執筆者:水口貴博

穏やかな人になる30の方法

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呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。呼吸を整えると、感情が落ち着く。

呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。呼吸を整えると、感情が落ち着く。 | 穏やかな人になる30の方法

穏やかな人になるための必須条件は、落ち着きです。

「落ち着きがなければ、穏やかな人になるのは不可能」と言っても過言ではありません。

焦りや動揺をゼロにすることは難しくても、できるだけ減らす努力をしたい。

完璧に心がけるのは難しくても、できるだけ普段から落ち着きを意識した言動を心がけることが大切です。

落ち着いた言動を心がけていれば、自然と「穏やかな人」と呼ばれるようになります。

しかし日常は、平穏な日々ばかりとは限りません。

時には感情的になる場面もあるでしょう。

たとえば、不快な出来事やトラブルに遭遇したときは、落ち着きを忘れることもあるはずです。

不可抗力による事故や災害もあり得ます。

動揺しているときは、自然と呼吸が乱れたり浅くなったりしています。

呼吸の質が悪くなると、ますます感情がエスカレートする悪循環です。

そんなときにおすすめなのが、深呼吸です。

感情が乱れることがあれば、深呼吸をして、呼吸を整えるのが効果的です。

「呼吸なら毎日している」と思うかもしれませんが、もう少し丁寧な意味として考えてください。

無意識に呼吸をすることはあっても「意識的に呼吸を整える」という行為は少ないのではないでしょうか。

呼吸と精神状態には、密接なつながりがあります。

自律神経は通常、私たちの意識とは関係なく自律的に働いていますが、呼吸だけは意識的にコントロールが可能です。

呼吸は自律神経とつながっているため、呼吸を整えると、精神状態も安定しやすくなります。

呼吸とは、いわば自律神経のハンドルです。

意識的に呼吸を整えることで、自律神経の乱れを抑えることができ、落ち着きを取り戻していけます。

一時的に理性や自制心を失っていても、呼吸を整えることで、自然と正気を取り戻せます。

大きな深呼吸によってたっぷり酸素を吸収すれば、脳に酸素が行き渡り、頭の働きも正常化します。

「自分は今、感情的になっている」

そう思ったら、すぐ深呼吸を心がけましょう。

どんなに感情が乱れていても、深呼吸を10回繰り返せば、必ず落ち着けます。

おいしい酸素を楽しむつもりで深呼吸をすると、普段より呼吸を深く味わえるでしょう。

深呼吸は、いつでもどこでも誰でもできる行為です。

何度呼吸をしても、費用はかかりません。

資格も練習も不要ですが、効果は絶大です。

呼吸を整えると、感情が落ち着くのです。

穏やかな人になる方法(9)
  • 感情が乱れたときは、深呼吸をして、呼吸を整える。
穏やかな人は、寛大な優しさがある。

穏やかな人になる30の方法

  1. 落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
  2. 余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  3. 穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
  4. 柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
  5. ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。
    食べ方・話し方・歩き方。
  6. 穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。
    人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
  7. すべての人と仲良くしなくていい。
    自分と合わない人とは、距離を置いていい。
  8. 愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
  9. 呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。
    呼吸を整えると、感情が落ち着く。
  10. 穏やかな人は、寛大な優しさがある。
  11. 穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
  12. 受け止める力より受け流す力。
  13. 穏やかだから、明るい表情になるのではない。
    明るい表情をするから、穏やかになる。
  14. 穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
  15. 愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
  16. 嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  17. 穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
  18. カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
  19. 他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
  20. 穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
  21. 優劣や勝ち負けを意識しない。
    ひたすら楽しむことに集中しよう。
  22. 「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
  23. 穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
  24. 短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。
    長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
  25. 1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
  26. 不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。
    現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
  27. 普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
  28. 頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
  29. 時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
  30. 年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。
    年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。

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