複数の選択肢に迷うことはありませんか。
レストランで食事を決めるとき、旅行の行き先を決めるとき、見る映画を決めるとき。
「どちらがいいかな」
「どれもいいな」
「なかなか決められないな」
日常のよくある光景ですが、ご機嫌を左右する場面です。
もちろん重大な選択なら慎重になるべきですが、小さなことまでいちいち時間をかけるのはよくありません。
あれこれ迷っていると、どんどん時間が過ぎていきます。
迷うとはいえ、エネルギーを消耗します。
迷えば迷うほど、ストレスを感じてきます。
だんだんいらいらして、ご機嫌を妨げてしまうのです。
迷ったときに心がけることは、ただ1つです。
「ぴん」ときたほうを選びましょう。
つまり、直感に従って選ぶということです。
迷っているということは「どちらも大差ない」という証拠。
どちらも大差ないなら、どちらを選んでも正解です。
むしろ迷っている時間のほうがもったいない。
心の声に耳を傾けましょう。
直感を大切にすると、決断が早くなり、余計なストレスを感じなくなります。
直感で選ぶ際、大事なルールがあります。
「一度選んだことは後悔しない」というルールを貫いてください。
選んでから「間違ったかな」と不安になることがあるでしょう。
もし選んでから間違ったことに気づいても、無視してください。
「間違ったほうを選んだかな」と思い始めると、ストレスを感じ、苦しくなってきます。
くよくよしてしまい、余計なエネルギーを消耗します。
「自分の選択は正しい」と思い込むことです。
たとえそれが思い込みであってもいいのです。
「一度選んだことは後悔しない」というルールを貫くことで、ご機嫌を貫けます。
「直感なんて根拠がない。当てにならない」
そう思うかもしれませんが誤解です。
直感は、根拠がゼロというわけではありません。
直感は、過去の膨大な経験が根拠になっています。
私たちが過去に経験した膨大な記憶は、潜在意識の深くに眠っています。
普段は意識していませんが、記憶の奥深くにあって、きちんと保持されています。
直感とは、膨大な潜在意識の記憶から呼び起こされた感覚です。
そのため、直感は高い確率で当たります。
過去の膨大な記憶から、総合的に判断された感覚だからです。
「直感はおおむね正しい」と言っても過言ではありません。
あなたには「直感」という素晴らしい能力があります。
せっかく直感という素晴らしい能力があるのですから、どんどん生かしていきましょう。
ご機嫌になりたいなら、直感を大切にすることです。
迷ったときは直感で選びましょう。
そして、日頃から直感を大切にして生きることです。
心のアンテナを敏感にして、自分の素直な気持ちに気づきましょう。
直感で生きると、運とチャンスに恵まれるのです。