執筆者:水口貴博

穏やかな人になる30の方法

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他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。

他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。 | 穏やかな人になる30の方法

他人を比較する癖があるなら直しましょう。

もちろん他人と比較するのがすべて悪いわけではありません。

受験では、偏差値が存在します。

偏差値は、他人との相対的な位置を示す指標です。

よい成績を取らなければ、志望校に合格することができません。

しっかり勉強して、好成績を残すことで、志望校に合格できます。

ビジネスでは、人事評価が存在します。

人事評価は、勤務態度・勤務成績・人間関係など、総合的に評価されます。

昇進するためには、過当な競争を乗り越えなければいけません。

ほかの同僚より熱心に働いて、しっかり結果を出していくことで、昇進しやすくなります。

スポーツでは、順位が存在します。

技を磨いて実力を身につけ、少しでも上達することで、表彰を達成できます。

比較をすることで、競争心を刺激して、モチベーションを高めることにも役立つでしょう。

一定の場面では、比較をしなければいけない場面があるのもたしかです。

しかし、他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれません。

常に競争心を燃やしていなければいけないので、安心して落ち着ける暇がない。

優越感で喜ぶこともあれば、劣等感で落ち込むこともあり、感情が不安定になります。

焦ったり動揺したりして、落ち着きにくくなります。

いつもいらいらすると、周囲に不機嫌をまき散らすことにもなります。

また、上には上が存在します。

自分が優れていても、もっと広い世界に目を向ければ、自分以上の人はいくらでもいるでしょう。

優れた人と比べれば、自分が情けなく感じるのも当然です。

たとえ自分が1番になっても、安心できません。

1番になると、次は「追い抜かれるのではないか」という不安に悩まされます。

油断していると、ほかの人に抜かれ、上位から転落します。

他人との比較は、終わりのない戦いをしている状態です。

一時的ならいいですが、長期的になるのは苦しいでしょう。

終わりのない消耗戦をしていると、いずれ燃え尽きてしまいます。

他人と比較する癖があるかぎり、穏やかになるのは難しいのです。

他人と比較する癖はやめましょう。

誰とも比べない。

「人は人。自分は自分」と考えるのが健全です。

比較したい気持ちが湧いても、我慢します。

代わりに、ひたすら目の前のことに集中しましょう。

今しなければいけない仕事に集中する。

楽しさや面白さ、喜びや嬉しさ、希望や可能性だけ意識すればいいのです。

プラス面だけ集中していれば、だんだん気持ちが明るくなります。

日常には、多くの豊かさがあふれていることにも気づくはずです。

穏やかな人になる方法(19)
  • 他人と比較する癖をやめる。
穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。

穏やかな人になる30の方法

穏やかな人になる30の方法
  1. 落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
    落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
  2. 余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
    余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  3. 穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
    穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
  4. 柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
    柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
  5. ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。<br>食べ方・話し方・歩き方。
    ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。
    食べ方・話し方・歩き方。
  6. 穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。<br>人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
    穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。
    人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
  7. すべての人と仲良くしなくていい。<br>自分と合わない人とは、距離を置いていい。
    すべての人と仲良くしなくていい。
    自分と合わない人とは、距離を置いていい。
  8. 愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
    愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
  9. 呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。<br>呼吸を整えると、感情が落ち着く。
    呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。
    呼吸を整えると、感情が落ち着く。
  10. 穏やかな人は、寛大な優しさがある。
    穏やかな人は、寛大な優しさがある。
  11. 穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
    穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
  12. 受け止める力より受け流す力。
    受け止める力より受け流す力。
  13. 穏やかだから、明るい表情になるのではない。<br>明るい表情をするから、穏やかになる。
    穏やかだから、明るい表情になるのではない。
    明るい表情をするから、穏やかになる。
  14. 穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
    穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
  15. 愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
    愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
  16. 嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
    嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  17. 穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
    穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
  18. カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
    カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
  19. 他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
    他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
  20. 穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
    穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
  21. 優劣や勝ち負けを意識しない。<br>ひたすら楽しむことに集中しよう。
    優劣や勝ち負けを意識しない。
    ひたすら楽しむことに集中しよう。
  22. 「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
    「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
  23. 穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
    穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
  24. 短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。<br>長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
    短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。
    長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
  25. 1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
    1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
  26. 不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。<br>現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
    不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。
    現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
  27. 普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
    普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
  28. 頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
    頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
  29. 時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
    時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
  30. 年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。<br>年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。
    年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。
    年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。

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