爽やかな印象の服装を心がけるなら、意識したい色があります。
「白系」です。
もちろん完全な白でなくてもかまいません。
ミルキーカラーやパステルカラーなど、明るく柔らかい中間色も、白系の1つです。
「白は汚れが目立つ」と苦手意識を持つ人もいるでしょう。
たしかに小さな汚れも目立つので、気遣う場面も増えるでしょう。
暗い色のほうが、汚れが目立ちにくく、ごまかしやすい。
「白は平凡すぎる」「白は無難でつまらない」と思う人もいるでしょう。
慣れ親しんだ色の1つであり、面白さには欠けるかもしれません。
しかし、爽やかな印象を考えるなら、白系が一番です。
白以上に爽やかな色はありません。
爽やかを最も象徴する色は、白です。
そのため白系の服装を意識すると、爽やかな印象も出やすくなります。
汚れが目立ちやすいデメリットはありますが、考え方によってはメリットでもあります。
汚れへの注意喚起が促せるので、振る舞い方が丁寧になるメリットがあります。
「無難でつまらない色」と思うかもしれませんが、誤解です。
カジュアルでもフォーマルでも、白は定番であり基本です。
あなたが白の服装の人を見て、不快に思うことがないように、周りの人も白い服を不快に思うことはありません。
むしろ明るくてポジティブな印象のほうが目立つでしょう。
少なくとも評価を下げる色ではありません。
たとえば、白のワイシャツは、爽やかな服装の定番でしょう。
ビジネスでもプライベートでも、白のワイシャツは清潔感があり、好印象です。
あるいは、明るい青のワイシャツも悪くありません。
明るい青も白に近いので、爽やかな印象を出せます。
プライベートなら、白のズボンをはいてみるのもいいでしょう。
派手な印象を持つかもしれませんが、女性だけでなく、男性でも似合います。
最初は違和感があったとしても、しばらく着続けていると、だんだん慣れていくでしょう。
若い人向けのコーディネートというのも誤解です。
白のズボンは、10代や20代はもちろん、30代や40代がはいてもおかしくありません。
爽やかな印象だけでなく、若々しい印象も出ます。
爽やかな印象を考えるなら、白を基調にしたコーディネートを考えるといいでしょう。
白は、爽やかさのシンボルです。
白は、あなたを爽やかにさせるのです。