執筆者:水口貴博

穏やかな人になる30の方法

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すべての人と仲良くしなくていい。自分と合わない人とは、距離を置いていい。

すべての人と仲良くしなくていい。自分と合わない人とは、距離を置いていい。 | 穏やかな人になる30の方法

すべての人と仲良くなろうとしていませんか。

人間関係は大切にしなければいけないと思い込んでいませんか。

たしかに円満な人付き合いを築くことは大切です。

人と関わることで、やる気や元気をもらえます。

人には、悲しみを半分にして、喜びを2倍にしてくれる、不思議な力があります。

人から学ぶことも大いにあります。

人によって価値観も考え方も異なるので、さまざまな人と接したほうが、さまざまな刺激や変化が得られるでしょう。

より多くの人と関わることは、自分の成長にもプラスに働くはずです。

また普段から仲良くしておくと、保険になることもあります。

深い関係なら、あなたのために一生懸命助けてくれるに違いありません。

人間関係は、貴重な人脈に変わることもあります。

人とのつながりは、宝です。

あるとき思わぬ人脈となって、人生の可能性が切り開けることもあるでしょう。

人に可能性を高める力があるのは間違いありません。

では、すべての人と深く付き合わなければいけないかというと、そうではありません。

自分とは価値観や考え方が合わず、一緒にいても楽しくない人もいるでしょう。

中には、自分と不仲の人もいるかもしれません。

悪口を言ってきたり、仕事の邪魔をしてきたりする人です。

不仲の人と一緒にいても、楽しいことはなく、いらいらすることばかりになるでしょう。

人付き合いが増えれば、当然ですが、自分と合わない人も出てきます。

自分と合わない人とは、表面的な付き合いになります。

気遣いや気苦労が増える割に、貴重な時間ばかりが過ぎてしまいます。

自分と合わない人とずっと一緒にいても、豊かな時間は生まれません。

すべての人と仲良くしたいところですが、実際は非現実的です。

すべての人と仲良くしようとすると、穏やかになるのは難しくなるのです。

そこで、おすすめしたいことがあります。

自分に合わない人なら、思い切って距離を置いてみませんか。

人と仲良くするのも大切ですが、時には人と距離を置くことも必要です。

「縁を切る」という意味ではなく、あくまで「距離を置く」というだけです。

接する回数を減らす、もしくは深く関わらないようにします。

そうすれば精神的な消耗が減る分、穏やかな気持ちでいられます。

たとえば、苦手な人です。

人間関係の中には、強いストレスを感じる人もいるでしょう。

強いストレスを感じる人と一緒にいても、いらいらするばかり。

建設的な時間より不毛な時間のほうが多くなります。

関わったところで、楽しいことより苦しいことが増えるでしょう。

苦手な人とは積極的に距離を置くのが得策です。

また、自分と価値観が合わない人とも距離を置いたほうがいいでしょう。

もちろん新しく学べることもありますが、どうしても「相手に合わせる」という関係になります。

時には合わせることも大切ですが、合わせてばかりでは、摩擦や違和感でストレスがたまります。

短期的には我慢できても、長期的になると大変でしょう。

気遣いや気苦労によって、精神的な消耗も増えます。

自分と合わない人とも、一定の距離を置くのが得策です。

こうすれば、心地よい人間関係だけになるので、日頃から穏やかな精神状態を保ちやすくなります。

都合があって、付き合わなければいけない人間関係なら、必要最低限の接触だけにすればいい。

挨拶や仕事上のやりとりなど最低限の接し方なら、特に問題が起こることもないはずです。

難しい場面もあるかもしれませんが、できるだけ心がけてみてください。

穏やかな人間関係に囲まれたほうが、自分も穏やかでいられます。

すべての人と仲良くしようとするのではありません。

時には人間関係を減らしてみることも大切です。

本当に大切な人と付き合ったほうが、人生は豊かになります。

すべての人と仲良くしなくていい。

自分と合わない人とは、距離を置いていいのです。

穏やかな人になる方法(7)
  • 自分と合わない人とは、距離を置く。
愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。

穏やかな人になる30の方法

  1. 落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
  2. 余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  3. 穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
  4. 柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
  5. ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。
    食べ方・話し方・歩き方。
  6. 穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。
    人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
  7. すべての人と仲良くしなくていい。
    自分と合わない人とは、距離を置いていい。
  8. 愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
  9. 呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。
    呼吸を整えると、感情が落ち着く。
  10. 穏やかな人は、寛大な優しさがある。
  11. 穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
  12. 受け止める力より受け流す力。
  13. 穏やかだから、明るい表情になるのではない。
    明るい表情をするから、穏やかになる。
  14. 穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
  15. 愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
  16. 嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  17. 穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
  18. カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
  19. 他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
  20. 穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
  21. 優劣や勝ち負けを意識しない。
    ひたすら楽しむことに集中しよう。
  22. 「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
  23. 穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
  24. 短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。
    長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
  25. 1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
  26. 不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。
    現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
  27. 普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
  28. 頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
  29. 時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
  30. 年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。
    年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。

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