執筆者:水口貴博

同棲生活の30のマナー

20

同棲相手を「未熟な子ども」として扱わない。

同棲相手を「未熟な子ども」として扱わない。 | 同棲生活の30のマナー

相手を「未熟な子ども」として扱っていませんか。

自分では意識をしていなくても、気づかないうちに未熟な子どものように扱っていることがあります。

家事能力の高い人は、相手に対して、親のような口調で接してしまうことがあります。

「きちんと財布を持った?」

「ティッシュとハンカチを持った?」

「こっちのネクタイのほうが似合うと思うよ」

「きちんと朝食は食べた?」

「遅刻には気をつけて」

「無駄遣いには気をつけて!」

こうした口調が目立つなら要注意。

いつの間にか相手を未熟な子どもとして扱っている状態です。

相手が心配だからといって、あれこれ細かく指示する言い方をすると、相手もうっとうしくなります。

相手を未熟な子どもとして扱うと、相手のやる気を奪い、時にはプライドを傷つけます。

自発的な行動を妨げてしまうため、成長できることもできなくなってしまうのです。

相手を未熟な子どもとして扱うのは、できるだけ控えておくのがベターです。

心がけるなら、逆のパターンです。

「1人の大人」として扱うようにしましょう。

たとえ未熟な点が目立っていても、寛大になって、相手の意思や判断に任せるようにします。

「細かいことは任せます」

「○○さんの判断なら大丈夫でしょう!」

「○○さんのことだから、きっとうまくいくよ」

1人の大人として接すると、自分のことは自分で責任を持たなければいけない自覚を促せます。

「頼りにされている」「信頼されている」「認められている」と感じた相手は、その期待に応えたくなります。

心に火がつき、気力がみなぎってくる。

マナーや社会規範を守ろうという意識が高くなり、自分からスムーズに成長していけるのです。

言葉は、人の成長を刺激する力があります。

たった一言で相手の成長を奪うこともあれば、たった一言で相手の成長を促すこともあります。

「未熟な子ども」ではなく「1人の大人」として扱うことで、相手はぐいぐい成長を促していけます。

ますます社会で活躍できる、素晴らしい大人に成長していくはずです。

同棲生活のマナー(20)
  • 同棲相手は「未熟な子ども」ではなく「1人の大人」として扱う。
助け合いとはいえ、相手のお金や持ち物を盗む行為は窃盗罪。

同棲生活の30のマナー

  1. あなたの礼儀作法が表れるポイント。
    それは、玄関で脱いだ靴。
  2. 元の状態に戻すルールを守ろう。
  3. 同棲中に注意したい3つの禁句。
  4. 彼女を家政婦扱いしない。
  5. 力仕事は、積極的に男性が名乗り出る。
  6. 彼女が生理で苦しんでいるときこそ、男の出番。
    大切なのは「いたわり」と「思いやり」。
  7. 生理用品は、見えないように工夫をしておく。
  8. 美を磨く行為は、彼に隠れてこっそりするのが基本。
  9. 2人で決めたルールは、社会的なマナー違反になっていないか。
  10. 行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざける。
  11. 室内で長電話をするときは、同棲相手に配慮すること。
  12. 作ってもらった食事を食べ終えたら、感謝の言葉を伝えよう。
    「ごちそうさま。
    おいしかった」。
  13. 同棲中は、おならやげっぷはどうするか。
  14. 便座の上げ下げで揉めたときの、3つの説得方法。
  15. ジャージやスエットスーツを部屋着にすると、生活感が出すぎてしまう。
  16. 同棲では、謙虚な気持ちを持ち続ける。
  17. きれい好きな人は、完璧な清潔感を諦めることも大切。
  18. 帰宅時間は、きちんと連絡しよう。
  19. 夕食を食べて帰るにもかかわらず、連絡をしないのはマナー違反。
  20. 同棲相手を「未熟な子ども」として扱わない。
  21. 助け合いとはいえ、相手のお金や持ち物を盗む行為は窃盗罪。
  22. 携帯電話を盗み見したところで、いいことは1つもない。
  23. 試験や授業がうまくいかなくても、相手のせいにしないのがマナー。
  24. 同棲中の朝帰りをするときのマナー。
  25. 朝帰りを許すかの判断基準。
  26. 相手の親の悪口は禁句。
  27. 同棲でも、相手に言えない秘密はあってもいい。
  28. 同棲中にSNSやブログを楽しむなら、文言に注意する。
  29. 後ろめたい事情があったとしても、同棲相手に隠れて借金をしない。
  30. 長年同棲しているカップルが、あるとき結婚に踏み切る理由とは。

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