私たちは、1日3回のチャンスに出会っています。
もちろんあなたも、1日3回のチャンスに出会っています。
「3回もチャンスに出会っていない。それどころか1つのチャンスにも出会えていない」
そう思ったあなた。
大きな誤解です。
チャンスに気づいていないだけです。
チャンスがあるにもかかわらず、気づかず見逃しているだけです。
「1日3回もチャンスがあるの?」と思いますが、1日3回でも少ないほうです。
しっかり探せば、1日5回や10回というケースもあります。
「ところどころにチャンスが存在している」と思って差し支えありません。
チャンスがないどころか、チャンスにあふれていると言っていいでしょう。
ここでよくある誤解があります。
チャンスがチャンスの形として存在しているとは限りません。
チャンスの大半は、一目ではわからないよう、形を変えて存在しているのが特徴です。
たとえば、落とし物を見つけたとしましょう。
それは、持ち主と知り合うチャンスかもしれません。
友人と喧嘩したとします。
きちんと仲直りをすれば、親友に変えるチャンスかもしれません。
上司から、手間暇のかかる面倒な雑用を頼まれたとします。
不平不満を漏らさず素直に引き受け、さっと片付ければ、信頼を獲得するチャンスかもしれません。
マナーで恥をかいたら、正しいマナーを身につけるチャンスかもしれません。
いらいらする出来事があれば、メンタルを鍛えるチャンスかもしれません。
先生に叱られたら、大切な気づきを得るチャンスかもしれません。
本屋で気になる本を見つけたら、新しい勉強をするチャンスかもしれません。
形を変えたチャンスに気づきましょう。
往々にしてチャンスは、見えづらく、わかりづらく、トリッキーです。
1日3回のチャンスに気づいてください。
あなたの周りには、無数のチャンスが存在しています。
気づいたら、きちんとつかみ取り、しっかり生かしましょう。
チャンスに気づき、きちんと生かせば、あなたは一気に飛躍できます。
チャンスを探しに出かけましょう。
必ず1日3回は、何らかのチャンスがあります。
宝探しをする気分で出かけようではありませんか。
私たちの毎日は、チャンスを探し出す冒険の旅です。
神経を研ぎ澄ませ、五感を集中させましょう。
目を輝かせながら、辺りを見回してください。
次の瞬間には、さっそく何かのチャンスに気づけているはずです。