執筆者:水口貴博

穏やかな人になる30の方法

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優劣や勝ち負けを意識しない。ひたすら楽しむことに集中しよう。

優劣や勝ち負けを意識しない。ひたすら楽しむことに集中しよう。 | 穏やかな人になる30の方法

穏やかな人になるなら、意識をしてはいけないことがあります。

優劣と勝ち負けです。

世の中には、優劣や勝ち負けが存在する場面があります。

商品企画では、優劣を争うことになります。

優れている企画が選ばれ、劣っている企画は却下されます。

最も優れた企画が採用され、具体的な商品化に進み、世に登場します。

勝負の世界は、勝ち負けがはっきりしています。

強い人が勝ち、弱い人が負ける。

そして最も強い人が勝利して、表彰やメダルを勝ち取ります。

優劣や勝ち負けを意識すると、自然と気持ちが引き締まり、気力が高まります。

「勝ちたい」「負けたくない」という気持ちになってやる気や集中力がアップするでしょう。

優劣や勝ち負けを意識することで、効果やメリットがあるのも事実です。

しかし、穏やかな人になりたいなら、優劣も勝ち負けも意識しないのが健全です。

優劣や勝ち負けを意識すると、必然的に競争を意識することになります。

人は競争を意識すると、緊張や興奮が生まれます。

やる気や集中力は高まりますが、ストレスも多くなり、精神的な消耗も増えます。

自分が勝っていたり勝ったりしているならいいですが、どの世界でも上には上がいます。

自分が劣っていたり負けたりすると、劣等感や焦燥感に悩まされ、嫉妬心や執着心が燃えるでしょう。

怒りや悲しみを感じたり、恨みや憎しみが生まれたりもする。

優劣や勝ち負けを意識すると、必然的に心が落ち着かなくなるのです。

優劣や勝ち負けを意識するのはやめましょう。

では、何を意識するのか。

ひたすら楽しむことに集中すればいいのです。

目の前のことに集中して、しっかり楽しむことが大切です。

勉強でも仕事でもスポーツでも、楽しむことに集中しましょう。

「何て楽しいのだろう」と思った瞬間、心が幸せで満たされます。

楽しむことに集中すれば、充実感や満足感だけが得られるので、幸せな気持ちが向上します。

ただ純粋に楽しもうと思えば、いらいらすることはなくなります。

不快感に悩まされることがなくなって、穏やかな気持ちになれるのです。

穏やかな人になる方法(21)
  • 優劣や勝ち負けを意識せず、ひたすら楽しむことに集中する。
「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。

穏やかな人になる30の方法

  1. 落ち着きは、穏やかな人になるための必須条件。
  2. 余裕は、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  3. 穏やかな人は、余裕のある時間の使い方を心がけている。
  4. 柔らかい言葉と態度は、穏やかな人に欠かせない要素。
  5. ゆったりした動作を心がけたい3つのポイント。
    食べ方・話し方・歩き方。
  6. 穏やかな人とは「社交的な人」という意味ではない。
    人付き合いが苦手でも、穏やかになることは可能。
  7. すべての人と仲良くしなくていい。
    自分と合わない人とは、距離を置いていい。
  8. 愉快のときも不愉快のときも、大声を出さない。
  9. 呼吸と精神状態には、密接なつながりがある。
    呼吸を整えると、感情が落ち着く。
  10. 穏やかな人は、寛大な優しさがある。
  11. 穏やかな人は、いつも明るい未来をイメージしている。
  12. 受け止める力より受け流す力。
  13. 穏やかだから、明るい表情になるのではない。
    明るい表情をするから、穏やかになる。
  14. 穏やかな人は、話すことより、聞くことに力を入れる。
  15. 愚痴や悪口を言っているかぎり、穏やかな人になるのは不可能。
  16. 嫌なことは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  17. 穏やかな人は、朝食を抜かず、きちんと食べる。
  18. カルシウムは、穏やかな人になるための栄養素。
  19. 他人と比較する癖があるかぎり、穏やかにはなれない。
  20. 穏やかな人は、常にマイペースを大切にしている。
  21. 優劣や勝ち負けを意識しない。
    ひたすら楽しむことに集中しよう。
  22. 「いらいらしたら損」と思うくらいで、ちょうどいい。
  23. 穏やかな人は「ストレス解消も仕事の1つ」という考え方がある。
  24. 短期的・部分的に考えると、心が狭くなる。
    長期的・全体的に考えると、心が広くなる。
  25. 1人で静かに過ごす時間を通して、穏やかになっていく。
  26. 不足を嘆く習慣は、不幸になる習慣。
    現状に満足する習慣は、幸せになる習慣。
  27. 普通や当たり前に感謝する習慣が、穏やかな性格を作っていく。
  28. 頑固になっているかぎり、穏やかな人にはなれない。
  29. 時間を忘れる時間が、穏やかな性格を作っていく。
  30. 年齢が高くても、大人の行動ができない人がいる。
    年齢が低くても、大人の行動ができる人もいる。

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