です。
しかし、限度を超えた警戒心となると、事情が変わります。
警戒心が強すぎると、出会いの妨げになります。
警戒心は、不安と恐怖に変わります。
出会いに不安や恐怖があると、話しかけるのをためらうようになります。
会いたい人がいても、会いに行きにくくなります。
緊張してしまうと、明るい表情を見せることが難しくなります。
相手との間に見えない壁ができ、心理的な距離が生まれます。
相手から「嫌われているのかな」と悪く誤解をされることもあるでしょう。
心を閉じてしまっては、なかなか話も盛り上がりません。
話をしていても、打ち解けるまでに時間がかかってしまいます。
警戒心が強すぎると、不要な強迫観念を生み、苦しめられるでしょう。
「傷つくことを言われないか」「トラブルに巻き込まれないか」と悪い妄想が膨らんで、緊張で体がこわばり震えてきます。
私たちに必要な警戒心も、限度を超えると悪影響です。
強すぎる警戒心は、出会いの大敵なのです。
警戒心を下げることです。
もちろん無防備にするわけではありません。
警戒心をゼロにするわけでなく、ある程度弱くするということです。
自分を過保護にしないことです。
自分を保護するのはいいですが、過保護はよくありません。
あなたの雰囲気は、警戒心を1割下げるだけで変わります。
心理的な抵抗が小さくなるので、会いたい人に会いに行きやすくなります。
警戒心が弱くなるにつれて、コミュニケーションの壁が取り払われ、オープンな雰囲気になります。
自然と笑顔を見せることができ、話も盛り上がりやすくなるでしょう。
相手から「自分は相手から好かれている」と思ってもらえます。
相手と打ち解けるのも早くなるので、仲良くなるのも早くなります。
警戒心を弱くしたほうが、出会いにはプラスに働くのです。