執筆者:水口貴博

知的な話し方をする30の方法

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声の大きさは、自信の大きさ。

声の大きさは、自信の大きさ。 | 知的な話し方をする30の方法

声の大きさとは、自信の大きさの表れです。

自信があれば、自然と声も大きくなります。

自信がないときには、自然と声も小さくなります。

声の大きさによって、相手に与える心理的影響は、大きいものです。

言葉では、情報をそのまま伝えることができます。

では、一方で、精神的な部分はどうやって伝えるのかというと「声の大きさ」です。

精神的な部分、とりわけ「自信」という面に関しては、声の大小によって相手へ伝えることができます。

声が小さいと、それだけ「自信がないのかな」と感じます。

相手の心が見えるわけではありませんが、声が小さいと、相手の心が見えてくるようです。

「(小さな声で)ちょっと聞いてもらいたいことがあるんだけど……」

ひそひそした声で話しかけられると、深刻な悩みがあるのかと思います。

大きな声では言えない理由があるのだろうなと思ってしまうからです。

一方、堂々とはきはき話す人には、大きな自信が感じられます。

「(大きな声で)私は自分の政治に自信があります!」

政治家たちの演説は、常に大きな声です。

聞く人たちの心理を操作したいからです。

大きな声で堂々と話していると「この人は自分に自信があるな。この人なら日本を変えてくれるかもしれない」と期待します。

大きな声で話すと、周りに聞こえます。

遠くの人にまで聞こえます。

それだけ大きな声で話すということは、自分の言っていることに嘘はなく、自信があるからということになります。

堂々と話す姿によって、相手に自信の大きさをアピールすることができるのです。

知的な話し方をする方法(19)
  • 自信を伝えるために、大きな声で話をする。
「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。

知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。

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