執筆者:水口貴博

いつもご機嫌でいるための30の方法

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ご機嫌な人と不機嫌な人の違いは、視野の広さ。

ご機嫌な人と不機嫌な人の違いは、視野の広さ。 | いつもご機嫌でいるための30の方法

ご機嫌と不機嫌には、どこに違いがあるのでしょうか。

その1つは「視野の広さ」にあります。

「同じ人間で目は2つ」という点は同じであっても、視野の広さには個人差があります。

不機嫌な人は、視野が狭い

不機嫌な人は「視野が狭い」という特徴があります。

一部しか見えていなくて、全体を見ていません。

遠くが見えておらず、手前しか見ていません。

自分で「見えている」と思っていても、実際は見えていないところが多い。

視野が狭くなるということは「見えないものが増える」ということです。

見えないものは認識できません。

認識できなければ、注意や配慮のしようもありません。

そのため、全体的なバランスを調整できなかったり、独りよがりの行動が増えたりするため、ミスや失敗を犯すことが増える。

ささいなところで事故や違反を起こします。

ちょっとしたことで焦ったりいら立ったりします。

「どうしてこうなるの」「なぜか思うようにうまくいかない」と思うことが増えてしまう。

ことあるたびにいらいらしてしまい、不機嫌になることが増えるのです。

ご機嫌な人は、視野が広い

ご機嫌な人は「視野が広い」という特徴があります。

手前だけでなく、遠くも見ています。

一部ではなく、全体を見ています。

「視野が広い」ということは「見えているものが多い」ということです。

見えていれば、認識も可能になります。

視野が広くなると、全体的なバランスを調整できたり、異変や違和感に気づきやすくなったりします。

相手の気持ちを考える余裕も出るので、優しい気遣いやスマートな対応ができるようになり、人間関係もスムーズになります。

トラブルを減らすことに貢献できるため、気分が安定して、いつもご機嫌でいられるのです。

視野は意識しないと広がらない

「視野の広さは生まれつき」と思っているなら誤解です。

視野は、意識をすることで広げていくものです。

「もっと遠くを見よう」「もっと全体を見よう」と意識することで、だんだん視野が広がります。

また人生経験を積んでいくことで、視野も広がります。

「自分は見えている」という思い込みにも注意してください。

「自分は見えている」という思い込みが生まれると、かえって視野を狭くしてしまいます。

「見えていないところがあるのではないか」と謙虚に注意することで、少しずつ視野を広げていけます。

成長とは、どこまで見えるようになるかです。

「見よう、見よう」と意識して、少しでも視野を広くしていきましょう。

視野が狭くて困ることはあっても、広くて困ることはありません。

視野を広げて全体を見渡すとさまざまなことが見えるようになります。

視野が広くなるにつれて、見えないものが見えるようになります。

面白いこと、楽しいこと、珍しいこと。

日常のささいなことにも気づけるようになるため、驚きや発見を楽しむことも増えます。

にこにこご機嫌な毎日を実現できるのです。

いつもご機嫌でいるための方法(11)
  • 視野を広げる。
ご機嫌になりたいなら、おいしいものを食べよう。
おいしい食べ物は、元気の源、幸せの源。

いつもご機嫌でいるための30の方法

  1. 自分の機嫌は、自分でとる。
  2. ご機嫌になる基本は、不機嫌になることを避けること。
  3. 余計な我慢は不機嫌の原因になる。
    できるだけ我慢をなくしていこう。
  4. 朝目覚めたら、こう祈ろう。
    「今日もいい1日になりますように」
  5. いいことが起こるのを待つのではない。
    自分からいいことを起こして、ご機嫌になる。
  6. 1日の始まりに誰かを褒めると、ご機嫌な1日が始まる。
  7. ご機嫌だから、にこにこするのではない。
    にこにこするから、ご機嫌になる。
  8. 「自分らしさ」は、ご機嫌になるための必須条件。
  9. ご機嫌になるためのキーワードは「好きなこと」。
  10. ご機嫌になるパターンは人それぞれ。
    自分がご機嫌になるパターンを見つけ出そう。
  11. ご機嫌な人と不機嫌な人の違いは、視野の広さ。
  12. ご機嫌になりたいなら、おいしいものを食べよう。
    おいしい食べ物は、元気の源、幸せの源。
  13. リズムが乱れていると、不機嫌になる。
    リズムが規則正しいと、ご機嫌になる。
  14. ご機嫌になるから褒めるのではない。
    褒めるからご機嫌になる。
  15. スピード感を意識しよう。
    てきぱき動くと、ご機嫌のスイッチが入る。
  16. ご機嫌体質の人は、普段からよく「ありがとう」と言っている。
  17. 目の前にあることを楽しむ習慣は、ご機嫌になる習慣。
  18. いつもご機嫌でいたいなら、日常の当たり前に幸せを感じること。
  19. 心に余裕があるから「たまにはいいよね」と言うのではない。
    「たまにはいいよね」と言うから、心に余裕が生まれる。
  20. きちんと体をケアすれば、体も喜ぶ。
    体が喜ぶから、ご機嫌になれる。
  21. ご機嫌になりたいなら、直感を大切にしよう。
    直感で生きると、運とチャンスに恵まれる。
  22. 特定の価値観にこだわっていると、不機嫌になる。
    いろんな価値観を受け入れると、ご機嫌になる。
  23. あなたの日常には「幸せを噛み締める時間」がありますか。
  24. 不機嫌な人とは距離を置く。
    ご機嫌な人と関わる。
  25. 運が悪いときも、にこにこしよう。
    笑顔になっていると、運気が舞い戻ってくる。
  26. 欲しいものを考えているから「欠乏感」に悩まされる。
    持っているものを考えれば「充足感」に包まれる。
  27. 「ご機嫌日記」を書くと、ご機嫌力がパワーアップする。
  28. むしゃくしゃしたら、大声で歌いに行こう。
    単純なことで気分が変わる。
  29. 「人生の終わり」と感じるトラブルがあっても、人生は終わらない。
    「何とかなる」と考えれば、あっさり乗り越えられる。
  30. あなたがご機嫌でいることは、世のため人のためになる。

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