執筆者:水口貴博

悪い癖を直す
30の方法

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癖が出そうになったときの2つの代替行動。
腕組み、
握り拳。

癖が出そうになったときの2つの代替行動。腕組み、握り拳。 | 悪い癖を直す30の方法

「爪を噛みたくてたまらない!」

「指を鳴らしたくてたまらない!」

「ペンを回したくてたまらない!」

いつもの癖が出そうになって、むずむずしたときどうするか。

こんなときに心がけたい代替行動が、2つあります。

「腕組み」と「握り拳」です。

いつもの癖が出そうになってむずむずしたら、腕組み・握り拳の方法で場をしのいでください。

腕組み

いつも癖が出そうになってむずむずしたら、両腕を胸の前で組み合わせましょう。

腕組みをすれば、両手・両腕の動きを封じることができるので、変な癖が出ることはありません。

爪を噛みたくなっても、前髪を触りたくなっても、ペン回しをしたくなっても、腕組みをしていると不可能です。

むずむずするストレスの度合いに応じて、力の入れ方を調整しましょう。

軽く腕組みをするのもよし。

強く腕組みをするのもよし。

ぎゅっと力を入れて腕組みをすれば、むずむずする違和感やストレスをうまく発散させることができるでしょう。

腕組みは、考え事をするときの定番のしぐさです。

貧乏ゆすりなら動きがあるため目立ちますが、腕組みなら動きがないため目立ちません。

腕を組めば、それなりに格好がつきます。

周りから見ても「考え事をしているのかな」と自然な様子に見てもらえるでしょう。

握り拳

いつも癖が出そうになってむずむずしたら、握り拳を作って抑え込みましょう。

むずむずする衝動を「握力」として発散させます。

力を入れた状態のまま、握り拳を維持しましょう。

手が疲れるまでずっと握り続けていきましょう。

全身の力を込めて、強く握ります。

しばらくすると手が疲れてきて、だんだん気持ちが落ち着いてきます。

気づけば、むずむずする違和感も消えてなくなっているでしょう。

握り拳を作るだけなら、人に迷惑をかけることもないため、心配ありません。

§

癖が出そうになってむずむずしたら、腕組みや握り拳で上手に場をしのいでください。

特別な準備も必要なく、今日から実行できます。

合わせ技として「握り拳を作って腕組みをする」という方法も悪くありません。

悪い癖を直す方法(18)
  • 湧き上がった衝動は、腕組みか握り拳で場をしのぐ。
「絶対直らない」と思う癖ほど、あっさり直る。

悪い癖を直す30の方法
悪い癖を直す30の方法

  1. 癖が直らないのではない。<br>癖の直し方を知らないだけだ。
    癖が直らないのではない。
    癖の直し方を知らないだけだ。
  2. 癖に支配されるのではない。<br>癖を支配するのだ。
    癖に支配されるのではない。
    癖を支配するのだ。
  3. 癖も個性の1つ。<br>ただし、悪影響があるなら、直しておくほうがいい。
    癖も個性の1つ。
    ただし、悪影響があるなら、直しておくほうがいい。
  4. 悪い癖を書き出すことで、認識を促そう。
    悪い癖を書き出すことで、認識を促そう。
  5. 癖の現状を記録して、客観的な状況を把握する。
    癖の現状を記録して、客観的な状況を把握する。
  6. 癖には、2種類ある。<br>良い癖と悪い癖。
    癖には、2種類ある。
    良い癖と悪い癖。
  7. 「癖を直す、やめる」と公言する。<br>自ら逃げ道を断つ人が、目的を達成する。
    「癖を直す、やめる」と公言する。
    自ら逃げ道を断つ人が、目的を達成する。
  8. 決意が固まるから、宣言書を書くのではない。<br>宣言書を書くから、決意が固まる。
    決意が固まるから、宣言書を書くのではない。
    宣言書を書くから、決意が固まる。
  9. 悪い癖を直すことは、普通になるだけではない。<br>スマートな自分に生まれ変わることでもある。
    悪い癖を直すことは、普通になるだけではない。
    スマートな自分に生まれ変わることでもある。
  10. 癖の原因は3つある。<br>ストレス、快感、模倣。
    癖の原因は3つある。
    ストレス、快感、模倣。
  11. 「悪癖改善ノート」を作って、日々の結果を記録する。
    「悪癖改善ノート」を作って、日々の結果を記録する。
  12. 疑うから、癖が直らない。<br>信じるから、癖が直る。
    疑うから、癖が直らない。
    信じるから、癖が直る。
  13. いきなり「完全」を目指す必要はない。<br>最初の目標は「半分」で十分。
    いきなり「完全」を目指す必要はない。
    最初の目標は「半分」で十分。
  14. 物理的に不可能な状態にしておけば、癖が直るのも早くなる。
    物理的に不可能な状態にしておけば、癖が直るのも早くなる。
  15. 見られている意識を持つ。
    見られている意識を持つ。
  16. 「癖の置き換え」で、無意識の癖を直す。
    「癖の置き換え」で、無意識の癖を直す。
  17. 癖をやめているのではない。<br>「癖をやめる」という癖をつけているのだ。
    癖をやめているのではない。
    「癖をやめる」という癖をつけているのだ。
  18. 癖が出そうになったときの2つの代替行動。<br>腕組み、握り拳。
    癖が出そうになったときの2つの代替行動。
    腕組み、握り拳。
  19. 「絶対直らない」と思う癖ほど、あっさり直る。
    「絶対直らない」と思う癖ほど、あっさり直る。
  20. 素早く動いていると、なかなか癖が直らない。<br>ゆっくり動いていると、きちんと癖が直る。
    素早く動いていると、なかなか癖が直らない。
    ゆっくり動いていると、きちんと癖が直る。
  21. 悪い癖を直すなら、多忙な時期は避けておく。
    悪い癖を直すなら、多忙な時期は避けておく。
  22. 癖を直すには、どのくらいの時間が必要か。
    癖を直すには、どのくらいの時間が必要か。
  23. 「特訓期間」のありなしで、癖の直り方が変わる。
    「特訓期間」のありなしで、癖の直り方が変わる。
  24. 自分を甘やかしていると、なかなか癖をやめられない。<br>自分に厳しくなると、きちんと癖をやめられる。
    自分を甘やかしていると、なかなか癖をやめられない。
    自分に厳しくなると、きちんと癖をやめられる。
  25. 癖を我慢できたら、きちんと自分を褒めよう。
    癖を我慢できたら、きちんと自分を褒めよう。
  26. 癖を放置したときの悪影響を書いて、危機感・緊張感を高めよう。
    癖を放置したときの悪影響を書いて、危機感・緊張感を高めよう。
  27. うっかり癖が出たとき、いらいらするのではない。<br>反省するのだ。
    うっかり癖が出たとき、いらいらするのではない。
    反省するのだ。
  28. 癖を直すことを癖にすることも、自己管理の1つ。
    癖を直すことを癖にすることも、自己管理の1つ。
  29. 悪癖に悩んでいるうちは、まだ大丈夫。<br>悪癖に悩まなくなったら、本当に終わり。
    悪癖に悩んでいるうちは、まだ大丈夫。
    悪癖に悩まなくなったら、本当に終わり。
  30. 悪い癖を直すことは本来、面白いこと。<br>面白がったら、簡単に悪い癖は直る。
    悪い癖を直すことは本来、面白いこと。
    面白がったら、簡単に悪い癖は直る。

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