爽やかな人になりたいなら、愚痴や悪口に要注意です。
私たちの日常では、愚痴や悪口を言いたくなる場面があります。
予定が狂って、いらいらする。
不愉快な出来事に遭遇して、腹が立つ。
気に入らない出来事があって、むかむかする。
人間は、感情の伴った生き物。
時には感情が乱れるのも仕方ありません。
問題は、発散方法です。
いらいらしたときにありがちなのは、愚痴や悪口としての発散です。
ぐちぐち愚痴を漏らす。
陰で悪口を言いまくる。
もしくは、直接相手に向かって罵声を浴びせる。
愚痴や悪口を言えば、自分は気持ちがすっきりするかもしれません。
しかし、愚痴や悪口を言っていると、爽やかな人にはなれません。
愚痴や悪口といったネガティブな発言は、人に不快感を与えるため、悪印象です。
愚痴や悪口を言う人に、爽やかな人はいません。
裏表のギャップが大きいため、周囲の人を驚かせます。
どろどろした雰囲気を生み出し、人を寄せ付けない人になります。
愚痴や悪口ばかり言っていると、今度はあなたが愚痴や悪口を言われるようになるでしょう。
たとえ本人に聞こえなくても、陰で悪口を言うのはNGです。
悪口を言ったあなたはよくても、聞かされた相手は「いつか自分も陰で文句を言われそう」と感じ、ぞっとしているでしょう。
愚痴や悪口で笑いが取れたとしても、下品です。
相手が楽しそうに笑っていたとしても、相手が本当に心から笑っているかは疑問です。
相手は付き合いで仕方なく笑っているだけかもしれません。
愚痴や悪口を言っているかぎり、永遠に爽やかな人にはなれないのです。
愚痴や悪口を言う癖があるなら、やめることです。
非生産的であり、不毛です。
愚痴や悪口に時間や体力を使うくらいなら、自分の仕事に集中することです。
派閥があっても参加しない。
淡々と自分の仕事に集中したほうが、はるかに建設的で好印象。
なにより爽やかな印象があります。
どうしても言いたい一言があって我慢できないなら「注意」「忠告」として伝えるのがいいでしょう。
愚痴や悪口として発散させるくらいなら、直接本人に伝えるほうがまだ好印象です。
言い方には十分注意して、丁寧に伝えるようにします。
相手が納得すれば、改善につながります。
もし相手に言っても仕方ない不満なら、紙に書くことをおすすめします。
メモ用紙でもノートでも何でもかまいません。
言っても仕方ない不平不満は、気が済むまで紙に書いてしまいます。
手が疲れようと指が痛くなろうと、書いて、書いて、書きまくる。
書き終わった紙は、ごみ箱に捨てればOKです。
これなら誰の迷惑にもならず、個人で簡潔にストレスを発散できます。