執筆者:水口貴博

穏やかな人になる30の方法

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穏やかだから、明るい表情になるのではない。明るい表情をするから、穏やかになる。

穏やかだから、明るい表情になるのではない。明るい表情をするから、穏やかになる。 | 穏やかな人になる30の方法

穏やかな人になりたいなら、明るい表情を心がけましょう。

穏やかな人には、明るい表情があります。

普段からにこにこしていて、明るい雰囲気が出ています。

楽しいときはきちんと笑い、しっかり笑顔を見せます。

いつも明るい笑顔を振りまき、周りに明るい印象を与えています。

ここで、笑顔に関する3つの誤解があります。

  1. 「明るい表情は性格の問題」
  1. 「楽しくないのに笑えない」
  1. 「自分の笑顔に自信がない」

よく聞かれる言葉ですが、誤解です。

(誤解1)
「明るい表情は性格の問題」

まず明るい表情は、性格の問題ではありません。

もちろん明るい性格のほうが、明るい表情も増えますが、暗い性格であっても、明るい表情を作ることは可能です。

表情筋は、自律神経とは違い、意識的にコントロールできる筋肉です。

表情は、性格にかかわらず、自分の意志で自在に作れます。

たとえ気持ちがどん底でも、明るい表情になれます。

(誤解2)
「楽しくないのに笑えない」

「楽しくないのに笑えない」と思うのも誤解です。

たしかに何もないのに笑うのは不自然ですが、にこにこした表情なら自然です。

口角を少し上げるだけでいいのです。

ほんの少し口角が上がるだけで、表情は明るくなります。

たとえ暗い気持ちでも、普段から口角を上げて、にこにこすると、明るい雰囲気を出せます。

(誤解3)
「自分の笑顔に自信がない」

「自分の笑顔に自信がない」というのも考えすぎです。

笑顔は笑顔です。

笑顔に、暗い表情は1つもありません。

笑いじわができようと、顔がくしゃくしゃになろうと、笑顔になれば必ずポジティブな雰囲気が出ます。

§

普段から明るい表情を意識しましょう。

明るい表情とはいえ、大げさな笑顔は不要です。

にこにこするだけでいいのです。

楽しいことや面白いことがなくてもいいので、まずにこにこしましょう。

口角をたった3ミリ上げるだけで、表情は変わります。

口を閉じたままでも、口角を上げるだけで、明るい表情になれます。

にこにこしていると、不思議な感情の変化を実感できるでしょう。

「自然と穏やかな気持ちになっていく」という変化です。

表情筋は脳とつながっています。

明るい表情になると、表情筋から脳にポジティブな刺激信号が伝わります。

脳は「この人は今、幸せになっている」と認識して、幸福な気持ちを生み出していくのです。

心の状態がよくなり、安定した気持ちになります。

たとえいらいらしていても、明るい表情を心がけていると、だんだん気持ちが落ち着いてくるはずです。

穏やかだから、明るい表情になるのではありません。

明るい表情をするから、穏やかになるのです。

普段からにこにこしていると、普段から穏やかな気持ちでいられます。

笑顔もプレゼントの1つ

明るい表情は、人を明るい気持ちにさせたり、幸せにさせたりする力があります。

「笑顔もプレゼントの1つ」と考えてください。

笑顔になるだけでいい。

普段からにこにこした表情を心がけ、たくさんのプレゼントを与えていきましょう。

あなたが笑顔になっていると、相手も笑顔で返してくれるようになります。

気づけば、多くの笑顔に囲まれる生活になっているはずです。

穏やかな人になる方法(13)
  • 普段から明るい表情を意識する。
穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。

穏やかな人になる30の方法

  1. 落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
  2. 余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  3. 穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
  4. 柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
  5. ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。
    食べ方・話し方・歩き方。
  6. 穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。
    人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
  7. すべての人と仲良くしなくていい。
    自分と合わない人とは、距離を置いていい。
  8. 愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
  9. 呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。
    呼吸を整えると、感情が落ち着く。
  10. 穏やかな人は、寛大な優しさがある。
  11. 穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
  12. 受け止める力より受け流す力。
  13. 穏やかだから、明るい表情になるのではない。
    明るい表情をするから、穏やかになる。
  14. 穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
  15. 愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
  16. 嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  17. 穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
  18. カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
  19. 他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
  20. 穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
  21. 優劣や勝ち負けを意識しない。
    ひたすら楽しむことに集中しよう。
  22. 「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
  23. 穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
  24. 短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。
    長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
  25. 1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
  26. 不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。
    現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
  27. 普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
  28. 頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
  29. 時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
  30. 年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。
    年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。

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