爽やかな印象を出すためには、話し方が大切です。
専門的な話は不要です。
面白いネタも高度な話術も必要ありません。
心がけるのは「はきはきした話し方」です。
心当たりがあるなら、注意が必要です。
話し方によっては、いつの間にか爽やかな印象を妨げているかもしれません。
もちろん話し方も個性の1つです。
人によって性格が異なるように、話し方も人によって異なります。
個性の1つとして考えるのもいいですが、少なくとももごもごした話し方は聞き取りにくいでしょう。
コミュニケーションは、お互いの声が聞き取れなければ成立しません。
もごもごした話し方は、自信や元気がないようにも感じます。
「退屈」「つまらない」「やる気がない」といったネガティブなニュアンスがあります。
いくら個性とはいえ、話し方の癖で悪い誤解を招くのは不本意でしょう。
当然ですが、爽やかな印象もありません。
面接、プレゼン、何であれ、もごもごした話し方は評価を下げる原因になります。
爽やかな印象を出したいなら、はきはきした話し方が大切です。
聞き取りやすい声を心がけましょう。
大声を出す必要はなく、相手が聞き取りやすい声で十分です。
おどおどした態度ではなく、堂々とした態度を心がけましょう。
しっかり前を向いて、相手の目を見ながら話すと、自信と余裕に満ちた印象が出ます。
滑舌のよい話し方を心がけましょう。
語尾までしっかり発音した話し方のほうが、言葉を聞き取りやすくなります。
簡潔にわかりやすい話し方を心がけましょう。
難しい言葉や回りくどい言い方は避けます。
結論から話す話し方にすると、わかりやすくなります。
不明や未確定のことははっきり話せないように思えますが、誤解です。
わからないことなら「わからない」とはっきり言えます。
まだ決めていないなら「まだ決めていない」と言えるはずです。
自信のないことなら「自信がない」と言えるはずです。
はきはき話すと、ポジティブな雰囲気が出るので、爽やかな印象がアップします。
受け答えも、できるだけはきはきした話し方のほうが好印象です。
たとえば、人から手伝いをお願いされたとします。
「仕方ないな」「別に手伝ってあげてもいいよ」という嫌みな言い方は感じが悪い。
否定しているわけではありませんが、すっきりしない印象があります。
「いいよ!」「もちろん!」と明るく即答したほうが、爽やかな印象が出ます。
特に注意したいのは、疲れているときです。
勉強や仕事で疲れているときは、態度も話し方もだらだらしやすい。
たとえ疲れていたとしても、できるだけはきはきした話し方を心がけましょう。
疲れているときこそ、自分を奮い立たせ、元気のいい話し方をしたい。
はきはきした話し方なら、会話のテンポもよくなって、盛り上がりやすくなります。
普段からはきはきした話し方を心がけ、自分の印象を高めていきましょう。