私たちの日常は、リズムにあふれています。
生活のリズム、仕事のリズム、勉強のリズム、呼吸のリズム、趣味のリズム。
リズムとご機嫌は無関係に思えますが、相関関係があります。
「たかがリズム」と思っているなら、考えを改めたほうがいいでしょう。
リズムは、体の調子だけでなく、心の調子にも影響を与えるからです。
リズムとはいえ侮れません。
リズムが乱れると、疲れとストレスを感じ、心も体も調子が悪くなります。
リズムが規則正しいと、快適と快感があり、心も体も調子がよくなります。
リズムの良しあしによって、心身への影響が大きく変わるのです。
気分に任せて動くのもいいですが、それでは規則正しいリズムを実現できません。
リズムが乱れると、疲れやすくなったり不注意が増えたりなどいいことがなく、不機嫌を招きます。
ご機嫌でいたいなら「リズム」を大切にしましょう。
リズムが整うということは、調子が整うということ。
リズムがいいだけで、小さなことを達成した気分になれるため、満足感も出てきます。
音楽でもリズムのいい曲は気持ちいいように、人生でもリズムのいい時間は気持ちがいい。
心地よい波に乗ることで、快適な状態になって、ご機嫌になれるのです。
リズムは、一度整ってしまえば、後は簡単です。
サーフィンは、一度波に乗ればすいすい前に進むように、リズムも一度乗ってしまえば、すいすい進みます。
自分の生活は、どのくらいリズムが整っているか見直してください。
起床時間・入浴時間・就寝時間など、できるだけ規則正しいリズムを心がけます。
日によって時間が少し前後することはあっても、できるだけ1時間以内で収めるようにしてください。
1日単位だけで考えるのではなく、1週間・1カ月・1年という単位のリズムも大切にしましょう。
仕事や勉強のリズムも大切にしましょう。
着手のタイミング、休憩を入れるタイミング、復習のタイミング。
リズムを大切にすると、勢いとスピードがついてはかどり、集中力も長続きします。
遊びや娯楽のリズムも大切にしましょう。
いつ休暇を入れ、どんな遊びや娯楽を楽しんで、どう取り組むのか。
遊びも娯楽もリズムよく楽しんだほうが、ストレス解消と気分転換がしっかりできます。
規則正しいリズムには、心地よさと快感があります。
リズムが乱れて困ることはあっても、リズムが整っていて困ることはありません。
気持ちいい快感が得られ、ご機嫌になれます。
ご機嫌になれるだけではありません。
リズムがいいと気分の波が安定するため、ご機嫌も長続きするのです。