執筆者:水口貴博

真面目な人になる30の方法

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真面目になるために必要なのは、性格の改善ではなく、習慣の改善。

真面目になるために必要なのは、性格の改善ではなく、習慣の改善。 | 真面目な人になる30の方法

真面目な人になるためには、どうすればいいか。

まず思い浮かぶのは「性格の改善」ではないでしょうか。

「あの人は真面目な性格だね」

「真面目な性格で優秀だね」

「真面目な性格は就職活動で有利」

真面目は「性格」という言葉も一緒に使われることが多い。

そのため、真面目な人になるためには、性格の改善が必要であるように思えます。

ここに誤解があります。

たしかに真面目は、性格に関わる要素です。

実際のところ、真面目に関係する遺伝や先天的な要因も存在します。

たとえば、几帳面きちょうめんな性格です。

現在、几帳面に関する遺伝子の存在が確認されています。

もともと几帳面な性格は、細かい点まで配慮が行き届きやすいため、真面目になりやすい素質があります。

また、神経質に関する遺伝子も確認されています。

生まれつき神経質なら、小さな変化まで気づきやすいため、真面目になりやすい傾向があります。

遺伝に加え、育った環境の影響があれば、ますます真面目になるでしょう。

もちろん性格を改善できればベストですが、実際はなかなか難しい。

幼少から続いている性質を変えるのは容易ではありません。

性格を変えることは不可能ではありませんが、時間がかかるのが難点です。

先天的な要素も関係しているなら、ますます改善しにくいように思えますが、心配は無用です。

真面目になるために必要なのは、性格の改善ではありません。

習慣の改善です。

考え方や行動パターンを変えるだけでいいのです。

生活の中で繰り返し行う行動パターンを少し変えるだけです。

性格を変えなくても、習慣を変えるだけなら難しくないでしょう。

習慣を変えるだけなら、時間も才能も必要ありません。

ほんの少しの心がけで実現できます。

たとえば、メモを取る習慣です。

今までメモを取る習慣がないなら、これからメモを取る習慣を心がけましょう。

会話の中で覚えるべき重要な話が出たら、すぐメモ帳を取り出し、メモを取ります。

紙のメモ帳でも、携帯電話のアプリのメモ帳でもかまいません。

メモを取る習慣を心がけるだけで、ど忘れを防げるだけでなく、きちんと記録に残せるため、真面目な人になれます。

また、最善を尽くす習慣も大切です。

今まで手抜きや中途半端で仕事を終わらせていたなら、これからは最善を尽くす習慣を心がけます。

できるかぎりの方法で、自分のすべてを発揮できるようにします。

最善を尽くす習慣があると、上司やお客さまに満足してもらえる結果を発揮しやすくなります。

たとえ結果が出なくても、自分なりに納得できるので、後悔を減らせます。

性格を変えるのではありません。

習慣を変えるのです。

習慣を改善することで、結果として、真面目になることが可能です。

習慣を変えると、自分の価値観に変化が現れ、だんだん性格も変わっていきます。

日々の考え方や行動パターンを変えることで、自分の性質にも変化が現れてきます。

つまり、習慣を変えていくことで、だんだん性格も変わってくるのです。

真面目な性格でなくても大丈夫。

不真面目であっても希望があります。

改善すべきは、性格ではなく、習慣なのです。

真面目な人になる方法(2)
  • 性格ではなく、習慣を改善する。
真面目で得をする7つのポイント。

真面目な人になる30の方法

  1. 真面目は、ビジネスでもプライベートでも大切な要素。
  2. 真面目になるために必要なのは、性格の改善ではなく、習慣の改善。
  3. 真面目で得をする7つのポイント。
  4. 真面目で損をする7つのポイント。
  5. 真面目な性格は、損をするのか。
  6. 真面目は「きちんとしたい」という気持ちから始まる。
  7. 喜んでくれる人をイメージすると、真面目な気持ちが湧いてくる。
  8. 「真剣」と「一生懸命」は、真面目な人の基本。
  9. 真面目な人は、責任感が強い。
    責任感があるからこそ、より良い仕事ができる。
  10. いきなり100パーセントの真面目でなくていい。
    まず1パーセントの真面目から始めよう。
  11. 約束を守ることは、真面目な人になる基本。
  12. 真面目な人は、最善を尽くす習慣がある。
  13. 計画と準備にたっぷり時間をかけたほうが、仕事はうまくいく。
  14. 安易な決断はしない。
    よく考えてから、決断する。
  15. すぐ人を頼らない。
    まず自分なりに努力してみる。
  16. 真面目な人ほど、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
  17. 真面目な人は、自分に不利なことでも、正直に報告する。
  18. 無理をすることが真面目ではない。
    無理をしないことが真面目。
  19. 記憶力の過信はトラブルの元。
    きちんとメモを取る習慣を心がけよう。
  20. マナーやルールはきちんと守る。
    特に法律は絶対守ろう。
  21. 真面目な人は、感謝の習慣を大切にしている。
  22. 真面目な人になるには、身だしなみへの気遣いが欠かせない。
  23. きちんと遊ばないと、真面目になれない。
    遊びも、真面目になるために必要な要素。
  24. 横柄な態度は控える。
    謙虚な態度を心がける。
  25. 誘惑を断ち切る人が、目標を達成できる人。
  26. いつも冗談ばかり言っていると、大切な話のとき、信用されない。
  27. 断れない人が真面目というわけではない。
    きちんと断れる人のほうが、本当は真面目。
  28. 人のミスを笑う人は、自分がミスをしたとき、笑われる。
    人の失敗をばかにする人は、自分が失敗をしたとき、ばかにされる。
  29. 何でも真面目にしていいわけではない。
    人として正しい行為だからこそ、真面目が生きてくる。
  30. 真面目を心がけても、家族や健康まで犠牲にしない。

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