執筆者:水口貴博

悪い癖を直す
30の方法

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うっかり癖が出たとき、
いらいらするのではない。
反省するのだ。

うっかり癖が出たとき、いらいらするのではない。反省するのだ。 | 悪い癖を直す30の方法

「うっかり癖が出てしまった」

人は、不完全な生き物です。

意識をしていても、どうしてもうっかり癖が出てしまうことがあります。

この瞬間、どう対応するかが大切です。

うっかり癖が出たとき、いらいらする人もいるのではないでしょうか。

「自分が恥ずかしい。情けない。自分が嫌になる!」

約束を守れなかった自分が情けなくなり、自分に腹を立てる。

劣等感や自己嫌悪を覚えることもあるかもしれません。

しかし、うっかり癖が出た直後が大切です。

恥じたり焦ったり驚いたりするのはいいですが、いらいらするのはよくありません。

いらいらすると強いストレスが生まれ、エネルギーを大きく消耗します。

気力・体力・精神力を大きく消耗して、癖を直すやる気まで奪っていく。

すっかり疲れてしまい、それだけで終わってしまいます。

癖を直すことが嫌になり、挫折を招きやすくなるのです。

では、うっかり癖が出たとき、どうするか。

いらいらするのではありません。

反省しましょう。

「うっかり癖が出てしまった原因はなんだろうか」と考えます。

注意していたにもかかわらず癖が出たなら、原因があるはずです。

いらいらしているなら、深呼吸をすると、気持ちが落ち着くでしょう。

とにかく冷静に反省しましょう。

状況を振り返って、うっかり癖が出てしまった原因を考えてみてください。

たとえ「油断」が原因だとしても、油断に至る原因があったはずです。

  • 焦っていたせいなのか
  • 相手に気を取られていたせいなのか
  • タイムプレッシャーを感じていたせいなのか
  • 大きな音に動揺したせいなのか
  • 体調が悪かったせいなのか

原因がわかれば、次から注意に生かします。

たとえば、焦っていたせいだとわかれば、次から落ち着きのある行動を心がければいいでしょう。

人に気を取られていたせいとわかれば、次から人の言動に気を取られないよう注意ができます。

癖が出た場面に注目することも大切なポイントです。

癖が出る場面がわかれば、次から同じ場面になったとき、注意喚起を促せます。

「こういう場面で癖が出やすいのか」と思うだけでも、大切な気づきです。

反省材料になり、癖の改善に生かせます。

いらいらする必要はありません。

冷静に反省をして、次に生かしましょう。

うっかり癖が出たとき、いらいらするのではなく、反省するのが正解です。

悪い癖を直す方法(27)
  • うっかり癖が出たとき、いらいらするのではなく、反省する。
癖を直すことを癖にすることも、自己管理の1つ。

悪い癖を直す30の方法
悪い癖を直す30の方法

  1. 癖が直らないのではない。<br>癖の直し方を知らないだけだ。
    癖が直らないのではない。
    癖の直し方を知らないだけだ。
  2. 癖に支配されるのではない。<br>癖を支配するのだ。
    癖に支配されるのではない。
    癖を支配するのだ。
  3. 癖も個性の1つ。<br>ただし、悪影響があるなら、直しておくほうがいい。
    癖も個性の1つ。
    ただし、悪影響があるなら、直しておくほうがいい。
  4. 悪い癖を書き出すことで、認識を促そう。
    悪い癖を書き出すことで、認識を促そう。
  5. 癖の現状を記録して、客観的な状況を把握する。
    癖の現状を記録して、客観的な状況を把握する。
  6. 癖には、2種類ある。<br>良い癖と悪い癖。
    癖には、2種類ある。
    良い癖と悪い癖。
  7. 「癖を直す、やめる」と公言する。<br>自ら逃げ道を断つ人が、目的を達成する。
    「癖を直す、やめる」と公言する。
    自ら逃げ道を断つ人が、目的を達成する。
  8. 決意が固まるから、宣言書を書くのではない。<br>宣言書を書くから、決意が固まる。
    決意が固まるから、宣言書を書くのではない。
    宣言書を書くから、決意が固まる。
  9. 悪い癖を直すことは、普通になるだけではない。<br>スマートな自分に生まれ変わることでもある。
    悪い癖を直すことは、普通になるだけではない。
    スマートな自分に生まれ変わることでもある。
  10. 癖の原因は3つある。<br>ストレス、快感、模倣。
    癖の原因は3つある。
    ストレス、快感、模倣。
  11. 「悪癖改善ノート」を作って、日々の結果を記録する。
    「悪癖改善ノート」を作って、日々の結果を記録する。
  12. 疑うから、癖が直らない。<br>信じるから、癖が直る。
    疑うから、癖が直らない。
    信じるから、癖が直る。
  13. いきなり「完全」を目指す必要はない。<br>最初の目標は「半分」で十分。
    いきなり「完全」を目指す必要はない。
    最初の目標は「半分」で十分。
  14. 物理的に不可能な状態にしておけば、癖が直るのも早くなる。
    物理的に不可能な状態にしておけば、癖が直るのも早くなる。
  15. 見られている意識を持つ。
    見られている意識を持つ。
  16. 「癖の置き換え」で、無意識の癖を直す。
    「癖の置き換え」で、無意識の癖を直す。
  17. 癖をやめているのではない。<br>「癖をやめる」という癖をつけているのだ。
    癖をやめているのではない。
    「癖をやめる」という癖をつけているのだ。
  18. 癖が出そうになったときの2つの代替行動。<br>腕組み、握り拳。
    癖が出そうになったときの2つの代替行動。
    腕組み、握り拳。
  19. 「絶対直らない」と思う癖ほど、あっさり直る。
    「絶対直らない」と思う癖ほど、あっさり直る。
  20. 素早く動いていると、なかなか癖が直らない。<br>ゆっくり動いていると、きちんと癖が直る。
    素早く動いていると、なかなか癖が直らない。
    ゆっくり動いていると、きちんと癖が直る。
  21. 悪い癖を直すなら、多忙な時期は避けておく。
    悪い癖を直すなら、多忙な時期は避けておく。
  22. 癖を直すには、どのくらいの時間が必要か。
    癖を直すには、どのくらいの時間が必要か。
  23. 「特訓期間」のありなしで、癖の直り方が変わる。
    「特訓期間」のありなしで、癖の直り方が変わる。
  24. 自分を甘やかしていると、なかなか癖をやめられない。<br>自分に厳しくなると、きちんと癖をやめられる。
    自分を甘やかしていると、なかなか癖をやめられない。
    自分に厳しくなると、きちんと癖をやめられる。
  25. 癖を我慢できたら、きちんと自分を褒めよう。
    癖を我慢できたら、きちんと自分を褒めよう。
  26. 癖を放置したときの悪影響を書いて、危機感・緊張感を高めよう。
    癖を放置したときの悪影響を書いて、危機感・緊張感を高めよう。
  27. うっかり癖が出たとき、いらいらするのではない。<br>反省するのだ。
    うっかり癖が出たとき、いらいらするのではない。
    反省するのだ。
  28. 癖を直すことを癖にすることも、自己管理の1つ。
    癖を直すことを癖にすることも、自己管理の1つ。
  29. 悪癖に悩んでいるうちは、まだ大丈夫。<br>悪癖に悩まなくなったら、本当に終わり。
    悪癖に悩んでいるうちは、まだ大丈夫。
    悪癖に悩まなくなったら、本当に終わり。
  30. 悪い癖を直すことは本来、面白いこと。<br>面白がったら、簡単に悪い癖は直る。
    悪い癖を直すことは本来、面白いこと。
    面白がったら、簡単に悪い癖は直る。

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