癖を直したいなら、大切にしたい意識があります。
それは「見られている意識」です。
「人目なんてどうでもいい」
そんな人もいるでしょう。
たしかに人目を気にしないほうが気楽ですが、癖を直すときには少し不都合が生じます。
周りに人がいるにもかかわらず、見られている意識がないと、緊張感がなくなります。
気持ちが緩んでしまい、だらだらしてしまいます。
「誰も見ていないよね」という安易な考えになりやすい。
見られている意識がないと、恥ずかしいことにも無頓着になってしまいます。
癖を直すために大切なのは「恥じらい」です。
恥じらいを忘れたら、自堕落しかありません。
抑止力として働くものがなくなり、油断が生まれます。
癖が出し放題になり、なかなか癖を直せなくなるのです。
癖を直すなら「見られている意識」を大切にしましょう。
人目を感じると、背筋がぴんと伸びるでしょう。
大人らしく振る舞いたくなるでしょう。
礼儀正しい行動を心がけようとするでしょう。
癖が出そうになっても、恥ずかしい気持ちが抑止力になり、ぐっと我慢することができるはずです。
たとえば、周りに人がいるなら「自分は見られている」と意識しましょう。
職場・学校・喫茶店など、場所は問いません。
見られている意識を持てば、適度な緊張感で身が引き締まるでしょう。
「自分は見られている。変な癖を見られたら恥ずかしい」
そう思えば、きちんとしたい気持ちが出てくるはずです。
もちろん過度に意識する必要はありませんが、ある程度見られている意識を持つことが大切です。
見られている意識は、人でなくてもかまいません。
もし自宅でペットを飼っているなら「ペットに見られている」と意識してみましょう。
意識をすることで、視線を感じることができるはずです。
「飼い主として立派に振る舞わなければいけない」という気持ちになり、背筋がぴんと伸びるでしょう。
たとえ1人でいるときでも、油断は禁物です。
難しいかもしれませんが、架空の人をイメージして、人に見られている意識を持つようにしましょう。
たとえば、ご先祖様から見守られている意識をしてみると、気持ちが引き締まるでしょう。
単なる想像だとしても、人によっては効果があるでしょう。
自室の壁にアイドルのポスターを貼ってみるのもアイデアです。
アイドルのポスターを貼っておけば、疑似的に見られているような感覚が生まれるでしょう。
アイドルから見られている感覚が湧くと「好きな人の前で変な様子を見せるわけにはいかない」と思うはず。
好きな人の前ではかっこつけたい心理が働くように、憧れのアイドルの前でも、やはりかっこつけたい心理が働くはずです。
羞恥心が湧いて、気持ちが引き締まるはずです。
騙されたと思って一度試してみてください。
ばかばかしい方法と思うかもしれませんが、人によっては有効な方法になるはずです。
あなたに憧れのアイドルがいるなら、悪くない方法になるはずです。