内気な性格の人には、ぼそぼそした話し方が目立ちます。
内気な性格の人なら、どきっとした人も多いのではないでしょうか。
小さな声で話すと、相手は声が聞き取れません。
「内気だからぼそぼそした話し方になるのは仕方ない」と思うかもしれません。
たしかに内気な性格が影響して、声が出にくいということもあるでしょう。
気が弱いと、発声にも影響して、自然とぼそぼそした話し方になるように思われます。
しかし、ぼそぼそした話し方をしていると、内気な性格を改善するのは難しくなります。
ぼそぼそした話し方をしていると「自分は弱い人間だ」と自己暗示をかけているようなもの。
ぼそぼそ話していると、心に迷いが生まれます。
優柔不断になったり面倒くさい気持ちが強くなったりします。
判断したり決断したりするのが苦手になり、ますます弱気になっていくのです。
本気で内気な性格を改善したいなら、まず話し方から改善しましょう。
心がけたいのは「はきはきした話し方」です。
声は心にも影響します。
はきはきした話し方を心がけることで、心も強くなります。
はきはきした話し方のためには、次の3つのポイントを意識するだけでOKです。
「声のボリュームを上げる」「滑舌をよくする」「言葉をはっきりさせる」です。
声のボリュームも上げましょう。
大声ではなく、相手が聞き取りやすいボリュームでかまいません。
内気な人は小声で話す傾向があるため、声のボリュームを少し上げてちょうどよくなります。
声を出せば覇気が出ます。
はきはき話すことで、弱々しい心が吹き飛び、強い心になります。
滑舌をよくしましょう。
言葉が聞き取りやすいよう、しっかり口を動かし、明瞭な発音を心がけるようにします。
自分が話しやすいように話すのではなく、相手が聞き取りやすいように話します。
言葉が聞き取りやすくなるので、コミュニケーションがスムーズになります。
言葉をはっきりさせるようにしましょう。
「○○だと思う」「○○かもしれない」という言い方は避けます。
濁した話し方をしていると、誤解を招くことがあります。
「○○です」「○○します」というはっきりした言い方のほうが、意味が伝わりやすくなります。
わからないことは「わからない」と答えればいいだけです。
はっきりした話し方を心がければ、意味が通じやすくなって、コミュニケーションが活性化します。
はきはき話せば、決断力が出てきます。
自分の意思で物事を決めやすくなるので、人生を切り開きやすくなります。
内気な性格が改善するから、はきはき話すのではありません。
はきはき話すから、内気な性格が改善するのです。
普段からはきはきした話し方を心がけていけば、内気な心が吹き飛んでいきます。