執筆者:水口貴博

同棲生活の30のマナー

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行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざける。

行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざける。 | 同棲生活の30のマナー

同棲中は、頻繁な連絡のやりとりに要注意です。

同棲中、部屋で一緒にいるときは相手の様子がわかりますが、外出中はわかりません。

2人が離れているときも、相手の様子が気になって、連絡を取りたがる人もいるでしょう。

たしかに同棲ではコミュニケーションが大切です。

単純な会話も、愛を育むことに貢献します。

一言でも二言でも言葉を交わすことで、気持ちのやりとりができるでしょう。

普段から相手とたわいもない会話を交わすことで、お互いの理解や信頼が深まります。

もちろん簡単な雑談程度の連絡ならいいですが、行動を監視するような連絡には注意が必要です。

「今、どこにいるの?」

「今、何をしているの?」

「今、誰といるの?」

「何のためにしているの?」

「どんなふうにしているの?」

1日に何度も連絡を取って、相手の状況を知りたがる。

頻繁に確認の連絡を取ると、相手も頻繁に返事をしなければいけなくなって大変です。

1日に何度も連絡しなければいけないと、手間がかかってため息が出るでしょう。

また相手は行動を監視されているように感じます。

物理的に離れていても、見えない鎖でつながれているように感じ、居心地が悪くなるはずです。

「離れているときくらい1人にさせてほしい」と思うでしょう。

そして「自分は信用されていないのだな」と思うに違いありません。

不信感を拭い去るための連絡が、かえって不信感を高める結果になる。

行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざけることになるのです。

相手の様子が気になっても、ぐっと我慢することも大切です。

確認の連絡をするなら、どうしても気になったときにするのがいいでしょう。

たとえば、帰宅が遅いときや出張のときです。

同棲中、お互いが離ればなれでいるときは、相手の行動を信用することも大切です。

本当に相手を信用しているなら、行動を監視するような連絡は最小限に抑えておくのがいいでしょう。

同棲生活のマナー(10)
  • 行動を監視するような連絡を強要しないようにする。
室内で長電話をするときは、同棲相手に配慮すること。

同棲生活の30のマナー

  1. あなたの礼儀作法が表れるポイント。
    それは、玄関で脱いだ靴。
  2. 元の状態に戻すルールを守ろう。
  3. 同棲中に注意したい3つの禁句。
  4. 彼女を家政婦扱いしない。
  5. 力仕事は、積極的に男性が名乗り出る。
  6. 彼女が生理で苦しんでいるときこそ、男の出番。
    大切なのは「いたわり」と「思いやり」。
  7. 生理用品は、見えないように工夫をしておく。
  8. 美を磨く行為は、彼に隠れてこっそりするのが基本。
  9. 2人で決めたルールは、社会的なマナー違反になっていないか。
  10. 行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざける。
  11. 室内で長電話をするときは、同棲相手に配慮すること。
  12. 作ってもらった食事を食べ終えたら、感謝の言葉を伝えよう。
    「ごちそうさま。
    おいしかった」。
  13. 同棲中は、おならやげっぷはどうするか。
  14. 便座の上げ下げで揉めたときの、3つの説得方法。
  15. ジャージやスエットスーツを部屋着にすると、生活感が出すぎてしまう。
  16. 同棲では、謙虚な気持ちを持ち続ける。
  17. きれい好きな人は、完璧な清潔感を諦めることも大切。
  18. 帰宅時間は、きちんと連絡しよう。
  19. 夕食を食べて帰るにもかかわらず、連絡をしないのはマナー違反。
  20. 同棲相手を「未熟な子ども」として扱わない。
  21. 助け合いとはいえ、相手のお金や持ち物を盗む行為は窃盗罪。
  22. 携帯電話を盗み見したところで、いいことは1つもない。
  23. 試験や授業がうまくいかなくても、相手のせいにしないのがマナー。
  24. 同棲中の朝帰りをするときのマナー。
  25. 朝帰りを許すかの判断基準。
  26. 相手の親の悪口は禁句。
  27. 同棲でも、相手に言えない秘密はあってもいい。
  28. 同棲中にSNSやブログを楽しむなら、文言に注意する。
  29. 後ろめたい事情があったとしても、同棲相手に隠れて借金をしない。
  30. 長年同棲しているカップルが、あるとき結婚に踏み切る理由とは。

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