真面目は、得することばかりではありません。
基本的に真面目は強み・長所ですが、残念ながら、損することもいくつか存在します。
真面目も、見方や受け止め方によっては、短所になる場合があります。
真面目で損をするポイントは、次の7つが代表的です。
仕事は丁寧で責任感も強いため「この人に任せれば大丈夫」という安心感があります。
そのため、周りからこまごました仕事を押し付けられやすくなります。
真面目な人は、断りにくい性格でもあります。
本当はやりたくない仕事でも、正義感と責任感が強いため、うまく断れずに引き受けてしまいます。
正しい心は持っていますが、その正義感と責任感につけ込まれ、人から言いように使われやすい傾向があります。
真面目な人は、マナーやルールなどの形式を重んじます。
特に法律に関しては絶対です。
常に理性的・論理的で、自分の感情よりマナーやルールを大事にします。
形式を優先させるため、なかなか融通が利かず、臨機応変な対応が不十分になることがあります。
真面目だからこそ、自分に与えられた仕事は、まず自分で取り組もうとします。
もちろんすぐ人に頼らず、自分が取り組むのはいいのですが、少し過度になることがあります。
「すぐ人を頼るのはよくない」「自分が果たさなければいけない」と考えるため、なかなか人に助けを求めません。
助けを求めるとしても遅くなるため、仕事や悩み事を抱え込みやすい状況が発生しやすくなります。
仕事を優先させる一方、ストレス対策を軽視しがちです。
息抜きや気分転換をまったくしない、もしくは後回しにしがちです。
結果を出すことはできる一方、どんどん疲れやストレスがたまっていく弊害があります。
真面目な人は、仕事は得意でも、遊びは不得意。
いつも真剣で一生懸命である一方、遊び心が足りない傾向があります。
羽目を外しすぎてはいけないと考えているため、ノリが悪い状況が目立ちます。
冗談を言っても、とっさにうまい返事を返せず、きょとんとすることがあります。
「つまらない人」「面白くない人」と言ったレッテルを貼られることがあります。
真面目な人は、自分から積極的にジョークやユーモアを言おうとしません。
真剣で一生懸命な表情はりりしい一方、見方によっては暗い印象になりがちです。
人から話しかけにくい雰囲気も漂い、人間関係から孤立することがあります。