ご機嫌になりたいなら「褒める習慣」を持ちましょう。
「人を褒めても、ご機嫌になれない」
「相手のことだから、自分には関係ない」
そう思っているなら誤解です。
たしかに人を褒めたところで、自分とは無関係に思えるでしょう。
あくまで相手を高く評価することであって、自分には何の得もメリットもないように思えるでしょう。
余計な時間と労力がかかるだけで、無駄な行為と思う人もいるかもしれません。
しかし表向きは無関係に思えても、実際は関係があります。
人を褒めると、相手はぱっと明るい表情になってくれます。
人を褒めるということは、笑顔を見る機会が増えるということ。
明るい笑顔を見ると、自分にも明るい気持ちが広がります。
結局のところ、相手を笑顔にすることは、自分を笑顔にすることでもあります。
ご機嫌だから褒めるのではありません。
褒めるからご機嫌になれるのです。
どんどん人を褒めると、笑顔を見る機会が増えるため、自分もご機嫌になれるのです。
面白いことに、人を褒めると、褒められることも増えます。
嬉しいことをしてくれた人には、嬉しいことをしたくなるもの。
「好意返報の法則」が働くようになるため、自然と褒められることも増えていくのです。
ご機嫌になりたいなら、褒めることを心がけましょう。
褒めることを「習慣」にしていくことが大切です。
人と会ったら「どこか褒めるところはないかな」と考える癖を持ちたい。
そうすれば、日常的に褒めることが増えるため、自分もご機嫌でいられます。
人間関係がよくなる効果もあります。
また、相手の長所を見つける力も鍛えられ、いいことずくめです。
いったん習慣として身につけば、深く意識することなくできるようになります。