執筆者:水口貴博

いつもご機嫌でいるための30の方法

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いつもご機嫌でいたいなら、日常の当たり前に幸せを感じること。

いつもご機嫌でいたいなら、日常の当たり前に幸せを感じること。 | いつもご機嫌でいるための30の方法

いつもご機嫌でいたいならどうすればいいでしょうか。

あなたがご機嫌になるような場面を思い浮かべてください。

仕事がうまくいったとき、勝負事に勝ったとき、幸運に恵まれたとき。

ご機嫌になるといえば、特別ポジティブな出来事が起こった場面をイメージするのではないでしょうか。

もちろんそうした出来事があったときもご機嫌になれますが、不定期かつ一時的です。

いつも幸運に恵まれるわけではありません。

常に仕事がうまくいくとは限りません。

いつも勝負事に勝てるとも限りません。

毎回幸運に恵まれるわけでもありません。

嬉しいことがあった瞬間は、心が明るくなって満たされますが、しばらくするとまた普通の感情に戻ります。

24時間365日、いつもご機嫌でいるには、少しハードルが高いのです。

いつもご機嫌でいたいなら、いつも満たされた気持ちでいることが必要です。

では、いつも満たされた気持ちでいるにはどうすればいいか。

それは「日常の当たり前に幸せを感じること」なのです。

特別幸せなことがあって、満たされるのではありません。

日常の当たり前の価値に気づき、感謝して、満足するだけでいいのです。

たとえば、健康です。

大きなけがや病気もなく、自由に手足を動かせ、不自由なく生活ができるのは、健康のおかげです。

健康なら「健康で嬉しい」「健康でありがたい」と思ってみます。

特別なことではないと思うかもしれませんが、健康であることは十分恵まれた状態です。

食事の際「おいしいな」と思いながらいただきましょう。

何も考えずに食べるより「おいしい」と思いながら食べたほうが、ずっと味わい深く感じられます。

おにぎり1個でも、十分な喜びを感じ、満足感が得られるはずです。

着る服があるのもありがたいこと。

特別おしゃれでなくてもいい。

高級ブランドの服でなくてもいい。

寒さから身を守ってくれ、自分の個性を表現できる服は、それだけでありがたいことです。

家があって、住む場所があるのもありがたい。

友人がいてくれ、話し相手になってくれるのもありがたい。

この世に生きていることもありがたい。

その気になれば、見るもの・聞くもの・触れるものすべてに「ありがたい」と思えるはずです。

今この瞬間さえ、何かに「ありがたい」と感謝できるでしょう。

これでいいのです。

日常の当たり前に幸せを感じることができれば、あなたはいつも満たされた気持ちになれます。

にこにこした笑顔が止まらなくなるでしょう。

生きていることが幸せでたまらなくなるでしょう。

だからいつもご機嫌でいられるのです。

いつもご機嫌でいるための方法(18)
  • 日常の当たり前に幸せを感じて、いつも満たされた気持ちになる。
心に余裕があるから「たまにはいいよね」と言うのではない。
「たまにはいいよね」と言うから、心に余裕が生まれる。

いつもご機嫌でいるための30の方法

  1. 自分の機嫌は、自分でとる。
  2. ご機嫌になる基本は、不機嫌になることを避けること。
  3. 余計な我慢は不機嫌の原因になる。
    できるだけ我慢をなくしていこう。
  4. 朝目覚めたら、こう祈ろう。
    「今日もいい1日になりますように」
  5. いいことが起こるのを待つのではない。
    自分からいいことを起こして、ご機嫌になる。
  6. 1日の始まりに誰かを褒めると、ご機嫌な1日が始まる。
  7. ご機嫌だから、にこにこするのではない。
    にこにこするから、ご機嫌になる。
  8. 「自分らしさ」は、ご機嫌になるための必須条件。
  9. ご機嫌になるためのキーワードは「好きなこと」。
  10. ご機嫌になるパターンは人それぞれ。
    自分がご機嫌になるパターンを見つけ出そう。
  11. ご機嫌な人と不機嫌な人の違いは、視野の広さ。
  12. ご機嫌になりたいなら、おいしいものを食べよう。
    おいしい食べ物は、元気の源、幸せの源。
  13. リズムが乱れていると、不機嫌になる。
    リズムが規則正しいと、ご機嫌になる。
  14. ご機嫌になるから褒めるのではない。
    褒めるからご機嫌になる。
  15. スピード感を意識しよう。
    てきぱき動くと、ご機嫌のスイッチが入る。
  16. ご機嫌体質の人は、普段からよく「ありがとう」と言っている。
  17. 目の前にあることを楽しむ習慣は、ご機嫌になる習慣。
  18. いつもご機嫌でいたいなら、日常の当たり前に幸せを感じること。
  19. 心に余裕があるから「たまにはいいよね」と言うのではない。
    「たまにはいいよね」と言うから、心に余裕が生まれる。
  20. きちんと体をケアすれば、体も喜ぶ。
    体が喜ぶから、ご機嫌になれる。
  21. ご機嫌になりたいなら、直感を大切にしよう。
    直感で生きると、運とチャンスに恵まれる。
  22. 特定の価値観にこだわっていると、不機嫌になる。
    いろんな価値観を受け入れると、ご機嫌になる。
  23. あなたの日常には「幸せを噛み締める時間」がありますか。
  24. 不機嫌な人とは距離を置く。
    ご機嫌な人と関わる。
  25. 運が悪いときも、にこにこしよう。
    笑顔になっていると、運気が舞い戻ってくる。
  26. 欲しいものを考えているから「欠乏感」に悩まされる。
    持っているものを考えれば「充足感」に包まれる。
  27. 「ご機嫌日記」を書くと、ご機嫌力がパワーアップする。
  28. むしゃくしゃしたら、大声で歌いに行こう。
    単純なことで気分が変わる。
  29. 「人生の終わり」と感じるトラブルがあっても、人生は終わらない。
    「何とかなる」と考えれば、あっさり乗り越えられる。
  30. あなたがご機嫌でいることは、世のため人のためになる。

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