執筆者:水口貴博

穏やかな人になる30の方法

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短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。長期的・全体的に考えると、心が広くなる。

短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。長期的・全体的に考えると、心が広くなる。 | 穏やかな人になる30の方法

短期的な視点で考えていませんか。

部分的な見方で物事を捉えていませんか。

私たちは常に「現在」を生きています。

そのため、特に意識しない状態では、現在を軸にした考え方になりやすい。

しかし、短期的・部分的に考えていると、自然と心が狭くなり、焦ってしまいがちです。

視野が狭くなると、考え方も狭くなる。

一部分しか見ていない状態では、自然と大げさに考えてしまいがちです。

たとえ小さなミスであっても、受け止め方が大げさになって、心が動揺しやすくなるのです。

穏やかな人になりたいなら、もっと視点を高くして、広範囲を意識することが大切です。

つまり、短期的・部分的より、長期的・全体的に考えるのです。

長期的・全体的な考え方になると、自然と視点が高くなるため、小さなことにとらわれなくなります。

いらいらしたり動揺したりすることが減って、穏やかな心になれます。

ほんの少し意識と考え方を変えるだけですが、心に大きな好影響を与えることができます。

たとえば、仕事のプロジェクトで、軽微なミスをしたとしましょう。

ミスをした瞬間は、自分の不手際に焦ったり落ち込んだりするでしょう。

そういうときこそ、長期的・全体的な考え方です。

「ミス」という小さな単位で考えるのではなく「プロジェクト全体」という大きな単位で考えます。

「1日」「1週間」という短期間ではなく「1カ月」「1年」という長期間で考えます。

ミスが1つあっても、プロジェクト全体で考えたとき、大きな影響がなければ、動揺も小さくなるでしょう。

軽微なミスなら、全体の進行に関係ないはずです。

たとえミスの影響が大きくても、長期的・全体的に考えれば、挽回策や代替策を考える余裕が生まれます。

「解決策はある」「何とかなるだろう」と安心できるので、穏やかになれるのです。

長期的・全体的な考え方をすると、許容範囲が広がって、寛大になれます。

もっと時間軸を伸ばしましょう。

もっと視野を広げましょう。

短期的・部分的に考えると、心が狭くなります。

長期的・全体的に考えると、心が広くなるのです。

穏やかな人になる方法(24)
  • 短期的・部分的に考えるのではなく、長期的・全体的に考える。
1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。

穏やかな人になる30の方法

  1. 落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
  2. 余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  3. 穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
  4. 柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
  5. ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。
    食べ方・話し方・歩き方。
  6. 穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。
    人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
  7. すべての人と仲良くしなくていい。
    自分と合わない人とは、距離を置いていい。
  8. 愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
  9. 呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。
    呼吸を整えると、感情が落ち着く。
  10. 穏やかな人は、寛大な優しさがある。
  11. 穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
  12. 受け止める力より受け流す力。
  13. 穏やかだから、明るい表情になるのではない。
    明るい表情をするから、穏やかになる。
  14. 穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
  15. 愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
  16. 嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  17. 穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
  18. カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
  19. 他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
  20. 穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
  21. 優劣や勝ち負けを意識しない。
    ひたすら楽しむことに集中しよう。
  22. 「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
  23. 穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
  24. 短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。
    長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
  25. 1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
  26. 不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。
    現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
  27. 普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
  28. 頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
  29. 時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
  30. 年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。
    年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。

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