働けるうちは、働いておいたほうがいいのです。
人生では、働きたくても働けなくなる状況があります。
それは、あるとき、突然やってきます。
突然の病気や事故に遭い、しばらく入院をしなければいけなくなるかもしれません。
取引先が倒産して、仕事がなくなる可能性もゼロではありません。
急に家族が倒れ、仕事を中断しなければいけない状況もあります。
暴風・地震・落雷・洪水などの自然災害によって、仕事ができなくなる場合もあります。
これらを100パーセント防ぐ方法はありません。
どんなに気をつけても、仕方ない状況があります。
ですから、働けるうちは働いて、少しでもお金を稼いでおくことが大切です。
「いつかしよう」「時間があるときにしよう」と先延ばしにするのはよくありません。
そのときになると状況が変わり、働けなくなっているかもしれません。
「まさか」と思うことに限って、起こるのが人生。
たしかに働くのは苦しい。
苦しいですが、働けるだけ、まだ幸せです。
働けるだけの健康があり、働こうと思うだけの熱意があり、実際にお金も稼げています。
その時間を、1時間でも大切にして、一生懸命働くことが大切です。
「働けて幸せ」と思うことです。
「今日も無事に働くことができた」と思いながら、1日をありがたく過ごしていくことが大切です。