仕事中、眠くてうとうとしてしまうことはありませんか。
まぶたに重りがぶら下がっているかのようで、なかなかきちんと目が開きません。
眠気を吹き飛ばそうとしても、なかなかうまくいきません。
睡眠欲は、人の3大欲求の1つです。
眠気にあらがおうにも、なかなか体が言うことを聞いてくれません。
うとうとしているとき、無駄な時間が発生しています。
仕事に集中できているわけではありません。
かといって、きちんと休憩を取っているわけでもない。
中途半端な時間なのです。
うとうとしているときは、集中力が極度に落ちていて、仕事がなかなか前に進みません。
生産性は、ほぼゼロに等しい状態です。
眠気と戦いながら仕事をしていると、つまらないミスを誘発するのは時間の問題です。
ミスをすれば仕事のやり直しが発生して、程度によっては長い時間がかかることも少なくありません。
うとうとしながら仕事をしたところで、無駄な時間であり、良いことは1つもないのです。
無駄な戦いはやめましょう。
こういうときは、さっさと仮眠を取るのが一番です。
うとうとするのは、体が睡眠を欲している証拠。
カフェインで無理やり眠気を吹き飛ばすのもいいですが、本来眠いときは寝たほうがいいのです。
無理に眠気と戦うくらいなら、潔く仮眠を取ったほうが健康的です。
仮眠で仕事が一時的に止まることになっても、眠気が取れて集中できるようになれば、メリットが上回ります。
休憩室に移動して、机に突っ伏して、5分10分でいいので仮眠を取りましょう。
トイレの個室も、5分程度であればぎりぎり許容範囲でしょう。
わずか5分10分の仮眠でOK。
ただし、30分を越える睡眠は、深い眠りに入って夜の睡眠に影響するため注意しましょう。
30分以内の睡眠であれば、浅い眠りの範囲内で抑えられるため、夜中の睡眠に影響しにくいとされています。
心配な人は、20分以内の睡眠が無難でしょう。
きちんと目を閉じることが大切です。
視覚を遮断するだけでも、脳を休ませることができます。
眠気を取るだけなら、短い仮眠で十分な効果があります。
雰囲気が許されるなら「5分だけ仮眠させてください」と許可を得て、机に突っ伏して寝るのもいいでしょう。
理解のある職場であれば、すんなりOKをもらえるはずです。
さっと仮眠を取ったほうが、さっと眠気が取れます。
仮眠は、起きた後すぐ動けるメリットがあります。
短い仮眠で頭の中がすっきりすれば、仕事に集中できるようになるのです。